人と、オペラと、芸術と ~ ホセ・クーラ情報を中心に by Ree2014

テノール・指揮者・作曲家・演出家として活動を広げるホセ・クーラの情報を収集中

(レビュー編) 2017年 ホセ・クーラ ワーグナーのタンホイザーに初挑戦 / Jose Cura / Tannhäuser

2017-02-26 | ワーグナーのタンホイザー



ホセ・クーラがワーグナーに初挑戦した、モンテカルロ歌劇場のタンホイザー・パリ版フランス語上演。レビューも、ほとんどが高く評価しました。

最終日、2月28日の舞台は、前回の投稿で紹介したとおり、ライブ中継があります。このタンホイザーについての情報を掲載したこれまでの投稿もご参照ください。
 → (放送告知編) 、(リハーサル編) 、(緊急告知編)

今回は、ネット上で読むことができたレビューから、全体の評価と、主にクーラに対する部分を抜粋して紹介したいと思います。





Tannhäuser in French at the Monte-Carlo Opera
Conductor= Nathalie Stutzmann
Directer= Jean-Louis Grinda
Set&Light= Laurent Castaingt , Costumes= Jorge Jara

Tannhäuser= José Cura
Hermann, Landgrave de Thuringe= Steven Humes
Wolfram= Jean-François Lapointe
Elisabeth, nièce du Landgrave= Meagan Miller
Vénus= Aude Extrémo
Walther= William Joyner , Biterolf= Roger Joakim , Henry= Gijs van der Linden
Reinmar= Chul-Jun Kim , Un Pâtre= Anaïs Constans


第1幕 女神ヴェーヌスのヴェーヌスベルクで、麻薬や愛欲に溺れる騎士タンホイザー



●フランス全てで見る価値がある

「ワーグナーのオペラの素晴らしいパフォーマンス」 「成功は総合的」
「歌手は豪華な布陣、筆頭はホセ・クーラ、英雄的な声」
「フランスのTVはタンホイザーを全編放送する。フランスのすべてが、このショーを、クーラとこのカラー(カラフルな照明・映像を使った演出のことか?)で、すべて見る価値がある!」
(「Monaco-Matin」)


ヴェーヌスベルクを脱出したタンホイザー。かつての主人、領主ヘルマンや親友ヴォルフラムと再会し、再び城に戻ることを決意する。



●この偉大な芸術家は、何を歌い、どの表現するかを理解している

「復活したフランス語の台本の「タンホイザー」、本当のパリ版。絶品」
「確かにホセ・クーラは、情熱的で豊かなタンホイザーを体現している。ヴァルトブルクの厳しさより、ヴェーヌスベルクの官能性で、よりいっそうに」
「オペラハウスの小さなサイズは、スコアに合った繊細でニュアンスのある歌を可能にしている」
(「Lalibre」)

「この偉大な芸術家は、彼が何を歌い、どのように表現するかを理解している」
(「Forumopera」)


第2幕 かつての恋人エリザベートに再会し、愛を確認しあう。





●最高レベルでこの難役を修得

「ワーグナーのコミュニティにとって、この初演は特別な意味があった。モンテカルロは、タイトルロールをホセ・クーラがすることを発表した!結論として、その結果は、センセーショナルだった」
「アルゼンチン人(クーラ)は、今までイタリアとフランスのレパートリーのプロフェッショナルとして活動してきたが、最高レベルで、この困難な役を修得した。彼の同僚たちがその成功を喜んでいるところでは、クーラは、想像を絶する表現のパレットを所有している」
「エリザベートとのデュエットで・・パッセージのリズミカルな精度にはただ驚嘆した。」
「叙情的な語りと外向的自己忘却の表現の混ざり合ったローマ語りにおいて、すでにアンネマリー・クレーマーの深い祈りによって高められた緊張が、耐え難いほどのレベルで最高潮に達する」
「国際的なディレクターの協会は、ホセ・クーラが深くドイツ語を学ぶコースの資金提供のために、今、一緒に動くべきだ。このように歌うタンホイザー歌手は、バイロイトからテアトロ・コロン劇場まで(世界中という意味か)、そうは多くいない」
(「Die Presse」)


愛を称える歌合戦に参加したタンホイザー。精神的な愛を称える他の騎士たちに対して、自由で官能的な愛を歌い、ヴェーヌスを称えたため、激しい反感をかい、領主に追放される。







●タンホイザーの人間性と脆弱性を探求

「ホセ・クーラの解釈はマッチしている」
「枯渇することのない混ざり合った声の卓越した修得によって・・柔らかい声でささやくローマ語りで最高潮に達する」
「アルゼンチンのテノールは、何よりも、タンホイザーの人間性と脆弱性を探求しようとしている。かつてヴォルフガング・ヴィントガッセンによって見事に具現化されていた、病的で、非友好的、その対立」
(「Concertonet」)


第3幕 ローマに贖罪の巡礼に行ったが、許されることなく戻ったタンホイザー。ヴォルフラムと再会し、ローマでの顛末を語る「ローマ語り」。エリザベートの深い愛と死を知り、悔恨にさいなまれる。








●ローマ語りは非常に劇的で強力

「ホセ・クーラはタンホイザーとして、役柄のさまざまな段階にドラマティックに注ぎ込むことができる」
「ローマ語りの非常に劇的で強力な物語が心に残る」
(「Bachtrack」)

「主役を担ったホセ・クーラ。その絶望的なローマ語りは非常に効果的だった」
(「arts-spectacles」)


●クーラはプロダクションに人間のキャラクターを与えた

「彼の演劇的な存在感を通じて、このプロダクションに、特にその "人間"のキャラクターを与えたのはホセ・クーラだった」「特に第2、3幕では、完全に彼の要素内にある」
「クーラは、衝動を制御することができないために絶えず落ちいる(タンホイザーの)キャラクターの苦悩の中に、私たちの興味を引きこむ」
「クーラは、深刻なシーンに、ユーモアを挿入することさえある。・・友人のヴォルフラムにヴェーヌスベルクの喜びを味わってもらうように勧める。このような演技の描写は台本にはないが、このジェスチャーはキャラクターに明るさを与え、セックスと禁欲主義の間の二元論からオペラを解放することに役立つ」
(「Classicagenda」)







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クーラの初挑戦、そしてタンホイザーのパリ版フランス語上演という思い切った試みは、全体として、非常に高く評価されたようです。

オーストラリアの保守系の全国紙がクーラのタンホイザーを大絶賛し、「世界中の劇場のディレクターはクーラに完全なドイツ語修得のための資金調達を」とまで書いたのには、びっくりしました。クーラのワーグナーをもっと聞きたいという、つよいエールと賛辞だと思いました。

現地2月28日の最終日のライブ放映がたいへん楽しみです。

*アップされた録画リンク








*これらの美しい画像は、劇場のHPや報道などからお借りしました。モンテカルロ歌劇場のHPには、まだまだ魅力的な画像が大量に掲載されています。ぜひご覧ください。
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(放送告知編) 2017年 ホセ・クーラ ワーグナーのタンホイザーに初挑戦 / Jose Cura / Tannhäuser

2017-02-23 | ワーグナーのタンホイザー



2017年2月19日に初日を迎えた、ホセ・クーラ初のワーグナー・ロール、タンホイザー。
このモンテカルロ歌劇場のプロダクション、初日の会場は、大喝采。そして多くのレビューも大絶賛でした。

タンホイザーのパリ版フランス語上演という歴史的な意義に加えて、主演のクーラをはじめとする歌手、合唱、演出、指揮、オケなど、パフォーマンス全体を高く評価するレビューが少なくありませんでした。

フランスの公共テレビ局フランス3が収録するという情報が入っていましたが、ようやく、放送日時が決まりました!
どうやら、最終日の2月28日の舞台を、ライブ放送するようです。

 → 無事放送終了! オンデマンドで2017年9月1日まで視聴可です!


●現地時間――2月28日(火)午後8時~放送開始

●日本時間――3月1日(水)午前4時~
 
●放送時間――3時間20分

●放送は、フランスの放送局のインターネットサイト、CULTUREBOX




*アップされた録画です



Conductor= Nathalie Stutzmann
Directer= Jean-Louis Grinda
Set&Light= Laurent Castaingt , Costumes= Jorge Jara

Tannhäuser= José Cura
Hermann, Landgrave de Thuringe= Steven Humes
Wolfram= Jean-François Lapointe
Elisabeth, nièce du Landgrave= Meagan Miller
Vénus= Aude Extrémo
Walther= William Joyner , Biterolf= Roger Joakim , Henry= Gijs van der Linden
Reinmar= Chul-Jun Kim , Un Pâtre= Anaïs Constans


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指揮者は、ナタリー・シュトゥッツマン、演出は、モンテカルロ歌劇場の総支配人でもあるジャン=ルイ・グリンダ。

ジャン=ルイ・グリンダは、日本の新国立劇場で、この3月14日から始まる新制作のルチアの演出家でもあります。このルチアは、モンテカルロ歌劇場との共同制作なのですね。
グリンダ氏は、タンホイザーの初日を終えて、すぐに出発し、すでに日本に滞在中のようです。フェイスブックに、「ホテルの窓から富士山が見える」と写真を投稿していました。

モンテカルロ歌劇場は、このタンホイザーの宣伝動画をアップしてくれています。クーラのインタビューなども入り、とても美しい舞台の様子が分る動画です。

Tannhäuser - MONACO INFO - Février 2017 2



ライブ放送は、日本時間の深夜から朝にかけてなので、なかなかきついですが、オンデマンドでしばらく見られる可能性もあるかもしれません(??)
先ほどのリンクページに、184日間、再生できると書いてありました‼
2/27追加 184日間という表示が見つからなくなりました。オンデマンドがあるのかどうか、現時点では未確認です。
→ 前述のとおり、9月1日まで、オンデマンド視聴可能です。

また、この動画の最後に、ナレーターが、DVDについてふれていますので、録画がDVDとしてリリースされるかもしれません。
クーラの出演したオペラのDVDは、これが実現すれば、2010年のカールスルーエのサムソンとデリラ以来です。
楽しみに待ちたいと思います。

舞台の様子、またレビューもたいへん興味深いものがたくさん出ていますので、次回まとめて紹介したいと思います。








*写真は、モンテカルロ歌劇場のHP,FBなどからお借りしました。
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(リハーサル編) 2017年 ホセ・クーラ ワーグナーのタンホイザーに初挑戦 / Jose Cura / Tannhäuser

2017-02-17 | ワーグナーのタンホイザー

モンテカルロ歌劇場HPに掲載されたタンホイザーのリハーサルの写真)


ホセ・クーラがはじめて挑戦するワーグナー、タンホイザーのパリ版フランス語上演の初日が、いよいよ目前、2月19日(日)に迫りました。劇場はモナコのモンテカルロ歌劇場、プロダクションは、ドイツのボン劇場との共同制作だそうです。

