住職の独り言

~ご縁に触れて~

善人のやめ方

2012年09月30日 | Weblog

新聞の本の紹介欄見ていたら

~「善人」のやめ方~

なる字が目に飛び込んできた。

タイトルだけで判断すると

浄土真宗の人なら理解できるだろうけど

一般に人にとって斬新なタイトルだ。

著者は天真寺にも来て頂いた「ひろさちや」氏

 

その中で

「たいていの人は、自分のことを善人だと思っています。

自分よりもっと悪いやつがいるんじゃないかといって他人と比較して、

その他人を悪人にすることで自分を善人に仕立て上げているね」

「私たちは、いってみれば世間の奴隷になっていると思うんですよ。

世間とは、嘘いつわりだと思ったほうがいい。

なのに私たちは、自分を軸にして生きられない。

いつも他人の言動を気にしてしまう。

それが世間です。

…世間のものさしに振り回されてはいけない。

世間の奴隷から自らを解放しよう。

世間のいうことはまず疑え。

あくせくしないで、

のんびり、ゆったり、ほどほどに人間らしく生きよう」

 

なる記事内容でした。以上 

 

 

 

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嵐の前の静けさ

2012年09月29日 | Weblog

今日は朝から強い日射しで暑い。

嵐の前の静けさですか…

10月1日は台風模様

こちらに向かって突き進んでくる。

 

今回の台風、勢力も強く

ふれあい農園のテント小屋が心配…

それに、10月1日から3日は

友人と勉強会を計画して

準備万端なんだけど…

飛行機飛べるかな…

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人生に花あり

2012年09月28日 | Weblog

産経新聞~朝の詩~

「人生に花あり」

知り合ったころ妻は

とても優しかった

「彼といる時は 野の花立ち止まり」

 

20年たつと打算的だ

「花ざかり過ぎると 手間のかかる草」

トイレが造花になった

 

あれから40年 妻は

大黒柱に出世した

「お局が生けた花には 手が出せず」

(熊本県荒尾市 黒木道男64)

 

男目線で書かれているけど

女目線の詩もみてみたいですね。

でも、その人の人間性か出てきますね

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水くみ

2012年09月27日 | Weblog

産経新聞~朝の詩~

「きれいな水」

庭の草花の水やり

ホースからほどばしる

水道の水を見て

子供達のことを思った

遠くの水汲み場から

壊れたポリタンクで

濁った水を運ぶ子供達

一口のきれいな水さえ

口にすることもなく

短い命を終える

遠い大陸の子供達を

(宝塚市 森口憲一 70)

 

私が幼少の頃

田舎の寺では岩の割れ目から

湧き出る水を集めて樋で引いていた。

中学校の頃は

井戸水を手こぎポンプで汲んで

バケツでお風呂に水を張っていた。

水を獲るのは大変な事ですね。

 

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いのちを生きる

2012年09月26日 | Weblog

ご信心をいただくと言う事は

「いい人間になる」

そんな小さな事ではないんです。

 

この世に生まれて○○年…

後、何年生きられるだろうか…?

そんな限られた時間・空間の中の今ではなく

時間・空間を超えて無量のいのちを実感する。

 

人間に生まれて死んでゆく

という時間を超えて

無量のいのちになること

 

時間の空間ではなく…永遠性の中の今。

ご信心をいただくということは

大変な事なんです。

 

【親鸞聖人(和讃)】

弥陀の本願信ずべし

本願信ずる人はみな

摂取不捨の利益にて

無上覚をさとるなり

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身口意の三業

2012年09月25日 | Weblog

産経新聞~朝の詩~

「消しゴム」

お母さんに怒られた時

言い返してしまった

あの言葉

兄ちゃんと喧嘩した時

つい言ってしまった

あの言葉

友達に対して

傷つけてしまった

あの言葉

後になって

悔やんでも遅い

言葉の消しゴム

あったらいいのに

(姫路市 福本美澪 11)

上から目線でものを言ってしまったこと

人の悪口を言ってしまったこと

 

あいつが居なければいいと思ってしまったこと

あいつなんか死んでしまえばいいと思ったこと

みんなみんな身口意の三業を重ねながら

厚化粧している私

消せない出来事

…でも

言ったり思ったりすることより

言われたことの方をよく憶えているよね

…浅ましい私の姿

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微妙

2012年09月24日 | Weblog

「今度一杯やりましょう」

「そうですね、そのうち…」

ハッキリ断られるより「そのつちに…」と、

言われた方が良いかな…

しかし、

今の若者は「微妙」(びみょ~)という言葉を使うという。

「びみょ~」と言われると、

ハッキリした否定ではないにせよ

ほぼ否定の意味なのかなァ…

広辞苑で調べると、

「微妙」(びみょう)

1,美しいさまや味わいが何ともいえずすぐれているさま。

2,細かい所に複雑な意味や味が含まれていて、何とも言い表しようのないさま。

若者は2の意味で「びみょう~}と使うようだ。

 

仏教用語では

「微妙の法」(みみょうのほう)

「微妙快楽」(みみょうけらく)

「微妙香潔」(みみょうこうけつ)

等々用いられ、「微妙」を「みみょう」と読む。

広辞苑で微妙(みみょう)を調べると

1,何ともいえないほどすぐれていること。

2,仏法とそれを悟る智慧の深遠ですぐれているさま。

と書かれていた。

 

同じ漢字なのに読みによって意味が違ってくるんですね。

何とも微妙な話ですね。

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絵手紙言葉

2012年09月23日 | Weblog

 絵手紙の言葉に

 「かんしゃく」の「く」を捨てて、ただ「感謝」

 と、あった。上手いこと言うね…

他に気に入った言葉があったので追記

雨の日には雨の中を
風の日には風の中を

私の人生 今からが 旬


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引導鐘

2012年09月22日 | Weblog

「暑さ寒さも彼岸まで」

今日、彼岸中日の朝は寒い位の朝を迎えました。

 

落語の「天王寺詣り」の一席から

 

大阪の天王寺さんの引導鐘をつくと、

十万億土へ聞こえるそうだ。

私の家は天王寺さんの近くだけど、

引導鐘の音など、聞こえたことがない。

それが、十万億土なんて遠いとこに聞こえる訳がない。

十万億土いうたら、

この世から極楽に至るまでの世界でしょう…。

でも、こないだ心斎橋筋歩いていたら、

お寺さんが、

あの…八幡筋はどっちでしょう?

と、聞いてきた。

八幡筋が分からないお寺さんが、

どうして、十万億土の分かりますか…

 

ちゃんちゃん…以上自分勝手に要約しました。

 

今日、天真寺では午後1時半から

「彼岸法要」が勤まります。

是非、ご聴聞の程を…

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秋の彼岸法要

2012年09月21日 | Weblog

天真寺「秋の彼岸法要」

9月22日(秋分の日)午後1時半より

講師 本願寺布教使 西原祐治師

ご家族お揃いのご参拝をお待ちしております。

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