『 2022・12・27 掲載 』
急に、北島三郎の名前が、クローズアップされていた
事実上の引退への動きを記事化しなければ…と思い始めていたこともあり、まず、その理由をと、検索してみると、
「有馬記念」という、重賞競馬レースの名前が。
見事に優勝を果たしたのが、イクイノックス
実は、種馬として、キタサンブラックがおり、
そう、知る人ぞ知る、北島三郎の持ち馬だった
当日、八王子市に建つ豪邸の一室で、テレビで、そのレースを見ており、優勝の瞬間を見届けたという
更に、思わず♬「まつり」を歌ったという、事務所からのコメントには?マークがつく
というのも、最近、日々、北島自身のサビの部分、歌い上げるところの声の伸びが、か細くなり、従来の良いところが、なくなりつつあるのだ
11月上旬から、放送され始めた,BSテレビ東京の、土曜早朝番組「サブちゃんと、歌仲間」
それまでは、辛くも、右腕を伸ばし、右に置いてある「お手付き台」に手を付いて、花束などで手を隠し、それで体全体を支えるようなカタチで歌っていた
それが、10月収録、11月放送分から、ガラリ一変
番組で、日本クラウンに所属している歌手たちと話しているときに座っている椅子よりも、歌う時は、さらにふかふかのソファ上の豪華車いすに座りっぱなしで、歌い出したのだ。
それも、車いすの全景は見せず
上半身だけ、カメラは映しだし、座っているのかどうかも、定かにさせないようにして、歌唱を終える
もはや、立っているのも、つらい状態なのであろう
風呂場で、転倒した時にも、腰、尾てい骨をしたたかに打ち付けており、ついに、座ったままじゃないと、歌い、しゃべることもできない状態になってしまった
それ以前に、八王子市のホールで行われたコンサートでも、いつものように、北山たけし以下、歌手たちが歌いまくり、北島は、車いすに座ったまま歌唱
「もう、これで、最後のコンサートになります」と、何度も、車いす姿を見せることをなげき、さびしそうに、クチにした
事務所は、あわてた
「それは、八王子で行うコンサートは、これが最後になりますという意味で、北島が、もう、コンサートをやらないという意味ではありません。誤解しないでください」
事実・・・
10月27日、中野サンプラザホールにおいて、所属歌手として「日本クラウン創立60周年記念、令和・歌の祭典コンサート」に、出演
所属歌手、30組。
中には、世間では無名の演歌歌手が多く,一生、ここでは歌えないかもしれないステージでの華やかな姿を、支援者、友人、家族らに一目、見て欲しいとの熱い思いで、チケットを自ら購入
そのため、早々に、完売した
祭典のラスト、北島が満を持して‥‥豪華ソファ特注車いすに座ったまま登場
拍手で迎えられる中、♬「風雪ながれ旅」を、単身、歌い上げ、最後には、その車いすを囲む形で、♬「まつり」を、出演者全員で歌い上げ、幕を閉じた
歌う場でなければ、 日本歌手協会をはじめ、日本作詞家協会や、日本作曲家協会のイベントでは、長年にわたる、北島の、作詞作曲の労に報いるカタチで,功労賞を贈呈
だが。。。。
本人出ず
代理で、娘婿の北山たけしが登壇し、受賞をしている
今後も、そのようなことが、あいつぐであろう
なおも、北島の体調を観ながら、「ファイナル」を前面に押し出したコンサートは続く
12月に入っても、6日から3日間、「明治座」で、ファイナルコンサートを、行なった
北山ら、多くの歌手が歌いつくし、北島は全盛期に比べ、歌唱,過小
高額の席多く、完売、売り切れとはならなかった
残る、最後の公演会場は少ない
声が、伸びが欠けてきた今、来年のそう遠くない時期が本当に最後になるであろう
「死ぬまで、引退はしない」という言葉は、おしよせる[厳実]には、あらがえない
読者にとって、その姿がみられのは、おおみそかの「年忘れにっぽんの歌」
すでに、12月12日と13日で,収録終えている
今の、サブちゃんを観てください
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【 2023・2・15 追記 】
久々に、ネット上 に北島三郎という、歌手名が躍った
上記、「サブちゃんと、歌仲間」の「最終収録」がありましたという内容
BSで、テレビ東京で、なおかつ、土曜日ながら、午前5時半放送開始という、見るには厳しい、視聴率も、望めない時間帯
更に、突然予告なく、番組流れず、ショップチャンネル、通販番組が流れたりする
番組丸ごと、売ってしまう
そのほうが、テレビ局にとって、儲かり、カネになるからだが、ひどいなと感じた
で、サブちゃん
2月11日に、世田谷区にある、スタジオで、最終収録
3月25日、最終回に流れる分だとのこと
もともと、1日で、4回分、つまり1か月分、先撮り,まとめ撮りしていた、この番組
1か月半分,撮りだめして終えた
最終回とあって、かって、北島音楽事務所に所属していた、山本譲二まで駆け付けた
「引き際が大切」と、サブちゃん
声も、サビの聞かせどころの伸びがなくなりつつあり、今のところ、コンサートの予定はない
特注のソファ仕様の車いすに座ったまま、登場し、みんなで、♬「「まつり」を歌って、幕をおろすパターンが続いている
かんじんの北島の声は、そのなかに埋もれて、まったく聞こえない
そのファミリーの歌手たちも、全員、個人事務所を持たせ、事務所の終活もすすめている
引退はしないというものの、事実上・・・・その流れ
だが、ファイナルコンサート 歌える場所、東京と札幌を残してはいる
おそらく、年内に、東京でやるのではないか
BSで、特番も、「芸道なんたらと」題して、放送して
ただ、、長年のファンとしては、北山たけしや、原田悠里などの曲や、彼ら彼女らが歌う、北島の曲の数々を聞きたくて、高額のチケット代を、もう、払いたくはない
聴きたいのは、たとえ、声が出なくなろうとも、北島自身の声
衰えは、ファンは、甘受する
自身も、衰えている年代なのだから
だから、昨年の客席は、寂しかった
それでも、7割は入った
ラスト,一人で,心ゆくまで、歌い上げ、幕を閉じる舞台が観たい
稀有な歌手、唯一無二の歌い手だけに、ある意味、晩節を汚していただきたくない
あの、東北三陸沖超津波大地震のあと、
被災者の心が、落ち着いたころ、サブちゃんが。三陸沿岸の港町を流れ旅
ねじり鉢巻きに、かっぱ、ゴム長靴履いての、全盛期の船乗り姿で行き、どれほどの感激され、笑顔で迎えられたか
涙を流し、迎える人もいた
むろん、、ノーギャラ
すべて、持ち出し
ファーミリーの歌手も、ついてきて、、その模様を見詰め、助演していた
大型トラックの荷台をステージにして、カラオケ背にして、歌いまくり、被災者たちの揺れる気持ちを、ひととき救った
一人の歌い手として、あのころの歌謡界で、最大の、こころの功労者であった
それを、、被災者は、だれ一人として、今でも、忘れてはいませんよ
サブちゃん