4日間の公演のチケットは、すでに全席完売とのことです。
リハーサルも順調にすすんでいるようで、劇場や指揮者がさまざまな画像をネットにアップしてくれていますし、クーラ自身も、まだ少ないですが、新たにはじめたインスタグラムで発信しはじめています。

まずはリハーサルの様子を中心に、いくつか画像をお借りして紹介したいと思います。





モンテカルロ歌劇場は、モナコの有名なカジノに隣接した、非常に豪華絢爛の建物のようです。
クーラは、これまでこの劇場で、ヴェルディのスティッフェリオに出演、アルゼンチン音楽のリサイタルも開いています。

座席数は、わずか524!
これはこれまでクーラが近年出演している劇場のなかで、最も小さく、巨大劇場のテアトロコロン(2487席)、メトロポリタン歌劇場(3088席)をはじめ、欧州の主要劇場のスカラ座(2030席)、ウィーン国立歌劇場(1709席+立見席)や日本の新国立劇場(1814席)と比べると、その小ささがわかります。小規模といわれるチューリッヒ歌劇場(1189席)でもモナコの倍の規模です。
しかし、これほど贅沢な劇場はないといえます。歌手の表情や演技も近くに見え、声もよく響くことでしょう。クーラにとっても、ワーグナー初挑戦には、最適ともいえますね。





TANNHÄUSER Richard Wagner

2017年2月19日(日曜日) - 15H
2017年2月22日(水曜日) - 20H(GALA)
2017年2月25日(土曜日) - 20H
2017年2月28日(火曜日) - 20H

Conductor= Nathalie Stutzmann
Directer= Jean-Louis Grinda
Set&Light= Laurent Castaingt , Costumes= Jorge Jara

Tannhäuser= José Cura
Hermann, Landgrave de Thuringe= Steven Humes
Wolfram= Jean-François Lapointe
Elisabeth, nièce du Landgrave= Meagan Miller
Vénus= Aude Extrémo
Walther= William Joyner , Biterolf= Roger Joakim , Henry= Gijs van der Linden
Reinmar= Chul-Jun Kim , Un Pâtre= Anaïs Constans



指揮者のナタリー・シュトゥッツマンがFBに掲載した、リハーサルの様子。

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いつもは、リハーサル期間に、インタビューや役柄解釈などについて、いろんな投稿を掲載してくれるクーラですが、今回は、初のワーグナー挑戦のためか、ほとんど、フェイスブックでの発信はありませんでした。

●『Das Opernglas』誌の表紙とインタビューに登場

一方、ドイツの有名なオペラ雑誌『Das Opernglas』2017年2月号に、表紙に登場し、ワーグナーのタンホイザーでのデビューや、5月のボンでのピーター・グライムズ演出・主演などについてのインタビューが掲載されました。
まだ実物を入手していないので内容はわかりませんが、「私は全く新しい世界を発見する過程にいる」と見出しがたてられていて、初挑戦のワーグナーで苦闘しつつ、新たな世界へチャレンジしていることなどが語られていると思われます。


  

『Das Opernglas』誌は、記事ごとのPDFでも、1冊でも、ネットで購入できるようですので、興味のある方は、ぜひHPをご覧になってください。
 → 『Das Opernglas』 HP


●南西ドイツ放送(SWR)で2時間の特集番組(2月19日までオンデマンドで日本でも可)

またドイツの公共放送、南西ドイツ放送(SWR)がラジオで2時間のクーラ特集番組を放送しました。タンホイザー初日の2月19日の午後3時まで(現地)、ネットでオンデマンドで聴くことができます。日本時間だと19日(日)の夜11時まで可能だと思います。
内容は、インタビューとクーラの歌や指揮した曲など。最近のアルゼンチン・南米の歌のコンサートでの歌唱をはじめ、かつてのプッチーニアリア集からの「誰も寝てはならぬ」など、たくさんの曲が放送されてます。クーラは英語で話していますが、ドイツ語の通訳が被っていますので、ちょっと私には聞き取りが困難ですが、主に、クーラの人生とキャリアについて、問われて語っているようです。
クーラはFBで、「SWRがこんなに素晴らしいプログラムで私を賞賛するとは思わなかった。 ありがとう、SWR!」と驚いたことを書いていました。

 → クーラの番組へのリンク SWR南西ドイツ放送



以下、指揮者シュトゥッツマンやモンテカルロ歌劇場がアップしてくれた、リハーサルの画像をいくつか紹介しながら、以前のクーラのインタビューからタンホイザーへの思いについて触れた部分を抜粋して、再掲したいと思います。


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このお花畑のようなところがヴェーヌスベルクでしょうか?メルヘンの世界のようです。


リハーサル中のクーラや出演者たち。





――クーラのフェイスブックから フォロワーの質問に答えて(再掲)

Q、ワーグナーへの挑戦は?


A、タンホイザーの音楽、一般にワーグナーは、私のように、音楽と演技とのリアルな結びつきを求める者にとっては、理想的とはいえない。しかしこれはスタイルの問題であり、私が解決すべき問題だ。

それには関係なく、ワーグナーの音楽は、信じがたいほどの音のモニュメントだ。残念なことに、台本は愚かしいけれど...。
とにかく私は、タンホイザーをやってみたかった。
なぜなら、私は少なくとも一生に一度は、ワーグナーのオペラを演じたかったからだ。ドイツ語は私には手が出せないので、この「フランス語上演」のチャンスを手放すことはできなかった。







――ついに実現するワーグナーでのデビュー(2016年9月のリエージュでのインタビューより再掲) 

Q、2007年のインタビューでは、2010年にコンサート形式でパルジファルを歌うと聞いたが?


A、私はドイツ語を怖れ、自分のスコアを知っていたが、コンサート形式なら可能だろうと思い、受け入れた。しかしコンサートは残念ながらキャンセルされた。


Q、ついに2017年2月に、モンテカルロでワーグナーのタンホイザーにデビューするが?

A、タンホイザーは、偉大で、巨大な、非常に難しい役柄であり、私は怖ろしく怯えていることを告白しなければならないが、もし私がマスターしていない言語でそれを解釈しなければならないならば、それは単に不可能だっただろう。少なくとも、フランス語版のおかげで、私はワーグナーを歌うことができる。


ピアノドレスリハーサルの様子(指揮者のFBより)。歌合戦の場面でしょうか?



Q、このフランス語版タンホイザーのプロジェクトはどのように始まった?

A、私がヴェルディのオペラ、スティッフェリオのためにモンテカルロ歌劇場に行った時、Jean-Louis Grindaは、タンホイザーのパリ版をやりたがっていた。彼が私に提案し、私はやりたかったと答えた。そして、それがフランス語で正式に書かれた唯一のワーグナーであるので、私の唯一のワーグナーへの挑戦となるだろうと思う。

Q、言語だけでなく、長さも問題になる?

A、私はタンホイザーと苦闘している。キャラクターのなかに意味を見いだすために、多くの労力を費やす。音楽が展開するにつれて、つぎつぎ現れ、3秒で表現されている可能性すらあるメッセージをつかみとるために。
レトリックはワーグナーのスタイルの一部であり、その音楽の美しさは信じられないほどだ。しかし、イタリアオペラのリズムに慣れ、「リアリズム」の演技のなかにいる人間には、多くの思考が必要であり、私はバランスを見つける必要がある。

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●現地の公演紹介企画より

公演紹介のHPに紹介されていたタンホイザーの衣装のスケッチ画。

  




●指揮者のFBより

ナタリー・シュトゥッツマンのフェイスブックには、いろいろなリハーサル中の写真がアップされています。演出家の娘を出演者が交代で子守りしてる様子など、リラックスしている家族的な雰囲気です。
子ども好きのクーラ、演出家の娘とツーショット。






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初日をいよいよ数日後に控え、ドレスリハーサルの写真も続々と発信されつつあります。次回は、それらや、本番の舞台の情報などを紹介したいと思っています。

どの写真をみても、わくわくするようなものばかりです。実際にモナコに飛んで行けないのが、つくづく残念です。
とにかく、初挑戦のワーグナー、困難はあったでしょうが、無事にリハーサルがすすんだことは本当に良かったです。本番の成功を心から願っています。




*画像は、クーラや劇場、指揮者シュトゥッツマンなどのHP,FBからお借りしました。
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ホセ・クーラ これまでの軌跡 ~ 主な舞台出演の一覧

2017-02-13 | 経歴・これまでの活動



ホセ・クーラは、1991年に母国アルゼンチンからイタリアに移住し、テノールとしての国際的なキャリアを歩み始めました。
もともと指揮者、作曲家志望で、テノールとして世界中で歌いながら、指揮、作曲、さらに演出、舞台デザインなど、多面的な活動をひろげています。

これまで年表的な略歴などもつくってみましたが、今回は、出演記録のようなものとして、渡欧後(1991年~)のクーラの舞台を、クーラのHP掲載の経歴や、ネット上の情報、ファンサイトの情報などから、一覧にしてみました。

あくまでも覚え書的な、ただの一覧表ですので、こんなものに興味があるのは私くらいかもしれません・・(笑)。
ただ、クーラの活動は日本ではほとんど報道されていないので、ご参考まで(^^)

*最終的にはキャンセルされた公演や誤り、欠落などもあるかもしれませんので、ご了承ください。
 また追加していく予定ですが、最近の公演(2017年~)は、毎年のカレンダーをご参照ください。


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≪2016年≫

・1月 オテロ/ヴェルディ 1/7, 10,17 ヘッセン州立歌劇場 ヴィースバーデン
・1月 オテロ/ヴェルディ 1/21,26(キャンセル),29 2/1 リセウ大劇場 バルセロナ
・2月 指揮 ラフマニノフ「交響曲第2番」、クーラ作曲「マニフィカト」他 2/10,11 プラハ交響楽団/スメタナホール/プラハ
・2月 マスター・クラス 2/13~18  プラハ交響楽団
・3月 指揮 マニフィカト/バッハ、マニフィカト/クーラ 3/11,12 聖ニコライ大聖堂/チェスケー・ブジェヨヴィツェ
・3月 オテロ/ヴェルディ 3/19,27 ザルツブルク復活祭音楽祭
・3月 道化師/レオンカヴァッロ 3/23,26 ベルリン・ドイツ・オペラ
・4月 指揮 オテロ/ヴェルディ(コンサート形式) 4/23(シェークスピア没後400年記念日)  ジュールフィル/アウディ・アリーナ/ジュール
・6月 西部の娘/プッチーニ 6/4,9,12,15,24 ハンブルク州立歌劇場
・7月 オテロ/ヴェルディ 7/6  スロヴェニア・リュブリャナ「リュブリャナ・フェスティバル」
・7月 コンサート(指揮と歌) 7/10、11 ドブロブニク・サマーフェスティバル (オープニングコンサートとガラコンサート) 
・9~10月 歌・演出・舞台デザイン トゥーランドット/プッチーニ 9/22,25,27,29 10/1,4  出演(カラフ)、セットデザイン、演出 ワロニー王立歌劇場/リエージュ・ベルギー
・10月 指揮と歌 10/19,20 マスタークラスで選抜した若手アーティストとのコンサート プラハ交響楽団 スメタナホール/プラハ
・10月 トスカ/プッチーニ カヴァラドッシ 10/23, 26, 30 ドレスデン歌劇場/ ドレスデン・ドイツ
・11月 コンサート(歌) 11/6 アルゼンチン、南米の歌 ザールブリュッケン
・11月 コンサート(歌) 11/7 同上 ルクセンブルク 
・11~12月 西部の娘/プッチーニ 11/27,30 12/3,6 ウィーン国立歌劇場 ライブストリームあり
・12月 指揮 アルゼンチン音楽、ラヴェルのボレロ 12/7,8 プラハ交響楽団/スメタナホール/プラハ ユニセフのためのコンサート
・12月 指揮 ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界より」など 12/17 スペイン・リェイダ 


