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《 リアル 大相撲 ルポ 》 [千秋楽、①]日馬富士の貴ノ岩への「殴打傷害事件」。大山鳴動して、ネズミ1匹に。八角と協会を舐めまくる、モンゴル互助会。貴乃花「前・巡業部長」のウソと違反と「女将」景子

2017-12-09 19:50:34 | 相撲犯罪者

 もたもた、また一歩一歩と真偽を細かく調べまくり、取材をこまめに続けている間に、すでに「大相撲冬巡業」が、12月3日から始まってしまった。

 なにしろ、この「事件」と「騒動」については、次から次へと、不可解な証言やら、加害、被害双方の「後援者」と自称する者達の、誰が教えたのか、話したのか、どっちに付いているのか? 正体不明の談話が飛び交う始末で、それをも、潰し、当たって、真偽を確かめる必要にも、余計に駆られた。

 しまいには、在日しているのか、日馬富士の実の妹と自称する正体不明のオンナまで、テレビスタジオに登場。

 「兄は、3~4発、殴っただけ」と強弁。だったら、細かく仔細に知っているはずの事実関係を問われると、あいまい、しどろもどろ、ろろろろ・・・・・・。

 さらには、大相撲のコトを知りもしない、これまでもキチンと取材もロクにしたことが無い玉木正之ら、自称評論家らの有象無象が、推測や想像でしゃべりまくるに至っては・・・・・。

 ネットで記事にもされたくらいなので、あきれながら読んだ方もいるかもしれない。

 この事件に関しての「中盤篇」をアップしてから、もう長い月日が流れてしまった。

 この期間。折々に、記事を打ち込んでは、いったん止めて、また取材を始めるという日々だったため、記事の事実関係が重複し、流れが読んでいて、すんなりいかないかもしれないことを、まずお断りしておきます。

 そんななか、そして、さっそく初日から、危惧した通りの滑り出しとなった。

  長崎県大村市から始まった、「2017年 冬巡業」。沖縄県まで足を伸ばし、約半月。17日まで巡る巡業旅。

 本場所と違い、激しい投げ技や、必要以上の突き落としや、土俵際の最後まで耐えて、くいしばってねばる、きわどさなどは、極めて皆無に等しい。ほどほど適当に、取り組みではケガをしないようにやる「花相撲」。

 いかにもねばっているように「見せる」。大げさな、見え見えの演技ポーズは、見せる。

 なもんで、寄り切りや押し出しが頻発。

 とはいえ、観客は、真剣勝負を、この眼で見たいと詰め掛けている。この秋巡業でもそうだったが、8割は観客が毎地方巡業場所ごとに、埋まる。

 その流れを受けて、驚くほど強気な、興業主の団体や放送局。破格料金設定。

 本場所。来年の1月14日から、両国国技館で始まる「2018年 初場所」でさえ、最高に高い料金の「たまり席」で、1人1万4800円。一番安い「自由席」で、2200円。

 なのに、初日の「大村場所」。

 「たまり席」で、1人2万2000円。最安でも、4000円。一生に1回、ナマで観られるかどうか? とはいえ、う~ん・・・・・・・・・。それも、取り組み数、少ないのに・・・・・・。取り組み、たった1時間足らず。

  次の、「五島場所」でも、やはり2万2000円。最安ともなると、ここは5000円。国技館でなら、2人入って、お釣りがくる値段。

 ンなもんで、驚いちゃいけない。

 12月7日に行なわれた、大分県宇佐市や、10日の鹿児島市では、最安価格席、なんと8000円!

