2017年2月19日に初日を迎えた、ホセ・クーラ初のワーグナー・ロール、タンホイザー。
このモンテカルロ歌劇場のプロダクション、初日の会場は、大喝采。そして多くのレビューも大絶賛でした。
タンホイザーのパリ版フランス語上演という歴史的な意義に加えて、主演のクーラをはじめとする歌手、合唱、演出、指揮、オケなど、パフォーマンス全体を高く評価するレビューが少なくありませんでした。
フランスの公共テレビ局フランス3が収録するという情報が入っていましたが、ようやく、放送日時が決まりました!
どうやら、最終日の2月28日の舞台を、ライブ放送するようです。
→ 無事放送終了! オンデマンドで2017年9月1日まで視聴可です!
●現地時間――2月28日(火)午後8時~放送開始
●日本時間――3月1日(水)午前4時~
●放送時間――3時間20分
●放送は、フランスの放送局のインターネットサイト、CULTUREBOX
*アップされた録画です
Conductor= Nathalie Stutzmann
Directer= Jean-Louis Grinda
Set&Light= Laurent Castaingt , Costumes= Jorge Jara
Tannhäuser= José Cura
Hermann, Landgrave de Thuringe= Steven Humes
Wolfram= Jean-François Lapointe
Elisabeth, nièce du Landgrave= Meagan Miller
Vénus= Aude Extrémo
Walther= William Joyner , Biterolf= Roger Joakim , Henry= Gijs van der Linden
Reinmar= Chul-Jun Kim , Un Pâtre= Anaïs Constans
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指揮者は、ナタリー・シュトゥッツマン、演出は、モンテカルロ歌劇場の総支配人でもあるジャン=ルイ・グリンダ。
ジャン=ルイ・グリンダは、日本の新国立劇場で、この3月14日から始まる新制作のルチアの演出家でもあります。このルチアは、モンテカルロ歌劇場との共同制作なのですね。
グリンダ氏は、タンホイザーの初日を終えて、すぐに出発し、すでに日本に滞在中のようです。フェイスブックに、「ホテルの窓から富士山が見える」と写真を投稿していました。
モンテカルロ歌劇場は、このタンホイザーの宣伝動画をアップしてくれています。クーラのインタビューなども入り、とても美しい舞台の様子が分る動画です。
Tannhäuser - MONACO INFO - Février 2017 2
ライブ放送は、日本時間の深夜から朝にかけてなので、なかなかきついですが、オンデマンドでしばらく見られる可能性もあるかもしれません(??)
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→ 前述のとおり、9月1日まで、オンデマンド視聴可能です。
また、この動画の最後に、ナレーターが、DVDについてふれていますので、録画がDVDとしてリリースされるかもしれません。
クーラの出演したオペラのDVDは、これが実現すれば、2010年のカールスルーエのサムソンとデリラ以来です。
楽しみに待ちたいと思います。
舞台の様子、またレビューもたいへん興味深いものがたくさん出ていますので、次回まとめて紹介したいと思います。
*写真は、モンテカルロ歌劇場のHP,FBなどからお借りしました。