(オテロ リュブリャナ)

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≪2015年≫

・1月、2月 オテロ/ヴェルディ 1/29、2/24 プラハ国立歌劇場
・2月 オテロ/ヴェルディ 2/8、11 ハンガリー国立歌劇場 ブダペスト
・2月 コンサート(歌) 2/21 ポップス、クロスオーバー 共演マホ・アンドレア ブダペスト・スポーツアリーナ 
・3月 カルメン/ビゼー  3/22, 24, 28 スカラ座 ミラノ カルメンはエレーナ・ガランチャ
・4月 指揮 クーラ作曲「マニフィカト」世界初演、他 4/3,4  マッシモ・ベリーニ劇場
・4月 コンサート(歌) 4/9 知的障害者支援財団のチャリティーコンサート マドリード
・5月 コンサート(歌) 5/3 オペラアリア・コンサート 共演ロスト・アンドレア ジュール・アリーナ ハンガリー・ジュール
・5月 指揮 マーラー交響曲第2番「復活」 5/9 ノヴィ・ソンチ
・5月 トスカ/プッチーニ 5/23、26  ヘッセン州立歌劇場 ヴィースバーデン国際フェスティバル
・5月 トゥーランドット/プッチーニ 5/30 ボンオペラ劇場 ボン
・7月 演出・舞台デザイン・出演 カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ、道化師/レオンカヴァッロ(カニオのみ出演、リエージュのプロダクション再演) 7/14, 16, 17, 18, 21 テアトロコロン
・7月 指揮 コンサート カルメンからの抜粋、ドヴォルザーク「新世界より」他 7/30 キルチネル文化センター ブエノスアイレス
・9月 サムソンとデリラ/サン=サーンス 3/9、11、13 北京国家大劇院 
・9月 道化師/レオンカヴァッロ 9/18, 20  スロヴァキア国立歌劇場 ブラチスラヴァ
・10月 コンサート(歌) 10/7,8 クーラ作曲「もし私が死んだら」オーケストラヴァージョン世界初演 指揮ピエタリ・インキネン プラハ交響楽団 スメタナホール
・11月~翌年6月 演出・舞台デザイン・メイクなど ラ・ボエーム/プッチーニ 11/21~(初日のみカメオ出演) ストックホルム王立歌劇場 
・11月 トゥーランドット/プッチーニ 11/28(ガラ) マンハイム歌劇場 
・12月 指揮 12/6  クラクフ ポーランド


(指揮 マーラー)

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≪2014年≫

・1月 アンドレア・シェニエ/ジョルダーノ 1/10, 15, 19 ストックホルム王立歌劇場
・2月 コンサート(歌) 2/21, 22, 23 南米音楽 コンチェルトハウス・ベルリン
・3月 コンサート 3/13 ブラスチラヴァ スロヴァキア
・3月 コンサート 3/15 オストラヴァ チェコ
・3月 トスカ/プッチーニ 3/21, 23  ハンガリー国立歌劇場
・3月 トスカ/プッチーニ 3/27(ガラ) ボンオペラ劇場
・4月 カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ、道化師/レオンカヴァッロ 4/5 ハノーファー ドイツ
・4月 コンサート 4/8  チューリッヒ・トーンハレ
・5~6月 オテロ/ヴェルディ  ケルン歌劇場 5/18, 20, 23, 25, 30、6/1 
・6月 コンサート 6/20 オランジュ 古代ローマ劇場 フランス
・6月 コンサート 6/27 ドイツ・オペラ・アム・ライン  デュッセルドルフ
・7月 トスカ/プッチーニ 7/19 野外オペラ NDRクラシック・オープンエア2014 ハノーファー
・7月 トスカ/プッチーニ 7/20  リューベック
・8月 コンサート 8/3  ボドルム トルコ
・9月 西部の娘/プッチーニ 11, 14, 18 ウィーン国立歌劇場
・9月 コンサート(歌) オペラ・ガラ  9/25 アレーナ・ディ・ヴェローナ
・10月 コンサート(歌)エレーナ・オブラスツォワ 生誕75周年記念  10/28 ボリショイ劇場 モスクワ
・10月 コンサート(作曲家として) クーラ作曲「スターバト・マーテル」世界初演 10/31 指揮マリオ・デ・ローズ チェスケー・ブジェヨヴィツェ
・11月 コンサート(指揮と歌) 11/22 ザブジェ ポーランド
・12月 リサイタル アルゼンチンの歌 12/3 モンテカルロ歌劇場
・12月 トスカ/プッチーニ 12/19 リンツ州立劇場 オーストリア
・12月 コンサート ニューイヤーイブ・コンサート 12/31 リトアニア国立オペラ・バレエ劇場  ヴィリニュス


(シェニエ ストックホルム)

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≪2013年≫

・1月 カルメン/ビゼー 1/10 ベルリン・ドイツオペラ
・1月 指揮 仮面舞踏会/ヴェルディ 1/19, 22, 23, 26, 27, 29, 30 マッシモ・ベリーニ劇場 カターニャ
・1月 指揮 コンサート 1/25 マッシモ・ベリーニ劇場 カターニャ
・3月 カルメン/ビゼー 3/1 メトロポリタンオペラ
・3月 オテロ/ヴェルディ 3/11, 15, 20, 23, 27, 30 メトロポリタンオペラ
・4月 スティッフェリオ/ヴェルディ 4/20, 23, 26, 28 モンテカルロ歌劇場
・5月 アンドレア・シェニエ/ジョルダーノ 5/16, 21, 24 ウィーン国立歌劇場
・5月 コンサート 5/25 モスクワ
・5月 コンサート 5/29 モスクワ
・6月 指揮 コンサート アンタリヤ・野外劇場アスペンドス トルコ
・7月 出演・演出・舞台デザイン オテロ/ヴェルディ 7/18, 21, 24, 27, 30 テアトロコロン ブエノスアイレス
・9月 オテロ/ヴェルディ 9/14, 17, 20, 23 ウィーン国立歌劇場
・9月 コンサート(歌) アルゼンチン・南米音楽 9/27 ソリア スペイン
・10月 コンサート(歌) サル・プレイエル 10/8 パリ
・11月 オテロ/ヴェルディ 11/9, 20, 28 ベルリン・ドイツオペラ
・12月 コンサート 12/3 ブダペスト
・12月 コンサート アルゼンチンの歌 12/9 ウィーン・コンツェルトハウス


(オテロ MET)

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≪2012年≫

・1月 オテロ/ヴェルディ 1/1, 5, 8 チューリッヒ歌劇場
・1月 トスカ/プッチーニ 1/13 ヴィースバーデン
・1、2月 トゥーランドット/プッチーニ 1/24, 26, 29、2/1  チューリッヒ歌劇場
・2、3月 オテロ/ヴェルディ ガラ公演 2/11、3/2 スロヴァキア国立歌劇場
・3、4月 トスカ/プッチーニ 3/19, 22, 30、4/2 ウィーン国立歌劇場
・5月 指揮、演出、舞台デザイン、衣装 つばめ/プッチーニ 5/6, 8, 10, 11, 13, 15 ナンシー・ロレーヌ国立劇場 フランス
・5月 オテロ/ヴェルディ 5/21, 23, 25  ルクセンブルク大劇場 ルクセンブルク
・5月 トスカ/プッチーニ 5/31  ケルン歌劇場
・6月 コンサート ドヴォルザークフェスティバル オープンエア・ガラ 6/2 オロモウツ チェコ
・6月 トスカ/プッチーニ 6/9, 12 ストックホルム王立歌劇場
・6月 コンサート オペラガラ Philharmonic 6/16 サンクトペテルブルク
・6月 コンサート ガラ 6/21 クレムリン宮殿 モスクワ
・6月 オテロ/ヴェルディ  6/24 チューリッヒ
・7月 コンサート ガラ 7/12  国際イスタンブールオペラフェスティバル  トルコ
・8月 道化師/レオンカヴァッロ  8/24, 25, 26 チェスキー・クルムロフ 国際音楽フェスティバル  
・11、12月 主演、演出、舞台デザイン カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ、道化師/ レオンカヴァッロ 11/17, 20, 22, 25, /27, 30、12/2 ワロン王立歌劇場 リエージュ
・12月 カルメン/ビゼー 12/15, 18  ベルリン・ドイツオペラ


(カヴァレリア/道化師 リエージュ)

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≪2011年≫

・1、2月 道化師/レオンカヴァッロ 1/16, 18, 20, 22, 25、2/1, 5 ミラノ・スカラ座
・2月 コンサート(指揮) ウーディネ イタリア
・3月 クリスタル・ボール 3/5 スロヴァキア国立歌劇場 
・3月 カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ、道化師/ レオンカヴァッロ 3/13, 16, 19 チューリッヒ歌劇場
・4月 カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ、道化師/ レオンカヴァッロ 4/5, 8, 11, 14, 17 リセウ大劇場 バルセロ
・4、5月 ラ・ボエーム/プッチーニ 4/20, 23、5/5 チューリッヒ歌劇場
・5月 サムソンとデリラ/サン=サーンス  5/15, 19, 21, 26, 29 ベルリン・ドイツオペラ
・6月 カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ、道化師/ レオンカヴァッロ 6/2, 5, 13, 19 チューリッヒ歌劇場
・6月 カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ、道化師/ レオンカヴァッロ 6/21, 25, 29 ウィーン国立歌劇場
・7月 コンサート オープンエア・ガラコンサート 7/8 ベルリン 
・7月 コンサート オープンエア・ガラコンサート 7/17  サヴォンリンナ・オペラフェスティバル フィンランド
・7月 コンサート ガラ  7/23 サーレマー エストニア
・8月 オテロ/ヴェルディ 8/1 サンタンデール国際音楽フェスティバル  スペイン
・8月 道化師/レオンカヴァッロ 8/5, 6, 7, 9, 10 チェスキー・クルムロフ 国際音楽フェスティバル
・9月 コンサート 東日本大震災支援日本チャリティー 9/4 ロレーヌ国立歌劇場  ナンシー
・9月 サムソンとデリラ/サン=サーンス  9/22, 24 ソウル芸術センター 韓国
・9月 コンサート ガラ 9/28  テジョン文化芸術センター 韓国
・10月 西部の娘/プッチーニ 10/7, 12, 14, 21 チューリッヒ歌劇場
・10月 オテロ/ヴェルディ 10/20, 23, 26, 30 チューリッヒ歌劇場
・11月 トゥーランドット/プッチーニ  11/18, 24 チューリッヒ歌劇場
・11月 オテロ/ヴェルディ 11/6, 22, 27 チューリッヒ歌劇場
・12月 カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ、道化師/ レオンカヴァッロ 12/12, 15, 17, 19 デンマーク王立劇場 コペンハーゲン