 なのに、いきなり、「犯行現場にいて、殴られ続ける模様を黙って見ていた者同士」。モンゴル互助会の、あからさまな無気力相撲が披露された。

 初日、「大村場所」の締めの取り組みは、御存知ダヴァジャルガル 対 鶴竜こと、マンガルジャビーン・アナンド。もう、来年の巡業にはいないはずの、アナンド。

 とはいえ、・・・・・・・・。

  右足上げている左が、ダヴァ。

 両まわし取られ、チカラなく持ち上げられてゆく、右側のアナンド。

  ハイ、もう一丁と、ダヴァがひょいと持ち上げて

  ゆっくりと、ケガさせないように土俵の外へ降ろして、勝負あった。この日は、ダヴァの勝ち。

 巻き起こる拍手・・・・・・・・。

  互助会の仲良し、べったりクラブ。

 真剣勝負とは、ほど遠い、八百長まがいの一番。

 それが、「横綱対横綱」の、大村場所の締めとして、披露された。

 ダヴァ。ひじ打ちも、見せず。目つぶしも、せず。のど輪を超えた、首絞めも、アゴ打ちもせず。勝負あった、の後も、突き飛ばしもダメ押しもせず。

  モンゴル互助会トップ会員同士の典型相撲を、恥ずかしげも無く、ちゅうちょせず、初日から見せた。

  さらに、翌日の、この「五島場所」でも、この「両横綱」が締めで、ご登場。

 今度も、お互いのまわしを掴んで、グイッと持ち上げ。

 アナント゚が、空中に上がり、今度は土俵際でダヴァの身体が浮き上がり、ハイ、着地させて、今度はアナンドの勝ち。

 この調子で、「横綱」同士の「熱戦」ならぬ「ねつ、ぞう戦」は、勝ったり負けたりしながら、滞りなく最終日まで展開されるはず。

 それを、八角理事長以下、な~~んにも言わない。呼び出して、相変わらず注意もしない。

 ココで、本場所のようにダヴァがアナンドを、ひじ打ちを喰らわして、目やアゴ、頬や首に重傷を負わせたり、ダメ押しの突き飛ばしを見せて、土俵下に転がしたりすれば、アナンド。

 今度はホントのケガを負った「診断書」を初場所前に協会に提出して、引退を1場所延ばせるかもしれない。

 と同時に、アナンドが巡業を途中休場しちゃうため、「冬巡業」をダヴァが「1人横綱」でこなさなきゃならなくなるため、そんなことは、しないかあ・・・・・。

 にしても、今回の巡業ほど、マスコミに注目され、同行密着取材をされているのは、初めてであろう。

    もちろん、すでに記事化したように、このようにダヴァの土俵入りの際に、露払いで並んでいた、石浦は、すでにいない。

 傷害事件の現場に同席したからではない。

  もう、距離を置き始めている何よりの証拠だ。すでに記事化した父親からの説諭も、あったからかもしれない。

 

   一方、拒否、また拒否街道、ならぬ、怪動をしまくり、怪道をひたすら突っ走っている、この貴乃花親方。

 11月22日に、日本相撲協会から1回目の呼び出し。事情説明もせず、決裂。

 2度目は、中1日置いて、24日。わずか、3分で部屋を出てきた貴乃花。

 「(貴ノ岩の)頭が切れていたんだぞお!」と、キレまくって、叫んでたと、部屋にいた親方衆。

 45歳にもなったんだから、多少の冷静さと、分別あってしかるべきなのに、この貴乃花。

 「頭が、割れていたんだよ!」と、キレて、怒って、言い捨てていたとも。

 頭が割れて、切れて。そりゃあ、大変だわい!

 こりゃ、さぞかし重傷だと思いきや、診断書は2枚とも、全治2週間ポッキリ。ケガが治りつつあるはずなのに、ケガが2つ増えていた怪。

 家庭での切り傷、打ち身、捻挫程度と同じ程度の診断負傷なのに。んでも、2週間は変わらず。なお且つ、完治した日が2週間目というのに、さらに「重症」「重傷」にしたい貴乃花。

 貴ノ岩本人の意思は、まったく、親方の異常な「信念」の前に、見捨てられたまま。まるで、貴ノ岩は、意思無き道具。

 さらに、来週早々に鳥取県警が書類送検する際の「全治」は、10日間の見立てになっている不思議さ。

 なんともはや、?をいくつ連ねても、理解不能。一般人から見ても、傷害程度感覚が一致しない。

 さらに、貴ノ岩の今の姿。彼を連れてこないどころか、チラ見せすらしない貴乃花。徹頭徹尾、隠し通して、見せない。

 さらにまた、すでに医師判断でも、完治しているというのに、再び入院させようと計画している。

 となると、来年の初場所も休場「させる」腹積もりか。十両へ陥落し、幕下まで落ちる可能性は大きい。

 それが、貴ノ岩本人の意思からきたものとは、とても思えない。

 ちなみに、月額の給金は、約150万円から、幕下では、たったの15万円に超減額!

