King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

気が付けば久々にアンタレス

2013年07月09日 09時26分09秒 | 珈琲
空にオリオン座があるのをある憂鬱としていた時から
しばらく星も気にせずにいたら昨日は夕立が上がった空に
久々に星を見たと思いました。

とはいえ昔見た天の川がある空というのは今はなく、武甲山の上に
細い星座が見られました。

あの妖艶な赤い星はアンタレスとすぐに解ります。

夏の有名な大三角の構成星ですが、その左側には天の川が
流れているはずで今では全くその気配すらありません。

夏といえば入道雲にかき氷、夕立ときれいな星空と思い浮かびますが、
実際にきれいな星空を見ることは稀で、秩父盆地内では見られません。

ところが、秩父は空気がきれいと思われているため、星もよく見れると
思われていて星を見る会がよく催されています。

秩父盆地の山々では天文台があったり、野外活動センターと
言った施設には天体望遠鏡を持つところもあるらしいです。

初心者用の天体望遠鏡で土星の輪は簡単に見られるとよく説明されて
売っていますが、実際大きな望遠鏡でも見てもテレビなどで説明されている
ようなきれいな輪は確認されません。

輪があるのを確認できる程度ですが、それが輪が見れるという我々の
イメージするものとかけ離れているからがっかりする代表例の一つのよう
です。

欲求とイメージと現実問題を突き合わせるのにアンタレスは一つの警告の
ように他とは違った輝きを放っています。

似たように朝の甘味を強く感じる珈琲は、どよっとしたそれまでの眠りの世界から
現実世界へ送り出してくれる良いセレモニーとなります。

甘い珈琲とか甘味にピンとこない方は試飲で確認を。

コメント
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