(ボエーム チューリッヒ)

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≪2010年≫

・1月 スティッフェリオ/ヴェルディ 1/11,14, 19, 23, 26, 30 メトロポリタン歌劇場 
・2月 オペラボール 2/13  ハンガリー国立歌劇場 ブダペスト
・2月 トスカ/プッチーニ 2/14, 17 ウィーン国立歌劇場
・2月 カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ、道化師/ レオンカヴァッロ 2/20, 23, 27 ウィーン国立歌劇場
・3月 コンサート ガラ 3/14  モスクワ 
・3月 ラ・ボエーム/プッチーニ 3/20, 28 チューリッヒ歌劇場
・4月 コンサート ガラ  4/17 アテネコンサートホール 
・5月 コンサート ガラ  5/4  コヤン 韓国
・5月 トゥーランドット/プッチーニ 5/13, 23 ベルリン・ドイツオペラ
・5、6月 オテロ/ヴェルディ 5/30、6/2, 4, 8, 10, 13 ベルリン・ドイツオペラ
・6月 エドガール/プッチーニ 6/18, 20, 22, 24  ボローニャ歌劇場
・7月 コンサート ガラ 7/1  Operalia Festival アスタナ カザフスタン
・7月 コンサート オープンエア ガラ 7/16, 18 チェスキー・クルムロフ
・7月 コンサート ガラ ヴェスプレーム・フェスティバル 7/30 ハンガリー
・8月 コンサート ガラ ノイマルクト ドレスデン 8/6
・9月 マスタークラス ロレーヌ国立歌劇場 ナンシー
・10月 オテロ/ヴェルディ 11/2 ガラ カールスルーエ・バーデン州立歌劇場
・10、11月 演出・主演 サムソンとデリラ/サン=サーンス 10/15, 17, 22, 24, 30、11/1 カールスルーエ・バーデン州立歌劇場
・10月 トスカ/プッチーニ 10/26, 28 チューリッヒ歌劇場
・11、12月 西部の娘/プッチーニ 11/14, 17, 20, 24、12/9 チューリッヒ歌劇場
・11、12月 マノンレスコー/プッチーニ 11/27, 29、12/2, 5 ウィーン国立歌劇場
・12月 カルメン/ビゼー 12/19, 22 ワロン王立歌劇場 リエージュ


(サムソン カールスルーエ)

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≪2009年≫

・1月 トゥーランドット/プッチーニ 1/17, 20, 23 ロイヤルオペラハウス ロンドン
・1月 マスタークラス 1/18 ブリティッシュ・ユース・オペラ ロンドン
・1月 指揮 コンサート 1/30 ボローニャ歌劇場
・2月 ステッィフェリオ/ヴェルディ 2/7, 10, 13 ウィーン国立歌劇場
・2月 指揮 つばめ/プッチーニ 2/17, 19, 21, 22, 26, 27 ボローニャ歌劇場
・2月 トスカ/プッチーニ 2/20 ヘッセン州立劇場 ヴィースバーデン
・2、3月 カルメン/ビゼー 2/25, 28、3/4, 8 ウィーン国立歌劇場
・3月 トスカ/プッチーニ 3/5 ウィーン国立歌劇場
・3月 指揮 コンサート 3/7 オーブダ ・ダヌビア管弦楽団 ブダペスト ハンガリー
・3月 アンドレアシェニエ/ジョルダーノ 3/15 カールスルーエ・バーデン州立歌劇場
・3、4月 カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ、道化師/ レオンカヴァッロ 3/30、4/2, 7, 10 メトロポリタン歌劇場
・4月 トスカ/プッチーニ 4/25 ウィーン国立歌劇場
・4月 トスカ/プッチーニ 4/28, 30 セゲド国立歌劇場 ハンガリー
・5月 オペラボール 5/9 カールスルーエ 
・5月 トゥーランドット/プッチーニ 5/16, 21, 24, 27 チューリッヒ歌劇場 
・6月 カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ、道化師/ レオンカヴァッロ 6/6, 9, 11, 14, 17, 19, 21, 26 チューリッヒ歌劇場 
・6月 コンサート ガラ 6/24 カンポアモール劇場 オビエド スペイン
・7月 コンサート チャリティー APCL 7/2 アトランティコ・パビリオン リスボン
・7月 カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ、道化師/ レオンカヴァッロ 7/3,8 チューリッヒ歌劇場
・7月 カルメン/ビゼー 7/10 チューリッヒ歌劇場
・7月 コンサート ガラ 7/18 エミリア=ロマーニャ・フェスティバル ロッカ・サン・カシャーノ
・8月 コンサート ガラ 8/16 ペララーダ・フェステバル ペララーダ城 スペイン
・8月 リサイタル 8/20 サンタンデール音楽祭 スペイン
・9月 マスタークラス ロレーヌ国立歌劇場 ナンシー
・9月 マスタークラス・コンサート 9/6
・9月 サムソンとデリラ/サン=サーンス 9/18, 20, 25, 27 ワロン王立歌劇場 リエージュ
・10月 カルメン/ビゼー 10/4, 7, 10 バイエルン国立歌劇場 ミュンヘン
・11月 指揮 バッハ ミサ曲 B Minor ブダペスト
・12月 西部の娘/プッチーニ 12/12, 14 オスロ・オペラハウス ノルウェー
・12月 リサイタル 12/17 アルゼンチン音楽 オスロ・オペラハウス ノルウェー
・12月 コンサート 12/20 Christmas in Vienna 2009 ウィーン・コンチェルトハウス


(バッハ ミサ曲)

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≪2008年≫

・1月 トゥーランドット/プッチーニ 1/6 チューリッヒ歌劇場 
・1、2月 ル・シッド/マスネ 1/13, 26、2/1, 3, 7, 9 チューリッヒ歌劇場
・2月 指揮 レクイエム/ヴェルディ リスト・フェレンツ音楽大学 ブタペスト
・2、3月 道化師/レオンカヴァッロ 2/17, 20, 23, 27 3/2 ウィーン国立歌劇場
・2月 コンサート ガラ 2/25 イスタンブール
・3月 指揮 ラフマニノフ、レスピーギ 3/10 ベルリン・ドイツオペラ
・3、4月 道化師/レオンカヴァッロ 3/22, 25, 28, 30 4/2 サンディエゴ・オペラ
・4月 オテロ/ヴェルディ 4/9, 11 セゲド国立歌劇場
・4月 オテロ/ヴェルディ ガラ 4/13 ハノーファー歌劇場
・4月 コンサート オペラガラ 4/19 ドイツ・オペラ・アム・ライン デュッセルドルフ
・4月 トスカ/プッチーニ 4/20 カールスルーエ・バーデン州立歌劇場
・5、6月 演出 仮面舞踏会/ヴェルディ 5/17, 24, 29、6/5, 7, 13, 20, 22 ケルン歌劇場
・5月 カルメン/ビゼー 5/24 カールスルーエ・バーデン州立歌劇場
・5、6月 サムソンとデリラ/サン=サーンス  5/31,6/3, 6, 8 ボローニャ歌劇場
・6月 エドガール/プッチーニ  6/25, 27, 29、7/1, 4, 6 トリノ
・7月 トゥーランドット/プッチーニ 7/10, 12 チューリッヒ歌劇場
・7月 コンサート 7/17 テアトロ・ロハス トレド
・8月 コンサート 8/4、7 コルトナ イタリア
・8月 サムソンとデリラ 8/27, 29 サンタンデール音楽祭 スペイン
・9月 マスタークラス デボンオペラ
・9月 西部の娘/プッチーニ 9/16, 19, 22, 24, 26, 29 ロイヤルオペラハウス ロンドン
・10月 コンサート 10/3 リジンスキー コンサート ホール ザグレブ 
・10月 コンサート 10/10 Nancy Opera Passion マスタークラス・コンサート ナンシー・ロレーヌ国立歌劇場
・11月 オテロ/ヴェルディ 11/4, 6, 8 サンタ・クルス・デ・テネリフェ スペイン
・11月 コンサート ガラ 11/15 ミハイロフスキー劇場 サンクトペテルブルク
・11月 カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ、道化師/ レオンカヴァッロ 11/23 マンハイム歌劇場
・11、12月 トスカ/プッチーニ 11/29、12/2 ウィーン国立歌劇場
・12月 トゥーランドット/プッチーニ 12/6 ハノーファー歌劇場
・12月 トゥーランドット/プッチーニ 12/22, 27, 29 ロイヤルオペラハウス ロンドン


(西部の娘 ロンドン)

