浅はかな心

法蔵菩薩はあらゆる人々を、
本当の安らぎの世界へ救い遂げる為なら、
どんな苦労もいとわないとお誓い下さった。

これが仏の真実の姿であります。

もし私が法蔵菩薩の立場だったら、
そう誓えるだろうか？

正直いって好きな人・嫌いな人…色々な人がいる。
自分の好きな人は救うが、嫌いな人はどうにでもなれ！
なんていう独りよがりの心があったりする。

そう対比していくと、
阿弥陀如来には遠く及ばない、
罪悪深重・煩悩熾盛の凡夫であることが思い知らされる。

阿弥陀如来に救われることは、
あの人が憎い、あの人は好きという利己心はなくなり、
すべての人を愛おしく思う（自他一如）の
私に転ぜられる不可思議なる世界であるという。

苦悩する人

アメリカのオバマ大統領は、「たばこ規制法」に署名しておきながら、
自ら必死に禁煙しようと努力しているという。

私もタバコを吸うから、
何かオバマ大統領に親しみを憶えるんだよねェ…

大統領も私と一緒で苦悩する人間なんだなァ…

親鸞聖人に対しても、
まっさらな非の打ち所もない立派な人であったなら、
とても付いてはいけないと思う。

…愚かな親鸞は欲と怒りに明け暮れ、
阿弥陀如来に救われている喜びも、
真実のさとりに近づくことも楽しいとも思わない。
恥しく、嘆かわしいことである…。
と告白される。

親鸞聖人も私と一緒なんだなァ…と頂けるところに、
素直に聖人の仰せについて行ける世界があるんだよね。

～教行信証～
まことに知んぬ、悲しきかな愚禿鸞、愛欲の広海に沈没し、名利の太山に迷惑して、定聚の数に入ることを喜ばず、真証の証に近づくことを快しまざることを、恥づべし傷むべしと。

前坊守は元気印

御歳８６歳の前坊守は本当にお元気でいらっしゃいます。
昨日も天真寺仏教壮年会の発会式があり、
その後ふれあい農園でバーベキューがあったが、
その片付けを夜遅くまで一生懸命…

朝は朝で早く起きてお寺の環境を整えて下さり、
本当こまめに働いて下さる。

縁の下の力持ちで、お寺にあってはなくてはならない人です。

今日も日曜礼拝の折、私の前に座っておられたが、
途中から椅子から降りて正座でお参りしておられるから、
今日は前住職の月命日だから正座でお参りしているのかなァ…
と思っていたが…後で聞いて見ると腰が痛かったとのこと、
くれぐれもお身体大切にして下さいね。合掌

りんご酢

会津に行った折、
ホテルで飲んだリンゴ酢が、
サッパリしていて美味しかったので、
近くのスーパーで買って来た。

美味しいね～

私の場合、飲むヨーグルトと豆乳を多飲しているので、
これにチョットりんご酢を入れて飲んでいる。

りんご酢の効能を調べてみると、
疲労回復・食欲増進・余分な塩分を排泄・血圧を下げる効果があるとの事。
まさに私にうってつけではあ～りませんか！

しばらくリンゴ酢にはまりそうだ！

組画変更

本山で組画変更が検討され、
平成24年4月1日をめどに再編される模様だ。

現在は千葉県一組で「千葉組」（ちばそ）という名称で組織されているが,
広範囲なので千葉組も二分割化か三分割されるかも？

それと共に現在「組」（そ）という名称で組織されているが、
この名称もどうかと思う。

会議でも「千葉組組会」（ちばそそかい）を読む人によっては、
「ちばぐみくみかい」と読まれるかも…

もっとひどいのは「組長会」（そちょうかい）。
「くみちょうかい」と読まれたんでは、
反社会的集団の会合と思われかねない。

「区」「ブロック」…何か良い名称はないんだろうか？

自然界(詩)

『自然界』

自然界は
魔法使いみたい
雲が生まれ
風が生まれ
土から大根が出てくる
人も心もその一つ
因縁生起せしめる
業（わざ）なり

一つの…

『一つの言葉』

一つの言葉でけんかして、一つの言葉で仲直り
一つの言葉で頭が下がり、一つの言葉で笑い合い
一つの言葉で泣かされる
一つの言葉はそれぞれに、一つの心を持っている
きれいな言葉はきれいな心
やさしい言葉はやさしい心
一つの言葉を大切に
一つの言葉を美しく

チョットした一つの出来事や、
一言で人生が変わってしまう。

先日も自宅の階段をチョットした弾みで踏み外し転落。
首を打ち寝たきり状態になり、
動けない為やせ細り結局お亡くなりになった方がおられた。

一目惚れで結婚
一言で憎しみが生じ
一つの過ちが九十九の信用を失い
一つの行動が生死を分かつ

どんな状態になろうとその一つの行動を
受け止めて下さるのは、
唯一阿弥陀如来の本願だけであります。

浄土真宗の信心は一念（一心）であります。
一念とは阿弥陀如来の『必ず救う』という本願のよび声に、
私の罪もさわりも生も死も阿弥陀如来にお任せする一念（一心）あります。

異時空間

最近、節談説教と雅楽が脚光を浴びつつある。

天真寺雅楽教室も少しづつではあるが習う人が増えつつある。
門信徒・僧侶をはじめ他宗派の人や一般の人もいる。

昨日は先の千葉組７５０回遠忌お待ち法要出勤のお疲れさん会を兼ねて懇親会があったが…

もう若い人にはついて行けません。
若い人は酒も強いし…疲れも何のその…

結局、最終電車が無くなるとのことで夜１１時頃解散と相成ったが、
それでも飲み足りない人は２時頃迄飲んでいたとか…？

９時頃寝る私には、未知の異時空間だ！

今を生きる（詩）

『今を生きる』

いつか死ぬ
見果てぬ夢に
いつ死ぬか
わからぬ今を
生きるいのちよ

青梅ジャム

今日は朝７時から日曜礼拝があった。
本日の当番である若住職の有り難いお勤と法話の後、
別室で茶話会であります。

今日は Ｉ さんがクッキーと青梅で作ったジャムを持参。
クッキーの上に青梅ジャムをのせて頂くと、
口の中にほろ苦い青梅の味が広がる。

話は美味しいね！から始まって色々な話題に話は飛んでゆく。

昔はよくヨモギ取りをした。最近はトンボがいない…。

天真寺の墓地（大町やすらぎパーク）には、
小さな川があり、沢山のメダカや20匹余りの鯉がいたが、
死んでしまったという。

…どうやら植木の消毒散布の時、
風向きの具合で池に消毒液が入り死んでしまったらしい。

考えてみると、自身の快適空間を作り出す為に、
消毒散布や排気ガスやら色々混じり合って、
本当の自然が失われて行くのだろう。