King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

妄想

2006年12月06日 23時25分27秒 | スキー
先週に続いて丸沼高原に行ってきました。
実は色々あり、失意のスキー行きでした。
エクスプローラーとHEADの板は苗場と丸沼で傷つき
本格シーズン入り前にチューンナップに出してあります。
したがって今日はケスレーの板にしました。
これは初期カービングの板で、昨年のシーズンインもこの板でした。
この板で今までと同じに滑れれば確かに実力アップが確かなものと
いえます。ただ、ここ何日かで読んだ雑誌にうまくなった実感が
あるうちはだめだというのを読んで納得したような気がしました。
つまり、二年前に検定を受検したきっかけは、サロモンのDEMO10
を履いてうまくなったつもりでそれではと受けたのでした。

それから、年々進歩を実感しつつ受ける検定は同じ点数で落ちて
やっと先シーズン後一点位のところまでこぎつけたわけですが、
自分で感じる上達観なんて幻想か妄想なのです。人に評価されて
初めてそれは結果となります。実際に滑り降りる時間とか滑り降りる
姿勢とか降りられなかった斜面が小回りで安定して降りられるとか
誰が見ても解る変化のみが上達でしょう。それで、今回の滑りですが
今までの滑りが板が変わってからもできていればと考えたのですが、
まあ午前中はどうにか同じような感じでしたが、午後は急斜面やアイス
バーンを滑る内に昨年と同じような状態になっていきました。

丸沼は、先週とは違い4コースが開いてセット券5000円とレギュラー
シーズン並みの料金に変わっていました。まあ4コースも滑れれは
仕方のないことでしょう。それにしても先週よりも混んでいて、道は
鎌田の信号を越したあたりから道路わきに最近降った雪が残る状態で
私がそもそも今日丸沼にしたのは、ノーマルでも行けると踏んだからです。
先週までは、ホームページ上でも道路状況が載っていてドライかどうか
書かれていたのですが、今は必ず滑り止めをお持ち下さいになっています。
天候は週末の雨以来晴れて火曜の朝方降ったようですが、この日は
朝から晴れる予定であり、他のスキー場が全て雨か雪なので丸沼へ
二週続けて行く事になりました。

タイヤさえ交換してあれば、かぐらでも苗場でも良かったのです。
今日の丸沼は天気予報どおり晴れていましたが、日影の北斜面では
風もあり、真冬並みの体感温度です。駐車場には新潟や富山、静岡とか
かなり遠いところもあり、みんなほとんどスタッドレスです。私も
ノーマルは今日が最後でしょう。丸沼は平日でも混んでいてリフト待ち
があります。特に1番混むのがバイオレットでここが1番距離が長くて
斜度も丁度いいので人が多いのでしょう。それと造雪機が稼動して
いて排気ガスの臭いがします。それと人が多いのでゴールドへ行きます。
ここはなつかしのシングルリフトで斜度もきつく人がいません。

しばらくここで滑り、ここでも普通に小回りで降りてこられて
そんなに悪くはないと思っていました。しかし、午後になると
まともに滑れなくなり、板もばたつきだして昨年とまったく同じ滑りに
なってしまったのです。先週のあの今までとは違うエッジ感覚は
なんだったのか。それよりもこのケスレーの板はエッジがきかず
がりがりのアイスバーンでつるっと滑ってしまいます。がりがりと
噛む気配すらありません。かなり刃こぼれしているようです。
もうとっくに現役引退と思っていましたが、このような初期や末期の
ゲレンデにはまだソールに傷がつこうが土の上を滑ろうがかまわない
板も必要です。それでもこれもエッジくらい研がないと使い物に
なりません。

四時の終了まで滑り、帰りは先週と同じ加羅倉館でまたもや
貸しきり状態とゆったり気分を味わいました。さて夕飯ですが、
沼田のとんかつか回転寿司を計画しましたが、昼がメンチカツカレー
などという面妖なものを食べてしまったので、さっぱりと寿司にしようかと
回転すしさん太にしました。私が入ったときには一組しか客がいなかった
のに私が入店してしばらくすると続々と客が来ました。味は期待した
程でもなく料金もまあ安くもなくです。皿の値段が外税になっていて
なんか割高にされた気もしました。白身をこち、ホウボウ、黒むつと
試しましたが、黒むつが一番おいしかったです。

昔食べたこちはもっとプリプリしたイメージでしたが、寿司だねには
やはり黒むつでしょう。後はどこも寄らずに帰り洗車しました。
コメント
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