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≪2007年≫

・1月 トスカ/プッチーニ 1/4 パレルモ・マッシモ劇場
・1月 道化師/ レオンカヴァッロ 1/11, 18, 23 ベルリン・ドイツオペラ
・1月 トスカ/プッチーニ 1/13 カールスルーエ・バーデン州立歌劇場
・1月 コンサート 1/25 白血病のためのチャリティー リスボン
・1月 オテロ/ヴェルディ 1/28 マンハイム歌劇場
・2月 トゥーランドット/プッチーニ 2/9, 11 上海
・2月 コンサート 2/14 上海
・3月 レ・ヴィッリ/プッチーニ 3/7, 9, 11 ジェノヴァ
・3月 ガラ・ファンドレイザー 特別出演 3/24 ガラ・ファンドレイザー ケルン歌劇場
・4、5月 スティッフェリオ/ヴェルディ 4/20, 23, 27、5/2, 5, 8, 10 ロイヤルオペラハウス ロンドン
・5月 マスタークラス 5/6 デボン
・5月 マスタークラス・コンサート 5/7 デボン
・6月 構成・演出・主演 「道化師」を元にしたオリジナルショー"La comedia è finita" クロアチア国立劇場 リエカ
・6月 コンサート 6/19 歴史的国旗記念塔50周年記念 ロサリオ(クーラの出身地) アルゼンチン
・6、7月 サムソンとデリラ/サン=サーンス 6/23, 28、7/1, 3, 5 テアトロコロン
・7月 リサイタル 7/8 Foundación Astengo ロサリオ アルゼンチン
・8月 指揮 ラフマニノフ、ロドリーゴ 8/14 トスカーナ・サン・ フェスティバル コルトーナ
・8月 コンサート オペラ・ガラ 8/16 トスカーナ・サン・ フェスティバル コルトーナ
・8月 コンサート with アンナ・ネトレプコ ゲリー・ウェバー・シュタディオン ハレ
・9月 マスタークラス 9/1 ナンシー・ロレーヌ国立歌劇場
・9月 マスタークラス・コンサート 9/2 ナンシー・ロレーヌ国立歌劇場
・9月 カルメン/ビゼー 9/8 ブカレスト国立歌劇場
・9、10月 アンドレア・シェニエ/ジョルダーノ 9/25, 29、10/2, 5, 8, 11, 14, 17 リセウ大劇場 バルセロナ
・10月 コンサート ガラ 10/19 サン・カルルシュ国立劇場 リスボン ポルトガル
・10、11月 カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ、道化師/ レオンカヴァッロ 10/27 11/10, 25 ケルン歌劇場
・11月 コンサート(歌) 11/2 アイントホーフェン オランダ
・11月 コンサート(指揮) 11/3 アイントホーフェン オランダ
・11、12月 ノルマ/ベッリーニ 11/16, 21, 27 12/1, 7, 12 ウィーン国立歌劇場
・11、12月 トスカ/プッチーニ 11/23、12/4 ウィーン国立歌劇場
・12月 コンサート ヴィチェンツァ市立劇場グランドオープン 12/10 イタリア
・12月 コンサート Christmas in Vienna 12/22 ウィーン・コンチェルトハウス


(レ・ヴィッリ ジェノヴァ)

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≪2006年≫

・1月 アンドレアシェニエ/ジョルダーノ 1/13, 15, 17, 19 ボローニャ歌劇場
・2月 オテロ/ヴェルディ 2/9, 12, 15, 18, 21, 24, 27 リセウ大劇場 バルセロナ
・3月 椿姫/ヴェルディ 3/17, 22 チューリッヒ歌劇場
・3月 スティッフェリオ/ヴェルディ 3/24,  26 チューリッヒ歌劇場
・4、5月 トゥーランドット/プッチーニ 4/9, 12, 19, 21, 25, 28, 30、5/4 チューリッヒ歌劇場
・5月 コンサート An evening with José Cura 5/14 ウィーン Urania
・5月 レ・ヴィッリ/プッチーニ 5/15, 19, 23, 26 ウィーン国立歌劇場
・5月 指揮 蝶々夫人/プッチーニ 5/15, 20, 24, 27 ウィーン国立歌劇場
・6月 アンドレアシェニエ/ジョルダーノ(ボローニャ歌劇場) 6/10, 13, 15, 18 日本 
・6、7月 カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ、道化師/ レオンカヴァッロ  6/24 7/1, 8, 14, 19, 27 ヴェローナ・アレーナ
・7月 コンサート 7/17 リエカ
・9月 レ・ヴィッリ/プッチーニ 9/8, 10, 14, 18 ウィーン国立歌劇場
・9、10月 西部の娘/プッチーニ 9/24, 27、10/2 ベルリン・ドイツオペラ
・10月 トゥーランドット/プッチーニ 10/10, 12 トリノ・レージョ劇場
・10月 コンサート 10/20 ベルファスト・フェスティバル アイスランド
・10、11月 トスカ/プッチーニ 10/28、11/1, 4, 7, 11 メトロポリタンオペラ
・11月 コンサート 11/9 Carnival Center for the Performing Arts マイアミ
・11月 コンサート リチャードタッカー・ガラ 11/12 Avery Fisher Hall ニュー・ヨーク
・11、12月 ドンカルロ/ヴェルディ 11/22, 25, 29、12/1 チューリッヒ歌劇場
・12月 ドンカルロ/ヴェルディ 12/8, 11, 14, 18, 21 ウィーン国立歌劇場
・12月 クリスマスコンサート サン・フランチェスコ大聖堂 アッシジ イタリア
・12月 トゥーランドット/プッチーニ 12/29, 31 チューリッヒ歌劇場


(オテロ リセウ)

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≪2005≫

・1、2月 海賊/ヴェルディ 1/31、2/3, 6 リセウ大劇場
・2、3月 サムソンとデリラ/サン=サーンス 2/21, 24、3/1, 5, 12, 15, 19 メトロポリタンオペラ
・4月 コンサート アンナ・ネトレプコ 4/16 ケルンアリーナ ケルン
・4、5月 道化師/レオンカヴァッロ 4/23, 27、5/1, 5, 8 ベルリン・ドイツオペラ
・5月 コンサート 5/12 サンクトペテルブルク 
・5月 道化師/レオンカヴァッロ 5/22, 24, 26 ピアツェンツァ
・5、6月 指揮 コンサート 5/28, 31、6/1 イタリア
・6月 指揮 ミシュコルツ国際オペラ・フェスティバル 6/12 ハンガリー
・6月 アイーダ/ヴェルディ 6/23, 26 ヴェローナ・アレーナ
・7月 オテロ/ヴェルディ 7/2, 5 バイエルン国立歌劇場 ミュンヘン
・7月 ワールドゲーム オープニング 7/14 MSV-Arena デュースブルク ドイツ
・8月 トゥーランドット/プッチーニ 8/13, 17, 24, 30 ヴェローナ・アレーナ
・9月 指揮 コンサート 9/6 プリマス・パビリオン イギリス
・9、10月 西部の娘/プッチーニ 9/15, 18, 21, 24, 28、10/1 ロイヤルオペラハウス ロンドン
・10、11月 ヴィッリ 10/23, 25, 29、11/1, 3, 6 ウィーン国立歌劇場
・11月 コンサート 11/11 キラーニー アイルランド
・11月 コンサート 11/18 リスボン
・12月 指揮 コンサート 12/11  ブッセート イタリア
・12月 コンサート 12/12 ピアチェンツァ
・12月 指揮 コンサート 12/13 ピアチェンツァ
・12月 指揮 シチリアの晩鐘/ヴェルディ 12/21, 23, 26 マントヴァ


(道化師 ベルリン)

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≪2004年≫

・1月 サムソンとデリラ/サン=サーンス 1/9, 12, 14, 17, 20, 22 シカゴ・リリックオペラ
・2月 アンドレアシェニエ/ジョルダーノ 2/9, 11, 13, 16 ウィーン国立歌劇場
・2月 指揮 仮面舞踏会/ヴェルディ 2/20, 22, 24 ピエチェンツァ
・3月 サムソンとデリラ/サン=サーンス 3/12, 15, 18, 20, 23, 25 ロイヤルオペラハウス ロンドン
・4月 指揮 蝶々夫人/プッチーニ 4/4, 6, 8 ポーランド国立歌劇場 ワルシャワ
・4、5月 西部の娘/プッチーニ 4/25, 28、5/1, 4, 7, 9 チューリッヒ歌劇場
・5月 カルメン/ビゼー 5/15, 16, 18, 19 オープンエア オリンピックスタジアム ソウル
・5月 コンサート 5/21 ソウル
・5、6月 オテロ/ヴェルディ 5/29、6/2, 5 ハンブルグ歌劇場
・6月 指揮 コンサート 6/13  ワルシャワ
・6月 カルメン/ビゼー 6/16, 18 ポーランド国立歌劇場 ワルシャワ
・6月 コンサート 6/21 エカテリンブルク
・6月 コンサート 6/24 モスクワ
・7月 コンサート 7/3 リスボン
・7月 コンサート 7/6 オープンエア モンセラート・カヴァリエ  ベルリン
・7月 コンサート 7/9 ヘンリー イギリス
・7月 コンサート 7/15 オリンピック聖火
・8月 指揮 コンサート 8/5 ヴェスプレーム・フェスティバル ハンガリー
・8月 コンサート 8/7 ジュラ ハンガリー
・9月 オテロ/ヴェルディ 9/5, 8, 11 チューリッヒ歌劇場
・9、10月 スティッフェリオ/ヴェルディ 9/26, 28、10/1, 3, 7, 9, 13, 15, 19 チューリッヒ歌劇場
・10月 コンサート ヴェルディ生誕コンサート 10/10 パルマ
・10月 コンサート 10/29 リスボン
・11月 指揮 コンサート 11/2 ロイヤルフェスティバルホール ロンドン
・11月 スティッフェリオ/ヴェルディ  11/17, 19, 21 ウィーン国立歌劇場
・11月 道化師/レオンカヴァッロ 11/25, 27 ウィーン国立歌劇場
・12月 アンドレアシェニエ/ジョルダーノ 12/1, 3, 5, 7 ウィーン国立歌劇場
・12月 コンサート(指揮と歌)12/15,17,19,21,28 ルツェルン、バーゼル、ジュネーブ、ベルン、チューリヒ 


(シェニエ ウィーン)

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≪2003年≫

・1月 オテロ/ヴェルディ 1/10, 12, 16,19 東京、大阪 
・1月 コンサート(歌) 1/31 スメタナホール チェコ
・2、3月 指揮 カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ 2/23,25、3/25 ハンブルグ歌劇場 (指揮の後、出演)
・2、3月 道化師/レオンカヴァッロ 2/23,25、3/25 ハンブルグ歌劇場
・2月 オペラボール 2/27 ウィーン国立歌劇場
・3月 ドンカルロ/ヴェルディ 3/7, 9, 12, 14  チューリッヒ歌劇場
・3月 トスカ/プッチーニ 3/17, 21, 27 ウィーン国立歌劇場 
・5月 コンサート ヴェルディガラ 5/25,27 ヴェルディ劇場 ブッセート
・6月 コンサート ヴェルディガラ 6/1 マントヴァ
・6、7月 トゥーランドット/プッチーニ 6/21,28 7/5, 12, 19, 26 ヴェローナ・アレーナ
・6月 オテロ/ヴェルディ フィレンツェ五月音楽祭 6/25 イタリア
・7月 コンサート オープンエア 7/23 レーゲンスブルク ドイツ
・7月 指揮 コンサート 7/25 ミュンヘン
・7月 カルメン/ビゼー 7/29  ヴェローナ・アレーナ
・7月 椿姫/ヴェルディ ガラ 7/31 ヴェローナ・アレーナ
・8月 指揮 ミサ・ソレムニス(荘厳ミサ)/ベートーヴェン  7/17 ハンガリー
・8月 コンサート 8/20 ナショナル・デー ハンガリー
・9月 エロディアード/マスネ 9/12, 16, 19, 22 ウィーン国立歌劇場 
・9月 指揮 シンフォニア・ヴァルソヴィア 9/18 イェレニャ・グラ
・9月 指揮 シンフォニア・ヴァルソヴィア 9/28 ソフィア 
・10月 コンサート ラグビー・ワールドカップ オープニング・セレモニー 10/10 シドニー 
・10月 指揮 プラハ・フィルハーモニア 10/23 チェコ
・10月 コンサート Matáv Hungarian Symphony Orchestra 10/28 ブダペスト
・11月 ドンカルロ/ヴェルディ 11/7,9 チューリヒ歌劇場
・11月 コンサート 11/14, 16 オランダ
・11月 椿姫/ヴェルディ 11/21, 23, 28 チューリヒ歌劇場
・12月 サムソンとデリラ/サン=サーンス 12/13, 16, 18, 21 シカゴリリックオペラ


