King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

カンファレンスファイナル第4戦レイカーズ対スパーズ

2008年05月30日 23時39分13秒 | バスケ
2008/MAY/27
Team    1    2    3    4    T
Lakers   28   25    24   16    93
Spurs   23    24    23   21    91
Arena: AT&T Center, San Antonio, TX
Officials: #17 Joe Crawford , #45 Joe Forte , #18 Mark Wunderlich
Attendance:18,797
Duration: 2:39
この試合は、はじめそうそうやはり実力の違いを感じた展開に
なります。
序盤から点差をつけられて続けてスパーズはタイムアウトをとります。
タイムアウト中のポポビッチの表情が放送されましたが、それはそれは
厳しい表情と口調で檄を飛ばしています。
こんな表情を見せるのも無理もありません。最初から10点差をつけられ
それが益々増えそうな勢いです。

そんな激のお陰か点差は後半には一旦は追いつくところまで行きます。
しかし、それを遂げたのはオーリーやバリーなどのベテランであり、
ダンカンのワンノンワンではありません。この試合でもローポストでボールを
もらうことは無く、またまたハイポストでボールをもらって攻めの形は
悪いままです。最初こそ、ハイポストからそのままダンクしたことも
ありましたが、自らチャンスを作ってゲームメイクできる選手が
もはやいないようで、レイカースのディフェンスとその切り替えしに
辟易としており、いつものパーカーやジノビリのゲームを回すシステム
も使えなくなっています。

ジノビリの負傷やパーカーのコースが読まれていて全て得点があがり
ません。そうするとダンカンにボールを集めてというのが今までの
パターンですが、ダンカンのシュートの半分はフリースローで相手の
ディフェンスを崩してシュートが打てないためそこそこ接戦になっても
全然盛り上がってきません。
反対にレイカースは、相変わらず中にスペースを広く開けさせ、
ツーメンピックで安々と得点してしまいます。

試合後に、最後のバリーのシュートの時にフィッシャーがファウル
したのではないかとインタビューアーがコービーに聞いていましたが、
一言ノーファウルといわれていました。正にそんなシーンでした。
平坦的に見れば、確かに体が当たっているのでファウルでしょう。
しかし、ファウルをとるのは人間の目であり、当たれば何でもとる
というものではありません。よくゲーム全体としてトータルでとると
言われますが、バリーのシュートも絶対決めるとして打たれたもので
あれば、ファウルの笛もなったのでしょうが、見ているとファウルを
もらったシュートでもブザービーターを決めるという気迫もない
ああ終わったという感じのシーンでした。

これで笛もならなかったのですが、このシーンだけ云々してもしょうが
なく、ゲームを見るとやはりスパーズの完敗には変わりありません。
現地の放送は、オフィシャルのJoe Crawford との確執なども放送して
いましたが、最後のコービーへの質問は12点差が最後は追いつかれてしまい
ましたが、どうしてですかという意地悪なものでした。

面白さで言えば、Joe Crawford のことも、完璧に勝っていたのをなぜ
追いつかれたかなど当然浮かぶ疑問です。でもよく聞くなあというもの
です。見ていると力が抜けたような最後のバリーのシュートも全て完結
しているようには感じます。ホームに戻ったレイカーズにはスパーズは
勝つのはむずかしでしょう。それはまさかぶしつけな現地インタビュー
アーも聞けないでしょうが。
コメント
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