King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

寝苦しい夜に

2013年07月31日 09時42分11秒 | ジョギング
昨日の夜は何かのスイッチが入ってしまったのか
体が熱くずっと寝つけない夜でした。

久しぶりに影森から荒川を越えて公園橋を渡って
帰ってくるコースでした。

夜とはいえアスファルトの上の空気はまだ体温に近い
温度でとどまっており、そこを走るのは濁流にもまれて
泳いでいるに等しい感覚があります。

汗は層のように肌に張り付いて氷河のようにゆっくりと
間暖なく流れていきます。

すぐに下着からスパッツまで濡らしてしまいます。

荒川近くの未舗装路の金仙寺河原で少し川風を感じますが、
それもつかの間で舗装路に戻ればずっと低温サウナ状態です。

さらに桜橋から公園橋は上り坂となり、足の負担も増します。

ただ、最近は登坂能力が増し、かつてはヘロヘロになって
坂に打ちのめされていましたが、体が新たなギアを作ったようで
上りは以前より全然楽になりました。

公園橋の付近はランナーやウォーカーが沢山いてちょっと
励まされます。

それに、ここの所ペースが落ちているもののランペースの私と
スロージョギングの彼らとはスピードが違うので、信号から橋に
掛りはるか先にいる人も渡り切る前に抜くことができます。

そのスピードでは何の鍛錬にもなってないだろうという感じですが、
この橋に多くの人が集まるのは運動をしている自分を見せたいのかと
感じてしまう瞬間です。

走っているときにはそんな爽快感はないものの、走り終わって
お風呂に入っていると沸々と湧き上る幸福感に包まれます。

冬の寒い中を走り切り、風呂でじっくりと温まっているときとは
また違う感覚です。

人間の体の血流はほとんどが心臓よりはるか下にあり、それを
また元に戻すには足の大きな筋肉がポンプの役割を果たすのです。

ですから、人間の体というのはそもそも走るように運命づけられて
いるというのは最近の研究でもよく言われることです。

それをしない現代人には生活習慣病などという妙な名前の病気が
ついて回ります。

これだけ走ればパタンキュウ―と眠れてしまえそうですが、なぜか
昨日そうならず、ずっと体がほてっているようないつまでも寝返りを
繰り返しているのでした。

面白いことに、テレビ番組の脱出ゲームの謎が解けてしまいました。

解ってしまえば簡単なものですが、一応確かめるために電気をつけて
計ってみたりして正解をかみしめました。

ぼんやりしていると問題も解けるんだと感動しました。
コメント
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