住職の独り言

~ご縁に触れて~

庄松さん

2017年07月24日 | 独り言

讃岐の庄松というお同行がおられました

庄松さんがおかみそり(帰敬式)の時、

庄松さんが終わって

門主が次に移られようとした時、

庄松さんはご門主の袖をつまみ

「兄貴、覚語はよいか!」と問いかけた!

という、その後、

ご門主は庄松を部屋に呼んで

「先ほどは確か、覚悟は良いか、と言われたが、そのたの後生の覚悟はどうなのか?」すると

庄松は、阿弥陀さまを指して

「あっちに聞いてくれ!」言われたという

…私が救われるのは

私が信心することでもなく

私が自分を整えるんでもなく

愚か者のこの私を

如来さまの「必ず救う」とのお喚び声に

信順するのみであります

お救いは阿弥陀さまのお仕事でありました。

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