 その補填分を、貴乃花が自腹切って、払ってくれるとでも言うのであろうか・・。

 ちなみに、ニュースでもなっているように、いまだに冬巡業を休場しなければならない理由の記載された「診断書」は未提出。

 貴乃花は、次々と規則違反を積み重ねている異常事態を続けている。

 

 よほど、重病、重傷に、なんとしてでも、したい!としか想えない。

 「秘密のベール」に包まれたまま、こんにちに至っている。

  そんななか、ただ1枚の、「証拠写真」。

  貴ノ岩が、大先輩にあたる元力士の旭鷲山(きょくしゅうざん)に、日本海を電波で飛び越えて送った画像が、その負傷を明らかにした。

 顔は、見えないが、まさか別人ではあるまい。そこまでねつ造はしないであろうと信じたい。

 前頭部という診断であったが、どう見ても頭頂部。

 で、そこに縦に一直線に切り傷・裂傷が発生し、その箇所を治療ののち、医療用ホチッキスで9針縫いつけて、暫定治療した跡が見える。

 長さ、5・5センチメートルほど。

 この治療を受けたのは、負傷・流血をしたのちに、10月26日の、第二の故郷である「鳥取場所」で、土俵に上がる前の午前中。

 貴ノ岩の母校である、私立鳥取城北高校の相撲部の関係者が伴って、稽古中のケガの治療などで、無理をきいてもらっている、市内の馴染みの医院で治療してもらったと私はみる。

 馴染みの床山に頼み込み、何とか、この傷が見えないようにマゲを結ってもらいたい。この傷のコトは、親方はもちろんのこと、誰にも言わないで欲しいとも、頼み込んでいる。

  本人からの伝聞によれば、だが、耳が、ぼんやりと聴こえにくい状態で、取り組み。

  見た目は、なんら問題なく、勝って終わっている。

 この事件のことは、師匠である貴乃花には、「怖くて、言えないままでした」と、旭鷲山に、☎で語っている、

 これも、その後の展開からして、ウソには聴こえない。

  妻であり、相撲部屋の異質な女将である、元フジテレビのアナウンサーである、花田景子も、全国を巡る「講演会」で、

 「ウチの部屋の力士は、全員、親方を怖いと想っています」と、公言しているのだから。

 「負けが込んでも、なぐさめの言葉も親方は、一切かけません。弟子を、いつも突き放しています」とも。

 そんな、師匠と所属力士の関係。

 その影響も手伝い、ここ数年で14名いた力士が、いまやわずか9名しかいない。

 5名が、この部屋を、バタバタと去って行った事実。

 すでに書いたように、親方と女将は、部屋には住んでいない。45ある相撲部屋で、唯一の通い師匠と女将だ。

 

 そんな状況なのに、さも弟子と、こよなく心の隅々まで通じ合い、全身全霊で弟子のことを擁護しているような素振りを、いまだに徹頭徹尾ポーズ。

 そんな貴乃花のキレまくった言葉だけを聞かされて、逆切れした親方のなかには、「俺たちに、土下座でもしろ!と言うのかよお・・・・・」と、記者団に向けて、怒りをぶつけてきた者もいた。

 そして、3回目は翌25日。

 2度あることは、3度あるの例え通り、部屋に入ったものの、すぐさま出てきた貴乃花。

 いつもいつも、何も自ら率先して、具体的行動をしようとしないため、今日に至るもダヴァに舐められっ放し、軽視されっ放しの、八角理事長。

 彼が、やっとこさ25日になって、最後に顔を出しても、いまさら話し合う余地無し。事情説明、する気無し。八角は、なんとしてでも、貴ノ岩を出席させて、危機管理委員会に出させる努力をする気もなし。

