「うつろとからっぽ」谷川俊太郎
心がうつろなとき
心の中は空き家です
埃(ほこり)だらけ クモの巣だらけ
捨てられた包丁が 錆(さ)びついている
心がからっぽのとき
心の中は草原です
抜けるような青空の下
はるばると地平線まで見渡せて
うつろとからっぽ
似ているようで違います
心という入れものは伸縮自在
空虚だったり 空だったり
無だったり 無限だったり
※私の心はどっちだろう…
「からっぽ」になりたいけど…
心の中には、どうでもいいことばかり夏雲のように湧き出でる。
うつろな日々…かもね!
心がうつろなとき
心の中は空き家です
埃(ほこり)だらけ クモの巣だらけ
捨てられた包丁が 錆(さ)びついている
心がからっぽのとき
心の中は草原です
抜けるような青空の下
はるばると地平線まで見渡せて
うつろとからっぽ
似ているようで違います
心という入れものは伸縮自在
空虚だったり 空だったり
無だったり 無限だったり
※私の心はどっちだろう…
「からっぽ」になりたいけど…
心の中には、どうでもいいことばかり夏雲のように湧き出でる。
うつろな日々…かもね!