報恩講を終わりホットしたんだけど…
何かとやることがあって、
水泳にも行けず、チョット聞かれ気味…
ブログも浮かんでこないし…トホホ
学校を卒業して僧侶に成り立ての頃、
ご門徒さん宅へ伺い月参りをしていた。
話もうまく出来ない私の話を
黙ってお念仏しながら聞いて下さったご門徒。
月参りで話した話をメモにして
今でも持って下さっているご門徒。
僧侶はご門徒さんによってお育て頂くんですよね。
お育て頂くという気持ちがなかったら御同朋御同行とは言いません。
共にお念仏のみ教えを聞かせて頂く仲間が、
浄土真宗の僧侶。
2011年「報恩講」無事に勤まりました。
差定も当初予定していた差定から
楽人さんが多くおられるので
急遽法要は行道ということになり、
てんやわんやでしたけど
皆さんの理解と協力により
滞りなく報恩講が厳修されました。
お手伝い下さった方・役員さん・楽人さん・出勤法中・ご講師…
お陰様で有り難うございました。
報恩講の模様は
天真寺日記(http://blog.goo.ne.jp/tenshinji/)をご覧下さい。
合掌
11月23日(祝)報恩講です。 どなたでもご自由にお参り下さい。
平成23年度 天真寺おかげさま報恩講 次第
11:00(受付10:30~)門信徒会入門式
一、開式の言葉
一、式章授与
一、讃仏偈 ~勤行中~ 入門式受式者焼香
一、誓いの言葉
一、住職挨拶
一、集合写真撮影
12:00 お斉(昼食)
12:30 雅楽ミニコンサート(舞楽)
13:30(受付13:00~)報恩講
一、開会の言葉と役員挨拶
一、真宗々歌
一、浄土真宗の生活信条
一 行事鐘
一 外陣列衆入堂
一 結衆入堂
一 合掌・礼拝
一 奏楽員楽座
一 楽【五常楽】
一 導師祖師前焼香・登礼盤
一 止楽
一 打磬二音
一 導師降禮盤
一 三奉請
一 導師登禮盤
一 表白
一 正信念仏偈
一 念仏
一 和讃
一 回向句
一 打磬二音
一 楽【五常楽】
一 導師降禮盤
一 合掌・礼拝
一 止楽
一 結衆退出
一 外陣列衆退出
一 御伝鈔 下巻第六段
14:20 法話 〔講師〕本願寺布教使 義本弘導師(大阪)
一、領解文
一、仏教讃歌 「報恩講の歌」
一、住職 御礼の言葉
一、閉式の言葉と次回ご案内
強がらないで
我慢しないで
泣けばいい
もがけばいい
そのまま
御手の中に
抱かれている私
人間は栄養だけで育っているのではない。
ぬくもりと優しさに包まれて育つ。
ブータン国王が来日中ですが、 報道でご案内の通り ブータンは国教である大乗仏教(チベット仏教の一派)の精神を根底に
物質的・金銭的な豊かさではなく、
精神的・文化的な豊かさを目指そうとしているという。
ある調査によると
幸福度点数(とても幸せ10点、とても不幸0点)
デンマーク8.4
スイス7.9
イギリス7.4
ドイツ7.2
ギリシャ6.7
日本6.5
ポルトガル6.4
ロシア6.0
トルコ5.5
また、英レスター大の心理学者調べによる
「2006年世界幸福地図」によると
178カ国中日本は90位とか…
「言う者は水に流し、聞く者は石に刻む」
私の心の中にもありますねェ…
忘れようと思っても胸に深く刻まれている言葉が…。
浪曲師の二代目広沢虎造は東京・浅草の自宅で関東大震災に遭った。
家事を手伝う少女を連れて避難したが、食べるものがない。
ある町で握り飯の炊き出しをしていた。
「子供が腹をすかせています。一つ、いただけませんでしょうか」
「町内の方じゃありませんな。よその方には差し上げられません」
「子供の分だけでいいんです」
「お断り致します」
虎造は死ぬまでその町の寄席には出演しなかったと言う。
自分を立派に見せたいのか
何になるんだ
自分を立派に見せることは
人を卑下すること
形ばかり とりつくろい
鼻高々…
何になるんだ
時とともに 下地が表れる
泥金みたい
仏さまは
ありのままの私が好きだって
そのままで いいじゃないか
人に何て言われたって
さげすまれたって
南無阿弥陀仏
(泥金)金色の仏像でも金箔押しのものと、泥金のものとある。
本物は時代が経過しても変色しないけど、泥金は、金粉をにかわの液で泥のように溶かしたもの為、拭いたりすると下地が出てしまうし、時とともに汚れて、光沢を失ってしまう。
自然なる世界のうちに
男も女もなく
老若もなく
勉強の不出来もなく
地位も名誉もなく
善人も悪人もなく
罪の大・小もなく
全てが平等に
無量のご縁を頂き
生かさるる私のいのち
※考えてみれば、貴方は悪い事したから空気を吸っていけないとか、これが出来たから良いとか関係なく無条件で生かされる私のいちの。親鸞聖人ご往生の時「なごりおしくおもへども 娑婆の縁尽きて、ちからなくしてをはるときに、かの土へはまゐるべきなり。」(歎異抄)と言われが、まさに自然(微妙なる法)に生かされる私のいのちであります。
映画監督 黒澤明の言葉より
映画は、監督をはじめ、
俳優、照明、撮影、美術と行いった
専門職の集合体によってつくられています。
スタッフ一人ひとりを100%信頼する。
「私(監督)が考えることを表現して」というより、
「あなたのやりたいことを実現して」と言ったほうが、
結果的に素晴らしいものができるとわかっているからです。
若いころは自分お力を絶対視して、
強引に自分の方法で進めたこともありましたが、
たちまち限界がやってきてしまった。
そんなとき、不本意と思う仕事でしたが、
割り切ってやってみたら、
自分で考えたものより面白い作品が完成した。
ショックでしたけど、
考えてみれば映画というのもはそうういうものですよね。
最大限に引き出された全員の力が、
映画として結実するんですから。
やみくもに信じる。
すると人は素晴らしい力を発揮するんですよ。
今の天真寺もそうかも知れない…
兄弟二人でご法事を勤めている時、
二人の声を聞いているだかで何かホッコリするんですよね。
兄弟二人性格も違うけど、
それぞれにそれぞれの個性があり持ち味がある。