 ある種、今に至るも、協会の持つ、腐って、且つ根深い、なあなあ、あいまい、でたらめ、テキトー体質の反映でもある。

 例えば、先場所の千秋楽の土俵上。

  協会ご挨拶の読み上げの時から、つい数日前の「待った」「立ち合い合わず、取り直し要求騒動」でも、ダヴァ、見た通り、この八角に対し、屁でも無いとばかりに、心からの謝罪無し。

 今もって、なし。

  この「バンザイ」騒動の時のことも、批判も注意もせず。

 ダヴァの親方・師匠ではなく、事実上は単なるスポークスマンでしかない宮城野親方は、部屋の千秋楽終了後の「部屋の打ち上げパーティー」の席上で、「立派な優勝インタビューの受け答えだと想った」と言う始末。

 「膿(うみ)を出し切る」

 はあ?

 ダヴァ、あんたが膿そのもの、動く権化ではないのか?

 出し切るということは、引退を勧告される前に、自らモンゴルに帰るということと、理解したいが・・・・・・。

 ダヴァ。まだ、わが世の春を謳歌したまま。

 まるで、自分が理事長であるかのような発言をしまくって、締めに自分に向けてバンザイしてくれと言わんばかり・・・・・。

 駄馬ダヴァが、名馬にでもなったつもりでいるんだろうか・・・・・・。

 横綱の明らかな越権行為と、その言動。なのに、八角、言わない、呼びつけもしない。権限と職権はあるのに。

 懸賞金の受けとり、かっさらい手口。土俵上に両手付かずに、立ち上がりゃあ、左手を相手力士の前に突き出し、驚かし、ひるませ、卑怯で汚い、めくらマシ取り口。

 コレで、品位ありますか? ねえ、八角よ、ねえ、横審の皆々様よ。むかし、セミヌード写真集を出し、スキャンダルにもまみれた評議委員長の皆様よ。

 横綱としての「品位」を欠くと審議のうえ決議すれば、理事長に上申は可能。だが、実際には、何の権限も無い。お飾り評議。

 さらに指摘すれば、ダヴァが相手力士の、のど、クビ、アゴ、目を狙った、右ひじをぶち当てての危険なエルボー。

 それを見ても、八角。

 「俺もさあ、カチ上げ、好きだったけどねえ」でオシマイ。意識が、一般人と違っている、ズレているだけではない。タガが、はずれている。

 だからか、何の反省も無い、ダヴァ。

 先月30日の、理事会のあと、八角理事長は、ダヴァと、スポークスマンの親方を部屋に呼んで、「厳重注意」を申し渡し、ダヴァは謝罪した・・・・・と、報じられた。

 だが、その場を、誰も見ていない。なもんで、さらに容易に、信じられない。

 と言うのも、もしその場で改心し、謝罪を本当にしていた・・・のであれば、11月3日。

 わずか3日後の、冬巡業の初日。

  間違っても、こんなモンゴル帽子をかぶり、

  こんなジャージを着て、会場入りはしないはず!

 これ見よがしに、「モンゴル互助会」の結束を、協会に、観客に、相撲ファンに強烈にアピール。

 反省皆無。八角の並べた、ご託なんて屁でもねえや!と、言わんばかりのジャージと帽子。

 日馬富士のやった傷害行為を、旭鷲山に電話で問われ、

 「兄貴よ。軽い、かわいがりですよ」。

 そう、言ってのけた、ダヴァ。

 自らも立ち合い、率先して行動した「傷害事件」。ソレを、力士として協会に、正直に報告しなければならない「義務」があるのに、意図して怠って、隠ぺいしようとした罪は重い。

 このジャージ以前に、大相撲の力士は、外出する際には、浴衣着用が大原則。

 相撲教習所で、教えられたことを、まさか、ダヴァ。忘れ去ってはいまい。

 十両以上は、時と場合によって、着物、羽織袴、オーバーコート着用が許される。

 だが、ジャージは許されない

それは、本場所だけではない。巡業といえども、同様だ。

 ましてや、国籍は例え、モンゴルのままであっても、日本国の大相撲の最高位の横綱。

 許されていないことを承知での犯行と、反抗。

 そんな基本的なことも知らずに、青木理などは、「そんな、着てるもののことまで言うのは、ちょっと・・・・・」と、記者とも思えぬシロ~ト感想には、のけぞった。何一つ、事前に調べもしないで、席に座っている安易な姿勢。

