住職の独り言

~ご縁に触れて~

月明かり

2012年10月31日 | Weblog

法然聖人の詩に

「月影の いたらぬ里は なけれども ながむる人の 心ぞにすむ」

とあり、阿弥陀如来のお慈悲は、

月の光のように全ての人に至り届いているが、

その光(信心)を尊く思える人が

救われた往くのであります。

まぁ…こういった意味の詩でありますが。

 

昨日・今日とまん丸お月様だった。

真っ暗になった夜に

裏の堆肥場所に時々ゴミを捨てに行く。

月が出ていない夜は

あっちにぶつかり

こっちにぶつかりだが、

月の光に照らされている時は

暗い夜道も、明るく見える

「光明は智慧のかたりなり」

と示されるが

阿弥陀如来の智慧(光明)を頂くことは

有り難いことだ。

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浄土真宗は聴聞が修行

2012年10月30日 | Weblog

聴聞によって

阿弥陀さまの救いは

自分の所作を

捨て去ること

と知らされる

 

救って下さいとか

…ああ成りたいとか

お念仏申さなくちゃくちゃとか

 

それらは全て

我が心から出てきたことであり

私の所作であります

 

聴聞の中から如来さまに

ゆるさるれる自己を知り

救われる自己知る

 

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八万四千の法門

2012年10月29日 | Weblog

お釈迦様は八万四千の法門(釈尊一大のみ教え)を説かれたという。

それぞれ衆生の根機により

その人にあったみ教えをたかれた。

だから仏教には沢山の宗派がある。

 

今の政界をみていると

二大政党になるかと思っていたら

ここの所さまざまな党か乱立してきた

本当…

甘党から悪党までと言った様相ですね。

 

親鸞聖人は一念多念証文に

「おほよそ八万四千の法門は、みなこれ浄土の方便の善なり」

とお示しになり、全てのみ教えは

阿弥陀如来の救いの法に導く方便の教えと説かれました。

 

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至福の時

2012年10月28日 | Weblog

私の至福と時は

一日の仕事を終えて

お酒もチョット頂いて

布団に入り寝る時かな…

 

朝は4時前後に起きて

朝食後、あったかなホットカーペットの上で

タオルケットを掛けて

ウトウト…

これがまたたまらなくいい時間だ

結局私の場合は寝ることか…

 

~朝の詩より~

「夢の中に」

一日を終えて靴は靴箱に

服はクローゼットにしまいます

お疲れさまです

静かな夜です

こころはどこに

しまいましょう

こころは夢の中に


(宇都宮市 高橋将54)

 

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栴檀と南縁草

2012年10月27日 | Weblog
落語「百年目」より
 
昔、天竺に栴檀(せんだん)という立派な木があり
 
その下に南縁草(なんえんそう)という汚い草が沢山茂っていた
 
目障りだというので、南縁草を抜いてしまったら栴檀が枯れてしまった
 
調べてみると、栴檀は南縁草を肥やしにし、
 
南縁草は栴檀の露で育っていた事が分かった
 
栴檀が育つと、南縁草も育つ。
 
持ちつ持たれつの関係
 
ご門徒とお寺みたいか…?
 
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多摩組との仏壮交流会

2012年10月26日 | Weblog

盛会の内に交流会を終えた。

研修会後の懇親会では

夜遅くまで盛り上がったようで

何よりでした。

 

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仏壮交流会

2012年10月25日 | Weblog

今日は東京教区多摩組仏壮と

千葉組東葛4ヶ寺仏壮による

交流研修会が天真寺を会所として開催されています。

忙しくて…

今日はブログお休みです。

 

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後ろ姿

2012年10月24日 | Weblog

小林旭の歌に「さすらいの道」というのがある。

その歌詞の中に

「男は背中に 顔がある…」

この歌詞の部分だけ頭に残っている

 

天声人語に

「地球が球形なのは誰でも知っている。

それを踏まえて、自分の目で見て一番遠いところにあるものは何か?

答えは自分の背中だという。地球一周4万キロのかなた。

むろん冗談だが一端の真理はある。

自分の「背中」ほど見えにくいものはない。

背中とは、その人の無意識がただよっているような、不思議な場所だ。

…作家吉川英治に「背中哲学」という随筆があって、

「どんなに豪快に笑い、磊落(らいらく)を装っていても、

その背中を見ると、安心があるかないかわかる気がする」

と書いている。

 

とあったが、

人に隠せないのが後ろ姿かもね…

私の後ろ姿って

どんな後ろ姿なんだろう…?

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マナー

2012年10月23日 | Weblog

経本を人の歩く所に置いてはいけません。

何故なら

経本に書かれてある一字一字は

私を導いて下さる仏さまの言葉だから…

よく言われることであります。

 

私は、法事や葬儀など伺った折

バックから衣体を出すと座布団の上に置く。

いたらぬ私が

お釈迦様のお手次をさせて頂くと思うから…

衣体を恭しく頂くんです。

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今週の予定

2012年10月22日 | Weblog

お寺では必ずと言って良いほど

土日は法事が入っている。

だから日曜日が終わると

ホットする…

会社勤めの方の

花の金曜日と同じ…かも…?

 

今週の予定は

今日は何も予定ナシ。

火・水と法事が入っていて

木曜日は天真寺を会所として

多摩組と千葉組東葛4ヵ寺の交流研修会。

まずは一日一日

自分の勤めを果たしていきましょう。

 

~こどもの詩~

「時間」

時間はいつも

平等に流れている

楽しい時

時間は早く流れている気がする

辛い時

時間がゆっくり過ぎて行く気がする

心の中の時間は平等に流れていない

(川島春乃 中1)

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