King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

トゥモローワールド

2024年01月27日 09時45分19秒 | 映画
時は残酷とそんな思いばかりでなくトゥモローワールドみたいな映画だとまた色々考えることになります。
映画の舞台は2027年のイギリスです。公開は2006年で近未来を描いたわけですが、設定ではもう人類は生殖能力を失っていて世界各地で文明が崩壊。でもまだ英国は大丈夫とテレビではアピールし世界から違法移民がやってくるなか政府転覆を狙うテロ組織が暗躍するという構図でニュースでは世界的アイドルの人類の一番若い男がファンにより殺されたというものが流れ続いて爆弾テロが起きるその近くにいた主人公の日常を追う形で物語が展開します。その主人公に元妻でテロ組織の首謀者で指名手配犯からコンタクトがあり通行証を手に入れるよういわれます。叔父が大臣なので手に入れると自分もその移民と逃げることになりという物語です。実はこの映画は今のっている車を選ぶときに見た記憶があります。当時の車の機能でフロントガラスにナビやスピードメーターなどの情報を写すというものがあり、その車も試乗したのですが映画では軽自動車のような大衆車にその機能がありそんな先進技術でもないのかと興ざめした思いも記憶しています。その後、そういった車が増えないことから廃れてしまったのか最近の車では見かけません。また映画では2009年の風邪の流行で死んでしまったというセリフがあり、2020年からのコロナの流行を今では思い返しますが、映画発表当時はそんな近未来に文明が崩壊するかというのがあり、今では逆にコロナの流行があり災害や温暖化とAIの暴走など人類の危機が高まるなかで見ると現実味が増して来るのでした。
現代では迫り来る大災害や食糧難やエネルギー不足と身近に問題があり、政治や行政にそれを解決できそうな期待もなく我々はどうしたらいいのという感じなのです。それでも人々それぞれでは人と人の繋がりやら政府やマスコミがいうもの以上の力を発揮して繋がっている部分を感じてもいるのです。昨年より有名人の訃報が続いているのですが、注目すべきはその年齢で60そこそこから90後半と幅広く100才も現役で働く人が最近テレビによく出ていたり何か変わりつつあるのを感じます。新たなトゥモローワールドを見ているのかもしれません。
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