私たちの世界には種々の差別があります。
最近でも「ハンセン病」患者とその家族の裁判が結審されましたが、
肌の色の違いや病気や後遺症…種々の差別によって苦しんでいる人がおられます。
先日、三歳の頃より小児麻痺で生きてこられた方の葬儀でした。
障害の為か、外に出たがらず、病院へも行かず、髪はボサボサ…、
73歳で亡くなるまで独身で両親と住んでおられました。
そういう縁い触れると色々な差別を考えさせられました。
阿弥陀如来の成就されたお浄土に生まれた者は すべて金色であり、姿形も同一で一切の差別のない世界と示されます。
~仏説無量寿経~
「たとひわれ仏を得たらんに、国中の人・天、ことごとく真金色(しんこんじき)ならずは、正覚を取らじ。」 (第3願)
「たとひわれ仏を得たらんに、国中の人・天、形色(ぎょうしき)不同にして、好醜(こうしゅ)あらば、正覚を取らじ。」(第4願)
いじめ・身分・職業人種・民族・文化・言語・地域・性・能力・病気・穢れ・・差別(村八分)、年齢・思想差別・血液型差別・宗教差別・容姿差別・被爆者…