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< リアル 災害・大震災 ルポ > 6・18 大阪通勤都市圏で起こった震度6弱に想う。23年前の「阪神・淡路大震災」取材で驚いたこと

2022-07-24 14:03:29 | ニュース

 【 2018・6・18 掲載】

 今朝、7時58分。

 大阪府の北部周辺に点在している、通勤圏都市を中心に、広範囲に、震度6弱もの強い地震が襲った。

 ブロック塀や、寺の壁や山門が倒れる、崩れるなどして、死者すでに3名。

 日本を私物化しようと、いまだに執着している悪党の安倍晋三以下、政府の連中が、いかに無能・無力か、震災が起こるたびに、改めて痛感する。儀礼的なコトしか言えない愚か者たち。

 危機管理能力、ゼロ。

 自分の身は、自分で守り抜くしかない、と。改めて想う。

 被害は、さらに大きく拡大していくであろう。

 そんな今、改めて想い起こすのは、、関西ということもあり、今から23年前に、余震や予兆もなく、やはり、いきなり、起こった「阪神・淡路大震災」。

 取材に赴いた。

 その光景について、いまさら詳しく記載するつもりはない。

 震度が6までいかなかったが、揺れとその時間、地形の違いであろう。

 とりわけ、急坂の地形の上に次々と建築物を建てていった神戸では、その倒壊度が際立っていた。

 地形の問題が、火災まで連なって引き起こし、震災を広げたように痛感させられた。

 そんななか、高層ホテルが倒壊してて、宿泊出来ず。

 なんとか、カタチを保っていたホテルでも、水道やガスや電気が、震災によって止まり、ここも泊まれず。

 疲れ果てて、どこでも良いからなんとか、泊まりたいと捜していたら、なんと!

 一見して分かる、妖しい「連れ込み旅館」。

 低層、平屋建て。

 電気も、水道も、ガスも通じているという、神戸のオバちゃん。

 「食事も、出来まっせえ」と。

 なんと、他に泊まれるとこが無かったのであろう。

 出張してきたサラリーマン2人組が、せまい、ベッド中心の造りの部屋にいた。

 男2人で、連れ込み旅館に。その「趣味」も、無さそうな顔で。

 わたしも、風呂へ入り、食事も頼んだ。

 聞いてみたら、なんと、領収書も出せるというではないか!

 連れ込み旅館で、領収書。

 思わず、心で笑った。

 勝手に増築していったのであろう。部屋と部屋をつなぐ狭い廊下が、ぐにゃぐにゃ曲がっていたのは、地震の影響か。

 火事になったら、逃げられずに、男女とも丸焼けだなあ、こりゃあ。

 そう危惧しつつも、連泊しながら、取材を続け、「お帰りなさ~い!」の元気いっぱいの声で、迎えられた。

 連れ込みの食事は、しゃれたものは何も無かったが、もろに、関西の家庭料理風で、おいしかった。

 で、料金、しっかり、高かった、割増、上乗せ・・・・・

 そこんとこ、やっぱり、転んでもタダでは起きない、オバちゃん。

 したたかでしたあ・・・・・

 今、あの連れ込み、どうなっているのかなあ・・・・


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