King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

世界バスケアンゴラ戦

2006年08月21日 01時49分09秒 | バスケ
20日の夜のジョギングは、まあまあのペースながら
前日のランニングでひざ痛を発症してそんなに飛ばし
たくないという感じでした。折り返しはまずまずのペース
でこのまま行けば普通に34分台の目標タイム到達
でした。しかし、長い踏み切り待ちに捉まってしまい、
50秒ほどロスしました。これで、多分34分入はない
と判断して、ペースダウンしました。そのおかげでフォーム
チェックや着地とキックなど色々考える事ができました。

夜に予約して録っておいたアンゴラ戦を見ました。
相手が何を目指してプレーしていたか、手に取るように
明らかでしたが、現場のプレーヤーにはそれが解らない
ようでした。しかし、それにしてもよく抜かれるディフェンス
です。相手の瞬間的な動きについていけてないだけで
なく、スクリーンパターンやオフェンスパターンが解って
いないのです。それにしても同じような攻めパターンを
何度も食らうのはなぜでしょう。やられているのはふたつ
しかないのです。

あまりつききれていないのであれば中に寄った時には
ゾーンで守るとかボールプレスプラスゾーンとかいくらでも
手があるのに何も策はなしです。コーチは何のために
いるのでしょうか。解説は相変わらず折茂折茂と言って
います。そんな止まったバスケはどこにも通用しないのです。
これでもまだニュージーランドとパナマには勝つ気でいますから
何が足りないのかよくビデオを見て考えて下さい。

チラッと見た中国とイタリアは、中に行かなくても勝てるという
典型的な攻めでした。NBAスターになったからといってヤオミン
にそんな力があるわけじゃなし、国際大会ではこんなものとと
いうわかりやすい試合のようでした。アメリカとプエルトリコも
チラッと見ただけですが、アローヨの個人技にチームがアジャスト
したようなもうこれしかないというような試合のようでした。
NBAでは、ボールを持ちすぎると批判のある彼ですが、彼の
ペネトレートを間近で見た者としては、あんな早い抜きを見た
のは初めてで、テクニックは相当です。

バスケはリズムであり、チームの力だという国際試合のトレンドに
あって彼の存在は異彩を放っています。日本では折茂にその
異彩を発揮してもらいシューターとして存在感を示してもらい
たいのでしょう。そして五十嵐は早いという刷り込みや、竹内
兄弟も世界に通用する2mというのを印象付けたいようですが
実物がどの選手も解説や実況のいっていることにそっていません。
竹内がいくらダンクを決めても、その前にローポストからワンノンワン
で攻めてみろよと思うし、自分より背の低い選手にらくらく
リバウンドを許しているのはなぜなのでしょう。

今の日本の現状では、ブロックやダンクが面白いように決まる
でしょうが、今世界と闘って情けないディフェンスしかできてない
現状をよーく認識してまずは目の前の相手にしっかりと付いて
楽々とターンノーバーを誘う事を目指して下さい。スクリーンで
抜かれまくったらゾーンにするとか監督も指示を出して下さい。
アンゴラが第2Qにラッシュをかけて一気に反撃に来た時に、
なぜあっさり相手のペースにしてしまったのか、何か崩す策を
実施したのか、第3Qで相手がペースダウンした隙をなぜ今度は
ペースを変えて奪いに行かなかったのか、ベンチにも問題あり
です。

日本の早いバスケとか特長が早いバスケという人がいますが、
私にはアンゴラの方が格段に早いし、日本には速さでもクイック
ネスというものがなく、そのメリハリで速さを演出できていません。
運動能力では完全に負けているのですから、技術で勝つしか
ありません。いつも100%で動く必要はないのです。50%と120%
の組み合わせです。とにかくそのくそざるディフェンスをどうにかしろ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする