King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

カンファレンスファイナル第2戦、レイカーズ対スパーズ

2008年05月25日 11時13分15秒 | バスケ
2008/MAY/23
Team    1    2    3    4    T
Spurs   16    21   20    14   71
Lakers   21    25   28    27  101
Arena: Staples Center, Los Angeles, CA
Officials: #25 Tony Brothers , #41 Ken Mauer , #15 Bennett Salvatore
Attendance:18,997
Duration: 2:24
前回はあまりにスパーズが、お疲れでせっかくのリードを
守れない、走れないチームだというのが露呈してしまい、
今回はしっかりとその修正が見られるだろうと予想しました。
それだけの休養と対策をポポビッチもしたはずです。

しかし、蓋を開けてみればあまりに勢いの違いがあり、これは
老人のチームと活きのいい勢いのあるチームと言うカラーを
しっかりと植え付ける結果となってしまいました。
もうスパーズは過去のチームなのか。

過去、一年おきにファイナルを制し、昨年の覇者であるスパーズは
連覇というのが悲願といわれています。それも周りが言うだけで
昨シーズンも本来の目玉のチームがころころとこけて転がり込んだ
ような、特に他のチームがファイナルに絞り色々対策を練って臨んで
それでも取れなかったものが、何もせずにメンバーもやり方も、
ダンカンのファンダメンタルズも今までどおりなのにたまたま
勝った先シーズンなのに、今回さらに他のチームはチーム強化を
はかり、それは今まで以上に形振り構わぬ補強をしていて、リング
を欲するベテランが集うというセルテックスを筆頭に各チームは
それは、強力な対策し、直前までトレードでファイナル用の選手を
集めました。

それなのに、スパーズは目立った若手も新戦力もなく、トレードでは
出戻りのバリーとまったく優勝する気などあるのかというスタイルです。
それだけ完成度が高いチームなのかと思わせたのが、ホーネッツという
活きのいいチームを破って勝ち上がったので改めて強さを示したのですが、
この試合を見れば、冒頭に述べたとおり、お年寄りのよぼよぼチームで
レイカーズの貪欲に各選手がリングを狙うのに直ぐに戦意喪失してしまい
肝心のディフェンスのチームというのも本来来るはずのコービーやガソル
がパスを回して、来ないはずのフィッシャーやラドマノビッチややはり
この人オドムまでがんがんゴールを目指します。

それに対抗しようと言う姿勢を示したのは、パーカーくらいで果敢に
ペネトレートしますが、それに合わせるべき選手がもう萎縮していて
やはり老人のチームのようです。ダンカンのローポストとバリーや
フィンリーの外ともっとメリハリのある攻めをしなくてはならないの
に、第1戦と同じようにダンカンはハイポストでボールを持って何も
できないでいるという繰り返しです。まずは、守備の建て直しが必要
で、これはホームに帰って見直してくると思います。

ボーエンの守備もガソルとのツーメンピックで崩されており、もっと
早めのゾーンやボーエンの次の守りまで考えた方がいいのではと
思います。実際オーリーの時には、一旦追いつくなど成果が出ていて
下手に早くからフロントコートから当たるゾーンプレスなど逆効果で
マッチアップゾーン的にインサイドを固めるのが有効に見えました。

フィッシャーのようなベテランでさえ貪欲にゴールを目指す様は
チームの勢いを生み正に勝つためにやっているという潔さです。
コービーだけのチームじゃないというのが今まで当たってきた
ホーネッツやサンズと違うところです。
コメント
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