(椿姫 ヴェローナ)

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≪2002年≫

・1月 指揮 ラフマニノフ、グリーグ 1/12ブィドゴシュチュ 1/13ヴロツワフ ポーランド
・1月 道化師/レオンカヴァッロ 1/23, 26, 30 ウィーン国立歌劇場
・2月 指揮 2/20 ワルシャワ
・3月 コンサート チャリティー 3/15 デン・ハーグ
・4、5月 イル・トロヴァトーレ/ヴェルディ 4/22, 25, 27、5/1, 3, 6, 11, 14 ロイヤルオペラハウス ロンドン
・6月 トスカ/プッチーニ 6/1, 5, 7, 9 東京ほか
・6月 指揮 コンサート シンフォニア・ヴァルソヴィアと日本ツアー
・6月 コンサート ヴェルディ・ガラ 6/18 パルマ王立劇場
・6月 コンサート 6/28 スウェーデン ダルハラ
・6月 指揮    6/29 スウェーデン ダルハラ
・7月 オテロ/ヴェルディ 7/4, 7, 11, 13 チューリヒ歌劇場
・7月 コンサート ガラ 7/24 ヘロディス・アッティコス音楽堂 アテネ
・7月 道化師/レオンカヴァッロ 7/29, 31 ローマ歌劇場 
・9月 コンサート BBCプロムス音楽祭ラストナイト 9/14 ハイドパーク ロンドン
・10月 コンサート 10/8 アトランティコ・パビリオン リスボン
・10月 リサイタル 10/16 台北
・10月 コンサート 10/18 台北
・10月 コンサート 10/30 クレムリン宮殿 モスクワ
・11月 指揮 11/1 モスクワ音楽院
・11月 コンサート 11/9 オールボー・コングレスアンドカルチャーセンター デンマーク
・11月 オテロ/ヴェルディ 11/13 ポーランド国立歌劇場 ワルシャワ
・11月 指揮 ベートーヴェン交響曲第9番 11/24 ワルシャワ大学
・11月 コンサート(指揮と歌) ラフマニノフ交響曲第2番ほか 11/29 ウィーンコンチェルトハウス
・12月 サムソンとデリラ/サン=サーンス 12/15, 17, 19 ロイヤルオペラハウス ロンドン
・12月 コンサート ニューイヤーイブ 12/31 ブダペスト


(トロヴァトーレ ロンドン)

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≪2001年≫

・1月 フェドーラ/ジョルダーノ 1/5, 14 チューリッヒ歌劇場
・1、2月 ドンカルロ/ヴェルディ 1/21, 23、2/7, 10, 14 チューリッヒ歌劇場
・1、2月 オテロ/ヴェルディ 1/27, 30、2/4 ウィーン国立歌劇場
・2月 コンサート(指揮と歌) 2/16 サレルノ ヴェルディ劇場 イタリア
・2月 コンサート(指揮と歌) 2/25, 27 バービカンセンター ロンドン
・3月 サムソンとデリラ/サン=サーンス リセウ大劇場
・3月 コンサート(指揮と歌) 3/16 パルマ イタリア 
・3月 トスカ/プッチーニ 3/20 ウィーン国立歌劇場
・3、4月 オテロ/ヴェルディ 3/26, 29、4/1 パリ・シャトレ座
・4、5月 オテロ/ヴェルディ 4/19, 21, 24, 27、5/1, 3 ロイヤルオペラハウス ロンドン
・5月 道化師/レオンカヴァッロ 5/7 ウィーン国立歌劇場
・5月 アイーダ/ヴェルディ 5/12, 15, 17 アテネコンサートホール 
・5月 コンサート(指揮と歌?) 5/25ハンブルク、5/27ゲヴァントハウス、5/29ミュンヘン、5/31ケルン
・6月 オテロ/ヴェルディ 6/21, 24, 26, 29 ニースオペラ座
・7月 コンサート オープンエア 7/6 ヴィースバーデン 
・7月 コンサート 7/8 コンチェルトハウス ウィーン
・7月 ドンカルロ/ヴェルディ 7/10, 12 チューリッヒ歌劇場
・7月 コンサート 7/14 ジャンダルメンマルクト ベルリン
・7月 コンサート ラヴェッロ音楽祭 7/18 イタリア
・7月 コンサート 7/20 サンタ・チェチリア・イン・トラステヴェレ聖堂 ローマ
・7月 コンサート 7/22 ハンガリー国立歌劇場
・8月 オテロ/ヴェルディ 8/2,5 トリエステ・ヴェルディ劇場 イタリア
・9月 トスカ/プッチーニ 9/4, 7 チューリッヒ歌劇場
・9、10月 オテロ/ヴェルディ 9/22, 26, 28、10/2, 6, 9, 11 チューリッヒ歌劇場
・10月 コンサート 10/24,26 日本
・11月 アイーダ/ヴェルディ 11/2, 4, 6, 9 日本
・11月 指揮 ラフマニノフ、ラヴェル、コダーイ、レスピーギ  ワルシャワ


(ドンカルロ チューリッヒ)

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≪2000年≫

・1月 トスカ/プッチーニ 1/14, 16, 20, 22 ローマ歌劇場
・3月 オテロ/ヴェルディ 3/1, 3, 8, 11, 13 ワシントンオペラ
・4月 道化師/レオンカヴァッロ ボローニャ歌劇場 4/11, 13, 15, 26, 28, 30
・6月 椿姫/ヴェルディ  6/3,4 パリ 世界生中継
・6月 トスカ/プッチーニ 6/8 チューリッヒ歌劇場
・6月 サムソンとデリラ/サン=サーンス 6/10 チューリッヒ歌劇場
・6月 オテロ/ヴェルディ 6/15, 18, 22 バイエルン歌劇場 ミュンヘン
・6月 カルメン/ビゼー 6/25 チューリッヒ歌劇場
・6月 コンサート 6/30 ケーニッヒ・ピルスナー・アリーナ ドイツ
・7月 コンサート 7/6 ヴィースバーデン
・7月 コンサート 7/8 コンチェルトハウス ウィーン
・7月 カルメン/ビゼー ラヴェンナフェスティバル イタリア
・7月 コンサート(指揮と歌) リュブリャナ・フェスティバル 7/14
・7月 コンサート 7/19ミュンヘン、7/21マンハイム、7/23ハンブルク、7/28チューリッヒ、7/30シュトゥットガルト
・8月 トスカ/プッチーニ 8/4, 5バールベック古代遺跡 レバノン
・8月 トスカ/プッチーニ 8/25, 27 バーリ
・9月 コンサート 9/14ロイヤル・アルバート・ホール、9/20コーク、9/23ダブリン
・10月 トスカ/プッチーニ 10/6 ロイヤルオペラハウス ロンドン
・10、11月 カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ、道化師/ レオンカヴァッロ 10/19, 22, 27, 31、11/2 フィレンツェ市立劇場
・11月 コンサート チャリティー 11/8 グラスゴー
・11月 コンサート 11/15 ワルシャワ
・12月 イル・トロヴァトーレ/ヴェルディ 12/8, 11, 14, 17 20, 23, 26 テアトロ・レアル マドリッド


(椿姫 パリ)

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≪1999年≫

・1、2月 カルメン/ビゼー 1/18, 20, 23, 26, 30、2/2, 5, 9  オペラ・バスティーユ
・2、3月 運命の力/ヴェルディ 2/16, 18, 20, 23, 28、3/2, 5 ミラノ・スカラ座
・3月 コンサート 3/11ロイヤルフェスティバルホール、 3/13ダブリン
・3月 アンドレアシェニエ/ジョルダーノ 3/18, 20, 24, 28 チューリッヒ歌劇場
・4月 オテロ/ヴェルディ 4/18, 20, 23, 25, 27 テアトロコロン アルゼンチン
・5月 オテロ/ヴェルディ 5/17, 20, 23 バービカン・センター
・5月 コンサート 5/27 シャンゼリゼ劇場
・5月 コンサート 5/29 バーデンバーデン
・6、7、8月 アイーダ/ヴェルディ 6/5,25、8/29 ヴェローナ・アレーナ
・6月 コンサート 6/11 ダルハラ野外劇場
・7、8月 カルメン/ビゼー 7/25、8/1 トッレ・デル・ラーゴ
・7月 コンサート 7/28 マルティーナ・フランカ
・8月 道化師/レオンカヴァッロ 8/27 アムステルダム
・9、10月 カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ 9/27, 30 10/4メトロポリタンオペラ シーズンオープニング
・10月 コンサート 10/17 フランクフルト
・10、11月 オテロ・ヴェルディ 10/29、11/2, 4, 7, 10, 13, 16, 19 テアトロレアル マドリッド
・11月 コンサート 11/21 ハノーファー
・11月 サムソンとデリラ/サン=サーンス 11/24, 27 チューリッヒ歌劇場
・12月 オテロ/ヴェルディ 12/9, 12, 14, 16 テアトロマッシモ劇場


(運命の力 ミラノ)

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≪1998年≫

・1月 アイーダ/ヴェルディ 1/15~24 東京・新国立劇場開場記念
・2月 アンドレアシェニエ/ジョルダーノ 2/23 ロイヤルオペラハウス ロンドン
・3月 カルメン/ビゼー 3/20 オペラ・バスティーユ
・3月 コンサート 3/22 ローマ・テアトロギオーネ
・4、5月 アイーダ/ヴェルディ 4/22、5/22 テアトロマッシモ劇場 パレルモ
・5月 運命の力/ヴェルディ マルセイユ歌劇場
・6月 マノンレスコー/プッチーニ 6/5, 8, 10, 11, 15, 16, 18 ミラノスカラ座
・7月 コンサート 7/4 ウィーン
・7月 カルメン/ビゼー バービカンセンター
・9月 カルメン/ビゼー 9/13,16 ウィーン国立歌劇場
・9、10月 フェドーラ/ジョルダーノ 日本
・9、10月 カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ 日本 
・10、11月 フェドーラ/ジョルダーノ 10/16, 19、11/16 ウィーン国立歌劇場
・11月 サムソンとデリラ/サン=サーンス 11/10, 12, 15, 18, 21, 23, 25, 28 ワシントンオペラ
・12月 外套/プッチーニ 12/28? コンセルトヘボウ アムステルダム