 この日の行動と、上記、「モンゴル互助会相撲」についても、協会幹部も、八角理事長も、何の注意もおとがめもせず。

 そりゃあ、俺様の天下だ!と勘違いし、思い上がるのも無理は・・・・・ある。

   あの鳥取市にあるラウンジ、「ドマーニ」におけるモンゴル互助会の酒宴の場でも、

  先に口火を切って、貴ノ岩に説教し始めたのは、ダヴァ。

 殴る役目を、あらかじめ日馬富士に、「ドマーニ」に向かうタクシーのなかで、事前に決めていただけ。ひとつ手順ずれていたら、ダヴァが殴りつけていた可能性が高い。

 それも「大横綱の言うことを聞け!」と、叫んで。

 「大横綱」と、臆面も無くクチにする意識に、言わせる意識の思い上がり。

  その自称「大横綱」。

 また、いつもの場所後の会見のように、千秋楽翌日の11月27日は、予定時刻の午前10時から15分も遅刻。

 反省や詫びの言葉無し。

 酒の匂いを漂わせ、酒宴の影響で、寝不足のため「フラッシュが、まぶしいなあ」が、開口一番の御言葉。

 そんな言動を気にもせず、甘受し続けてきた相撲番記者の罪は軽くない。誰一人として、注意もしない。その積み重ねが、今回の傷害事件を産んだ起因ともなった。

 なにしろ、協会に招待されて慰安旅行に、タダ酒求めて、笑顔でゾロゾロ連れだって行くのが慣例化しているのだから・・・・。

   日馬富士は、確かに「引退」はした。

 自分からその意思を示したのは、ウソ。親方が協会に当たって、もう、引退をさせるしか、他に方法が無いと分かったからの末の、苦渋の選択がしようの無いない引退。

 それが証拠に、「責任を取って」とは、残念そうにクチにしたが、貴ノ岩への謝罪も、反省の言葉も、たったの一言も無かった。

 それどころか、説教から転じて、殴り、叩き、大型リモコンの角を、先の写真の頭頂部に叩き付けた一連の行為を 

 「正しいことをしたのに、どうして私が・・・・」と、悔しさを滲ませていたことからも、その意思とホンネが透けて見えた。

 なお、加害者の彼には、協会から「懸賞金」の積立金の総額と、自ら引退したことにより、慰労金など、計3億6000万円が支払われている。

 積立金は規則とはいえ・・・・・・。

 左手、並びに左腕を多く使って、殴り続け、はたき続け、カラオケの大型リモコン機器を使用してチカラ一杯振り上げた。

 そのため、途中休場した際の「診断書」には、その箇所が痛みがあるとの記載で、全治6週間にしたのには、もはや言うべき言葉も無い・・・・・。

  

 元に根づく、腐りきった「膿」の象徴は、いまだ土俵から「引退」は、していない。

 この事件で掴めたのは、ただただ、ひたすら、こちらも単細胞の貴乃花の怒りのみ。

 この流れを見詰め、親方衆、残りの理事9人らの反応や、受け止め方を調べると、12月3日から約2週間の行程で、九州各地で行われている「大相撲 冬巡業」での巡業部長を引き続き貴乃花に担当させるという意識は、協会には無いと想えたし、事実、その通りになった。

   それにしても貴乃花は、一体全体、この先、どうするつもりなんだろう? どうしたいんだろう?

 プロレスじゃあるまいし、誰にも拘束されない、フリーの相撲部屋の親方などという存在は、あり得ない。

 あくまで、公益財団法人、日本相撲協会の理事という職責の地位にあり、事件発生時、巡業部長と言う肩書きを持っていたため、行動範囲も限定され、常に報告義務があるはずなのに・・・・・・。

 もっとも、協会員であることの「誓約書」を、所属力士9人も含め、いまだに提出していないので、正式法的には大相撲力士ではない!

