東日本大震災時
誰も居ない瓦礫の山を前にして
読経している僧侶の姿を
テレビ放映されているのを見たことがある
その意味は…
鎮魂のため…？
成仏を願う…？
…etc.
読経はお釈迦さまの御説法に遇うことであります。
お釈迦さまが私たちに何を伝へたかったかを今、聞く。
無常・愛別離苦…安楽浄土…
日々、苦悩する私たちへのご説法であります。
南無阿弥陀仏
伝道院の同期生が全国各地より参集し
東日本大震災のその後について
震災時の体験談
現地視察・各寺院の状況等について研鑽した。
被災寺院の状況はさまざま
地震被害の寺院では復興したところもあり
津波寺院では役所の計画が定まらず
未だ被害当時のままの所もある。
〈津波被害で瓦礫から掘り出されたご本尊〉
〈修復され会館に安置されたご本尊〉
朝の詩より
「花」
小さな庭で 咲く花がある
広い野原で 咲く花がある
ビニールハウスで 咲く花がある
立派な庭園で 咲く花がある
舗道の割れ目で 咲く花もある
（北海道帯広市 平泉尚登 56）
私は私のままでいいんですね
さて、私は何処で咲く花…
いえいえ雑草でしょう。
でも有り難きかな…合掌
仏の慈悲の雨は
美しい花にも雑草にも
平等に降り注ぐ
私は
美しい花には水を与えるが
雑草には与えない
その根性は
幸・不幸を分別し
幸せだけを求め
禍を遠ざけようとする心
仏の心を知りて
我が愚かさを知る
東北の空は青く澄み渡り
緑は色濃く鮮やかだ
仙台の次男の「恩慶寺」にやって来ました。
そして初孫「大慶君」にご対面
今日はこれから研修会です。
【教区】
築地本願寺盆踊り・子ども会・門徒子弟合宿
【天真寺】
子どもの夏祭り・盆法要・福島チャリティー雅楽演奏会…
暑い夏の多彩な行事も一段落
ふ～…
私は何をする訳でもないけど
結構夏って忙しいですね。
ちなみに私はこれから仙台に行って
孫の顔を見て、そのまま伝道院の同窓会です。
皆さんも夏バテしないように
秋に向かって走りましょう。
真っ青な大海原の真っ直中
今は平穏な波であっても
いつ激しい嵐に襲われるかも知れない
無常な大海にあって
私たちを何処へ向かって泳いでいるの
島影の見ない人は
いつの日か波間に消えてしまい
島影の見えている人は
いつの日か安らぎの世界へ至る
島影は浄土なり。
(kei)
風にさそわれ
そよぐ我なれど
如来大悲が
根となりて
大地にしっかり
根付くなり
(KEI)
【教行信証】
「心を弘誓の仏地に樹て、情を難思の法海に流す」
借りた物でも、
使い込んで愛着が深まると
離したくなく、
自分の物であり続けて欲しいと思う。
しかし、借り物は返さねばなりません。
身体も財産も…
自分のものではありません。
借り物なんです。
いつかお返しせねばなりません。
（kei)