(アイーダ 東京)

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≪1997年≫

・1月 道化師/レオンカヴァッロ コンセルトヘボウ アムステルダム
・1、2月 ジョコンダ/ヴェルディ 1/16, 19, 21, 23, 25、2/4, 6 ミラノ・スカラ座
・2月 カルメン/ビゼー 2/22 サンフランシスコオペラ
・3月 フェドーラ/ジョルダーノ 3/6, 11, 14 ウィーン国立歌劇場
・4月 コンサート アイルランド
・5月 オテロ/ヴェルディ 5/8 , 11 トリノ 世界生中継 アバド指揮 ベルリンフィル
・5、6月 カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ、道化師/ レオンカヴァッロ 5/30、6/19 ボローニャ歌劇場
・6月 フェドーラ/ジョルダーノ 6/12 ウィーン国立歌劇場
・7月 道化師/ レオンカヴァッロ、レ・ヴィッリ/プッチーニ 7/12 チューリッヒ歌劇場
・10、11月 サムソンとデリラ/サン=サーンス 10/21、11/2  トリノ・レージョ劇場
・10月 フェドーラ/ジョルダーノ 10/9, 13 ウィーン国立歌劇場
・11月 コンサート 11/16ロンドン、11/23ミュンヘン、11/24マンハイム、11/25シュトゥットガルト、11/28ビーレフェルト、11/29ケルン
・12月 コンサート コレッリを囲む5人のテノール 12/18 ウィーン


(コレッリを囲んで ウィーン)

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≪1996年≫

・1月 イリス/マスカーニ 9, 11, 13, 19, 21 ローマ歌劇場
・1、2月 サムソンとデリラ/サン=サーンス 1/30、2/2, 5, 10, 15 ロイヤルオペラハウス ロンドン
・2月 コンサート ベルリオーズ テ・デウム 2/12 ゼニス パリ 
・3月 海賊/ヴェルディ 3/8, 10, 14, 17, 22, 24 トリノ・レージョ劇場
・4、5月 トスカ/プッチーニ 4/23, 26 5/8, 11 ロイヤルオペラハウス ロンドン
・4月 ナブッコ/ヴェルディ 4/27 ロイヤルオペラハウス ロンドン
・5月 コンサート ダブリン
・5、6月 コンサート The Puccini Spectacular 5/23, 25、6/5, 6, 7 シドニー、メルボルン
・6月 海賊/ヴェルディ 6/18, 21 ロイヤルオペラハウス ロンドン
・7月 カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ 7/14 , 20 アリギエーリ歌劇場 ラヴェンナ
・9月 ノルマ/ベッリーニ 9/5, 8, 12, 15, 21 ロサンゼルスオペラ
・10、11月 カルメン/ビゼー 10/22, 25, 27, 30、11/2, 5, 8 サンフランシスコオペラ
・11月 トスカ/プッチーニ 11/15, 18 ウィーン国立歌劇場


(イリス ローマ)

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≪1995年≫

・2、3月 フランチェスカ・ダ・リミニ/ザンドナーイ 2/14, 17, 19, 21, 24, 26、3/1, 3, 5, 8 ポリテアマ ガリバルディ劇場 パレルモ
・5月 フェドーラ/ジョルダーノ サーラ・トリプコヴィッチ トリエステ 
・6月 スティッフェリオ/ヴェルディ 6/12, 16, 20 ロイヤルオペラハウス ロンドン
・7月 トスカ/プッチーニ オープンエア 7/22, 30 トッレ・デル・ラーゴ
・9、10月 ナブッコ/ヴェルディ 9/9, 12, 15, 17, 20, 23, 26, 29、10/1, 4 オペラバスティーユ パリ
・11月 フェドーラ/ジョルダーノ 11/18、12/2 ロイヤルオペラハウス ロンドン


(スティッフェリオ ロンドン)

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≪1994年≫

・1月 ナブッコ/ヴェルディ 1/19, 23, 28 カルロ・フェリーチェ劇場 ジェノア
・1月 イル・トロヴァトーレ/ヴェルディ 1/31 ピアノ伴奏 ハイライト Teatro dell’Arca ミラノ
・2、3月 運命の力/ヴェルディ 2/26、3/1, 3, 6 トリノ・レージョ劇場
・3、4月 つばめ/プッチーニ 3/22, 24, 27, 29 4/6, 9 トリノ・レージョ劇場
・7月 レ・ヴィッリ/プッチーニ 7/31 ドゥカーレ宮 マルティーナ・フランカ
・7月 ジュディッタ/レハール オクターヴィオ役 7/1, 2, 3 サーラ・トリプコヴィッチ トリエステ 
・8月 レ・ヴィッリ/プッチーニ 7/31 ドゥカーレ宮 マルティーナ・フランカ
・9月 オペラリア ファイナル 9/17 メキシコシティ
・11月 フェドーラ/ジョルダーノ 11/4, 7, 10 シカゴリリックオペラ
・12月 コンサート 12/2 テアトロコロン


(つばめ トリノ)

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≪1993年≫

・2月 カルメン/ビゼー 2/1 ピアノ伴奏 ハイライト Teatro dell’Arca ミラノ
・2、3月 Gattabianca/Arca Mediano役 2/27, 28、3/2, 3, 4, 5 Teatro Filarmonico ヴェローナ
・4、5月 令嬢ジュリー/ビバロ ジャン役 4/17, 18, 20, 21, 24, 27, 29, 30、5/2, 4 サーラ・トリプコヴィッチ トリエステ
・7、8月 ワルツの夢/オスカー・シュトラウス Lt Nike役 7/30、8/1, 4, 5, 7, 8 ポリテアマ・ロセッティ トリエステ
・12月 マクロプロス家の事件/ヤナーチェク アルベルト・グレゴル役 12/9, 12, 14, 17,19, 23 トリノ・レージョ劇場

Jose Cura in Carmen トリエステ


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≪1992年≫

・1月 カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ 1/7 ピアノ伴奏 ハイライト Teatro dell’Arca ミラノ
・2月 ポッリチーノ/へンツェ 父役 2/2, 4 Teatro Nuovo ヴェローナ
・4、5月 カルメン/ビゼー レメンダード役 4/17, 30、5/2 カルロ・フェリーチェ劇場 ジェノア
・10、11月 シモン・ボッカネグラ/ヴェルディ 射手隊長役 10/25, 27, 29, 31 11/3, 5, 7, 8 カルロ・フェリーチェ劇場 ジェノア
・11月 イル・トロヴァトーレ/ヴェルディ 11/20 ピアノ伴奏 ハイライト Teatro Rosetum ミラノ
・12月 リサイタル 12/18 ブライスガウ ドイツ
・12月 西部の娘/プッチーニ 12/21 ピアノ伴奏 ハイライト Teatro dell’Arca ミラノ


(西部の娘 ピアノ伴奏でハイライト)

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≪1991年≫

この年の春、アルゼンチンから、妻、長男とともに、イタリアに移住。

・7月 コンサート オープンエア カルロ・フェリーチェ劇場



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90年代後半に、欧米のメジャーな歌劇場にデビューして以来、ウィーン、スカラ、MET、ベルリン、チューリッヒなどで、コンスタントにオペラ出演を続けつつ、世界中を駆け巡って、歌い演じてきたことがわかります。
2000年代以降は、指揮者としての活動をひろげ、そして2000年代後半からは、演出、舞台デザイン、衣装、照明など、プロダクション全体を視野に入れた、トータルな活動にふみだしてきました。

50代になったころから、オペラ出演の回数は減らしつつあり、演出、舞台デザイン、さらに指揮や作曲家としての作品の初演の仕事などの比重が高くなっています。
オペラ演目は、やはり年齢をかさね、自分の音楽的希望にかなった役柄に絞っているようですが、2017年は、ワーグナーに初挑戦しますし、ピーター・グライムズの演出・主演も控えてます。キャリアにあたらしい地平を開く、重要なステップとなりそうです。


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2005 ~ 2016年 ホセ・クーラ ベルリンの道化師 / Jose Cura Pagliacci in Berlin

2017-02-07 | オペラの舞台―道化師



ホセ・クーラは、レオンカヴァッロの道化師を長年、各地で演じていますが、ベルリンドイツ・オペラ(Deutsche Oper Berlin)でも、2005年に劇場デビューで道化師のカニオに出演して以来、同じプロダクションで、2007年、2016年3月と、3シーズン合計10ステージに登場しています。
もちろん、他の、オテロ、トゥーランドット、サムソンとデリラ、カルメンなどの役柄でも、ベルリンでこの間、多く出演してきました。

今回は、2005年の劇場デビューと、昨年2016年のベルリンの道化師の舞台について、動画や写真、インタビューなどで紹介したいと思います。
トップの写真も、左が05年、クーラ42歳、右が2016年、53歳。
11年を経ているので、当然、年を重ね、経験を積み、外見的にも、心理的にも、よりいっそう、道化師カニオのキャラクターに近づいてきたのではないでしょうか。
このベルリンのカニオは、まるでマフィアのボスかと思うような、黒服にサングラス姿、そして煙草。2005年のクーラの写真を見ると、とてもスタイリッシュな印象です。
2016年は、貫禄がつき、さらに凄みと迫力を増したようです。そして妻を奪われる中年の道化師カニオとしてのリアリティも・・(笑)


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≪2016年≫

2016年の時は、故ヨハン・ボータのキャンセルによって急きょ、3月19日と27日のザルツブルク復活祭音楽祭に出演することになり、ザルツブルクとベルリンとを何度も行き来するという、たいへんハードな状況でしたが、無事に、舞台を成功させることができました。

レビューも非常に好評で、「ビッグシーン“衣装を着けろ”はこの夜の文句なしのハイライトになった」などと評価されていました。

2016年3月23、26日の公演から、YouTubeにアップされている2つの動画を。


一座が到着して村人に参加をよびかけるシーン。旅芸人というより・・。
José Cura - Pagliacci - Un tal gioco, credetemi



「もう道化師じゃない」からラストまで。迫力あるカニオに、このネッダは、負けずに応酬、そして最後は・・(通常とは違う終り方のようです)。
José Cura - Pagliacci - No, Pagliaccio non son



≪2005年≫

2005年の時の動画は、残念ながらネット上にもアップされていないようです。
いくつか舞台写真と、当時のインタビューから発言を紹介したいと思います。








――2005年インタビューより

●人生と芸術、その境界線について

Q、道化師では、すべてが、人生と芸術をめぐって、そして、どのように芸術が人生に侵入してくるのかを中心に展開する。
あなたはそのようなことを知っている?