 心だけはフリー・・・・なのかも知れない。

 このままでは、理事に再選されることは無い。さらに、理事長選に出馬も不可能。支援理事おらず、票も集まらない。

 「信念」なるもの、来たる「新年」になっても、理解は誰にもされはしない。

 ただの親方として生き残る目も、厳しい。

 このままでは、部屋は閉鎖し、9名の力士は、引退か、他に預かってくれる部屋への移籍しか、方法は無くなるであろう。

 そのくらい、腹をくくって、何でもかんでも拒否しまくって、動いているか?というと、そこまでの気概は無い。

 ただの、わがまま45歳にもなったものの、子供じみたオッサンでしかない。

 今後、理事に選ばれないことだけは覚悟していると、後援者に打ち明けている。

  さて、この貴乃花についての疑惑だらけの言動についても書く。

 先に書いたように、26日午前中の治療については知らず。貴ノ岩も隠していた。

 それが、29日。秋巡業が終えた日に、前日に再度広島県で治療をしてもらい、診断書を初めてもらい、全治2週間と判明。

 29日に、報道では貴乃花が鳥取県警に自ら足を運んで、「被害届」を提出したとされている。

 だが、どう考えても、おかしい。

 まず、事件に気付き、弟子に問い質した時点で、巡業部長として、理事長に報告しなければならない義務がある。

 義務を怠った時点で、総責任者としてなっていないことになる。

 また、福山市から、鳥取市までこのような所用で行きますという報告も、理事長にしなければならない。

 なのに、一切している形跡は見当たらない。

 貴乃花の後援者は、彼から聞いたハナシとして、八角理事長には報告したと言っている。しかも、理事長が、そのことを公表せず、隠していることに怒っているという。

 事前の報告義務。

 これは、私の記事を読み続けて戴いている人は、気付いただろうが、琴奨菊が、秋巡業を終えるや否や、福岡に行き、ソフトバンクの野球観戦に興じていた記事のなかで、相撲協会に取材したところ、事前に単独行動をする場合には、報告義務があると聞いたからだ。

  

 鳥取県警から、11月2日に協会に向けて「傷害事件」についての、事前の☎問い合わせ。

 翌11月3日に、電話でその協会からの、事件についての、貴乃花へ問い合わせ。

 前日、鳥取県警から、取り調べへの協力依頼が有ったからだ。協会としては、寝耳に水。

 そうしたら、貴乃花は「いや。まったく知りませんでした」、「詳しいことも、分かりません」、「そう言えば、階段から転げ落ちていたいとかは言っていましたが・・・・」

 この時点では、本当に貴乃花は知らないでいたことは、本当だ。

 なにしろ、貴ノ岩が、本当のことを何も話していなかったのだから。

 恐れていて、正直に話せない気風と、関係。

 それは、貴ノ岩をはじめ、9人の部屋所属全力士も同様だ。

 他の相撲部屋と違い、一緒の暮らしはしていないばかりか、おかみさんの花田景子は、全国で講演会などをこなして、オフィスを持って仕事をしているなど、普通ではない。

 29日に、貴乃花自身が、貴ノ岩を伴って、本当に鳥取県警に行って、事情を話すと同時に、前日に広島県でとった「診断書」をたずさえて「被害届」を出したのか?

 大いに疑問だ。

 というのも、上記写真の日。11月26日の夜。

 福岡県田川市での、「貴乃花部屋 千秋楽 打ち上げパーティー」の席上。

 2階の窓ガラスには、マスコミ注視のカメラの放列のなか、カーテンもかけず、これ見よがしにマイクを手にした姿を見せた。

 さらに、音声も自由に録音させていた。

 そのなかで、おかしな言い回しを、している。

  自分が鳥取県警に行ったとは、貴乃花。言っていない。

 「被害届が、鳥取県警に回っていったようです」

 ン? 伝聞を話しているな、と。

 やはり、城北高校相撲部の人達が鳥取市内にある警察署に「被害届」を出したのだ。

 というのは、11月14日から15日にかけて、いっせいに、当初「暴行事件」といわれていたことが報道され、と同時に、貴乃花親方が、被害届を提出したとも報じられた。

 ん? 琴奨菊の「手付かず」身勝手無断?遊興単独行動のこともあり、秋巡業最終日とはいえ、貴乃花自身が言った「巡業の総責任者」自らが、取り組みが終了したあと、興業の御礼の地元へのあいさつ回りや、後片付けや、福岡入りの大型バスの手配や指示もせず、それらの業務をさぼり、放棄して、さらに届けも出さず、鳥取「県警」まで直接行くであろうか!?

