浄土真宗では故人の記録として、
法名・亡年月日・俗名・享年・続柄等を過去帳に記入し位牌は用いません。
阿弥陀如来と同体のおさとりの世界(お浄土)へ往生され、
決して故人の魂が位牌の中に居る訳ではありません。
阿弥陀如来のお姿を通して故人を想わせて頂き、
お浄土からのメッセージとしてお経を拝読させて頂くと共に,
尊いお慈悲に私が導かれていく事であります。
と、言う訳でご門徒さんの過去帳を書く事が多い訳でありますが…
本当の事を言うと、一人二人過去帳に書くだけなら何でもないんだけど、
何十人もの人を「過去帳に書いて下さい」
と、頼まれると「ゾォ~」とするんだよね!
何故かって必ず間違いを犯すんです。
一字間違っただけでも自分で納得できないので、
頼まれたものと同じ過去帳を仏具屋さんで探しまくり…
今まで何度仏具屋さんに買いに行った事かことか、
位牌は用いず、過去帳にしましょうね。