A、当然。
私がここでやっていることは、私の仕事。私が非常に愛する仕事だ。
しかし、そこで大事なことは、境界線を確立する方法を知り、線を引くこと。一度ステージから離れれば、あなたは何者でもないからだ。


Q、舞台裏ではディーヴォから離れるために、あなたはどうしている?
 
A、私は20年間結婚し(2005年当時)、3人の子どもがいる。
彼らは、私が地に足をつけて、私が現実との接触を失わないように、しっかりと見ている。
そして、私がそうなるなら、彼らは私のズボンを蹴って、言うだろう・・「やめなさい」と。
 




Q、道化師は、通常、年老いて、嫉妬深いピエロとして描かれるが?
 
A、我々は、彼を、残酷で暴力的なボスと見ている。彼の力を乱用するタイプの人間として。
そして彼は言う―― "私と一緒に寝るなら、スターにしてあげる"――と。
そんなことがどこでも起こる。

 
Q、あなたもそのようなオファーを受けた?
 
一束ほど。私はそれらを非常に丁寧に断った ―― 私は幸せな結婚をしている男であり父親であると言って。





●外見の美しさとキャリア

Q、あなたの美貌は、キャリアの目標を追求するのに役立った?
 
A、むしろ反対だ。初めの頃、私はいつも、“エロティックなテナー”、“サニー・ボーイ”、“ラテンの恋人”だった。
それは良いかもしれないが、しかしまた無価値なものだった。
私は30年にわたって舞台に立ってきて、常に真剣なミュージシャンだった。しかし、もし外見が良いと、愚かに違いないと思われる。
 

Q、あなたは良い年のワインのように、年を重ねることによって、より良くなる?
 
A、私の妻に聞いてほしい(笑)。
 

Q、あなたはどんなワイン? 

A、私がワインだったら、スペインのリオハ。またはイタリアのバローロ。





●年を重ねること、キャリアについて

Q、年をとるのは難しい?
 
A、今までは、まだ。私の髪はゆっくりと灰色に変わり、薄くなる。そして腹回りはより大きく。
しかし、私の妻は、私の外見はもっと興味深くなると思っている。さらに、それからメガネを追加する。すると今、人々は突然、「ああ、彼はかなり良いミュージシャンだ」と言う。

 
Q、あなたは指揮、作曲、ピアノ、声を勉強した。どのようにキャリアとして歌を選んだ?
 
A、それが私の家族を養う一番早い方法だった。私は22歳で結婚し、25歳で父親になった。私が学生の時にパートタイムの仕事をしたフィットネススタジオに、赤ちゃんを連れて行って働いた。テノールだと、より多くの収入を得ることができる。そのためだった。
しかし、私が天職だと考えているのは指揮。そして、私はゆっくりとそれに戻りたいと思っている。
 

Q、あなたはベルリンで初めて歌おうとしている。ここのオペラハウスは破産している。少ない報酬で歌う?
 
A、世界中のオペラハウスがダウンしている。私はドイツオペラの経営陣と妥協について交渉した。私は少し少ない額でデビューを歌う。その代わりに、繰り返し戻ってくる。

『Berliner Zeitung』 (2005年4月)


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同じ役柄を、繰り返し、何年にもわたって演じていくなかで、ドラマとキャラクターの解釈を深めているクーラ。このインタビューでも触れていますが、クーラは、道化師について、これまでも繰り返して、「ジョービジネスの縮図」であり、「仮面の下の顔こそ、その人間の真の姿」であると語っています。自ら演出もしている、こうしたクーラの解釈などについては、他の投稿で詳しく紹介してますので、お読みいただけるとうれしいです。
 → 「カヴァレリア・ルスティカーナと道化師の演出」
 → 「道化師の解釈 "私は仮面の背後にいる"」

インタビューで、良いワインのように成熟するというたとえがありましたが、近年のクーラは、まさに成熟と実りの時を迎えています。

2017年前半は、2月19日から初挑戦のワーグナーのタンホイザーでロールデビュー、5月にはこれも初挑戦のブリテンの英語オペラ、ピーター・グライムズの演出と主演、そして6月はリエージュで円熟のオテロの新プロダクションを迎えます。しかもその間には、プラハ響で、クーラ作曲作品「あの人を見よ」の世界初演もあります。

少しずつ、本来の志望である、指揮者、作曲家に軸足を移しつつありますが、まだまだ歌手としても、演出家としても、つぎつぎに新しいチャレンジを続けています。まずは、間もなく初日を迎える、初めてのワーグナーが、無事成功することを心から願っています。




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1994年 ホセ・クーラ プッチーニ「つばめ」最終版の世界初演に出演 / Jose Cura "La Rondine" final version world premiere

2017-02-02 | オペラの舞台―プッチーニ



ホセ・クーラは現在、モナコのモンテカルロ歌劇場で、初挑戦のワーグナー・タンホイザーのリハーサル中です。
これまで、イタリアオペラ中心、主にヴェルディとプッチーニのドラマティックなオペラやヴェリズモのプロフェッショナルとして、作品と役柄の解釈を深めてきたクーラですが、今回は、念願でもあった、ワーグナーのロールデビュー、もちろん新プロダクションのため、2017年2月19日初日めざじて、1月末から、リハーサルに入っています。





 → 「(緊急告知編) 2017年 ホセ・クーラ ワーグナーのタンホイザーに初挑戦」


タンホイザーのリハーサルの様子は、写真など断片的な情報は入ってきていますが、告知されていたクーラからの情報発信はまだありません、
ということで、クーラのタンホイザー情報を待ちつつ、今回は、モンテカルロ歌劇場にゆかりの作品として、ここで初演されたプッチーニのオペラ、「つばめ」(La Rondine)の話題をとりあげたいと思います。

「つばめ」はプッチーニ59歳の年の作品で、かなり後期の円熟の時期に作曲されています。1917年にモンテカルロ歌劇場で初演を迎えました。しかし初演の評価に満足できず、改訂を繰り返し、プッチーニは第3稿までねりあげたそうです。

ところがこの最終稿は、第二次世界大戦の戦火で焼失、のちに、残されたわずかな資料で復元作業がすすめられ、失われた改訂部分のオーケストラ譜の復元・補筆を経た最終版の世界初演は、1994年、トリノのレージョ劇場でおこなわれました。

今回、紹介したいのは、この「つばめ」最終版の世界初演です。この時、クーラが、主人公マグダ(ソプラノ)の愛人ルッジェーロ役で出演しました。1991年にアルゼンチンからイタリアに移住して、まだ3年後のこと。当時31歳です。

あまり情報が多くないので残念ですが、いくつかの舞台写真、YouTubeにも少しだけですが、その時の舞台の動画があります。

またクーラは、「つばめ」では、2012年に仏ナンシーで、マスタークラスの生徒たちを出演者に、自らは演出、舞台デザイン、衣装、そして指揮もしています。その時の様子も、またいずれ紹介したいと思っています。


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Torino, Teatro Regio, 22 marzo 1994
Conductor = Donato Renzetti
Orchestra = Teatro Regio di Torino

Magda = Nelly Miricioiu
Ruggero = José Cura
Ramblado = Roberto De Candia
Lisette = Silvia Gavarotti
Prunier = Iorio Zennaro





このオペラのテノールのアリアで有名な第1幕のルッジェーロの「パリ、それは欲望の街」は、第2版で付け加えられたものだそうですが、この最終版では残念ながら削除されています。

第2幕、舞踏会の会場で意気投合した、ルッジェーロ、マグダと友人らによる4重唱と合唱「あなたのさわやかな微笑みに乾杯」を。画質はどれもたいへん悪いですが、クーラの若々しい声を聞くことができます。
Jose Cura 1994 "Bevo al tuo fresco sorriso" La rondine



第3幕、ルッジェーロは、親に結婚の許しを請う手紙を書いたことをマグダに伝える。ルッジェーロのアリア、「僕の家に来てくれるといって」。
画質は最悪、色が抜けてモノクロになっていますが、クーラがたいへん甘く、やさしく歌っています。
José Cura "Dimmi che vuoi seguirmi" 1994 La Rondine



第3幕、それまでの版と大きく違っているラスト。1、2版では、マグダが自ら身を引いて、ルッジェーロに別れを告げていましたが、第3版では、マグダの過去(金持ちの愛人)を告発する電報を受け取ったルッジェーロが、マグダを責め、去っていくというもの。ドラマとマグダの人物像を大きく変える変更となっています。
Jose Cura 1994 La rondine Act 3 last duet






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「つばめ」の歴史的な最終版初演の舞台で、若々しく、強靭な声をもつ、初期のクーラの歌唱を聴けるこうした動画が残されていたことは、画質が悪いとはいえ、たいへんありがたいことです。

前述のように、現在、クーラは、モンテカルロでタンホイザーのリハーサル中ですが、パリ版フランス語上演という珍しいプロダクションです。
ルーティンを嫌い、好奇心とチャレンジ精神旺盛のクーラ。これまでも、この、つばめ最終版初演をはじめ、プッチーニのエドガール4幕版の世界初演などにも出演してきました。

興行的にメジャーでなくとも、貴重な珍しい作品へのチャレンジを好むクーラですが、予算削減、公的補助削減などが欧州の劇場でもひろがり、こうした珍しい作品の発掘や上演は困難になっているといいます。クーラは、かつてボーイトのネローネというたいへんめずらしいオペラへの出演を予定していて、楽しみにしていたようですが、イタリア政府の補助金削減で劇場が資金難になり、キャンセルされたこともありました。

公的な助成をはじめ、観客・住民によって支えられている芸術であるからこそ、クーラは、現実社会と結んで、人間と社会の現実に根ざしたオペラをつくることを、アーティストとしての使命として、繰り返し訴えています。

クーラは、レバノン出身の父方の祖父母、イタリアとスペインの移民の母方の祖父母をもち、移民の国アルゼンチンで生まれました。そして91年に祖母の出身地イタリアに移住、外国人排斥を訴える勢力が増大するなかで、フランスに移らざるをえないという経験もしています。シリアなどの難民の人々の姿を、かつての自分たちを想起させるものとインタビューで語ったこともあります。

今回のトリノの舞台は、その移住からわずか3年後。家賃が払えずガレージに住み、皿洗いやストリートミュージシャンもしながら、歌唱の探求をすすめ、ようやく主役級の出演が可能になっていった時期です。もし、当時、移民排斥がつよまり、クーラがアルゼンチンへの帰国を余儀なくされていたなら、現在のようなクーラは誕生しなかったでしょうし、クラシック音楽、オペラの世界は、ユニークで魅力的なアーティストを失っていたことでしょう。


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