 先に書いているが、電車を乗り継いでも、鳥取駅までだけで5~6時間かかる地へ。

 打ち出し終了が、午後3時。その時点で旅立っても、夜の10時前後着。

 県警の業務は、もう、とっくに終わっている。

 職務放棄は、罪だし・・・・・。

 その疑問が消えず。実はその数日後、私は、鳥取県警に問い合わせている。

 ーーー被害届を出したのは、本当に貴乃花親方なんですか?

 「貴ノ岩側の人物です」

 ---ん? では、何名で来たんですか? 県警にまで、直接来たんですか? 最寄りの警察署ではなくて?

 「その点につきましても、申し上げられません」

 んんん・・・・・やっぱり、か。

 で、先日。2度目の問い合わせ。

 ---確認です。貴乃花自身が、そちらに来たのか? どうか?なんですが。

 「お気持ちは分かりますが、申し訳ないんですが、お答え出来かねます」

 ---それは、どうしてですか?

 「個人情報に当たりますので」

 ---ですが、ここまで全国的なニュースになっておりますし・・・・。この事件について、記者発表はして

 「おりません」

 ---ということは、各社、独自で?

 「まあ、わかりませんが、おそらくそういうことでしょうねえ」

 だから、バラバラな情報が乱れ飛んでいる、というわけか。

 記者発表をしない傾向は、年々高まってきている。ましてや、現職警察官が起こした犯罪も増え、クチを閉ざす傾向に拍車が掛かっている。

 もし、万が一、29日に貴乃花が出向いていたというなら、当然貴ノ岩の、「頭が割れていて、切れている」ことも、知っていたはず。

  知っていて、わずか3日後に、福岡県田川市役所に引き連れて行ったとしたら、こりゃもう、ひどい人間のクズということになる。

 自身の描く理想像とも言うべき、弟子想いの親方とは真逆の、許すことのできない人間ということになる。

 別に、2人もの幕内力士を引き連れて行かなくとも、上位の貴景勝1人でも、充分役目を果たせるはずなのだから。

 結局、貴乃花は2日に問い合わせがあるまで、ケガのことも事件のことも、一切知らなかったというほかない。

 おかしな体の動きに対して、聞いて、「階段から転げ落ちた」という貴ノ岩の言葉を信じ込んでいた。

 そんな冷ややかな関係でしか無かったことの、証明でもある。 

 ただ、ソレ以降が、ガラッと変わる。

 11月2日に、田川市役所に貴景勝と共に引き連れて行った時も、何も異変は感じてもいなかったのだから。

 貴ノ岩に対し、実情を初めて問い質したのは、3日の夜。

 そこから、とたんに変貌。

 翌日の11月4日に診察させ、5日には福岡市内にある「済生会福岡総合病院」に入院させて、頭部のCTスキャンも撮影させ、頭部、耳など診察、診療させ、9日の退院時に、診断書を書かせている。

 その時点で、全治2週間が終了。

 医療用ホチッキスも抜いたはず。

 なのに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 診断書を出したのは、提出期限の2日後。

 そして、今また、貴ノ岩の意思とは、無関係に、無視して冬巡業を強制休場させた挙句、新たな「診断書」も提出せず。

 もう、意地張りまくりの、メチャクチャ!

 実は「済生会」系列の総合病院って・・・・・。

 貴乃花の、知られていない、素の人間性は・・・・・・。

 女将のはずの、景子夫人も、実は、弟子のことなんて・・・・・。なんと、本場所が行なわれているにも関わらず、とんでもないことをしているんですが・・・・・。

 《 「千秋楽②」に、続く 》



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