住職の独り言

~ご縁に触れて~

大悲の願船

2018年11月06日 | 独り言

11月4日(日)朝7時からの「日曜礼拝」は私の当番でした。

お話は和讃の

生死の苦海ほとりなし ひさしくしづめるわれらをば
弥陀弘誓のふねのみぞ のせてかならずわたしける

この世に生まれるという事は、どこかで命が終わったから生まれたのです。

そうして生まれては死に、生まれては死に…永久に生死を繰り返している私

そんな私を大悲の願船に「のせて」と示されます。

『自分で乗るのではない…逃げる私を捕まえて乗せて下さる』

大悲の願船でありました。

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