King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

道作って町滅びる

2013年07月28日 10時32分50秒 | 日々のこと
昨日を最後に地元で130年続いたという目抜き通りの本屋が
無くなりました。

完全に閉店のようです。

この大きな店舗だけでなく、この一番の繁華街の商店街の
あちこちに空き地が目立ち、取り壊された店が多くあります。

その風景が寂れた街並みになって行き過疎の地方そのものです。

国道を走っても目立つのはチェーン店の看板ばかりで、どこの
町にもある物ばかりです。

なぜこのような町になったのか、これまでたくさんの補助金を投入して
街並みをつくる取り組みがされていたのに道路をつくるという拡幅工事に
せっかくの雰囲気も空地の目立つ街に変わったのです。

この無駄な税金投入はいたるところにみられるのに問題になること
もなく今も繰り返されています。

秩父で言えば、街中の観光案内の道しるべですが、二年に一度くらい
新しいものがつくられています。

昨年は道路に埋め込むようなものがつくられ、場所により三つも
案内標識がひしめくものもあります。

どうしてこのようなことが繰り返されるのでしょうか。

地方の疲弊がいわれ農村の過疎化と高齢化が言われますが、
無見識な社会建設とみらいがこのような活力を生まない富の
分配と発展の見込みのない社会を生んでしまいました。

行政担当者とか選挙時には市の活性化や雇用の創生などを
謳っていた人々にこの現実にどのような思いを持っているか
聞いてみたいものです。
コメント
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