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キャプテンハーロック

2013-09-09 | 劇場映画れびゅー
『銀河鉄道999』は子供の頃にアニメを観ていたので思い入れが有るけど、こっちには全く思い入れが無くてノーマーク。
でも、公開直前になってすこぶる良い評判(マスコミ発表)を聞くようになり、気になって『キャプテンハーロック』を観てきました。
★★★

ついったーで第一報つぶやこうか迷った二言。
「剛力さんが出てた」
「ライトニングも出てた」

キャラクターデザインが『FINAL FANTASY』シリーズみたいで、原作者は松本零士なのか野村哲也なのかって感覚、実際はスクエアも野村哲也も関わってないみたい(?)だけど。
全体的にそう感じてた中でヒロイン的な役のナミの顔がごり押し剛力さんに似てて、「ここにきても剛力さんかよ!つかヒロインをその時流行の実在のタレントに似せるとかマジで野村哲也関わってない?」等と気が散る一方で、ケイのアクションシーンに至っては顔も含めてもう『FFIII』のライトニングそのもの。
映像が美しいのは今時当たり前として、原作からかけ離れたCG画風の偏り方はどうしてこうなってしまったのかとかなり残念。
このまま『銀河鉄道999』がCG映画になってたらと置き換えて考えると、もっと違和感を感じる映画になっていたと思う。
かつては劇場版『銀河鉄道999』も鉄郎の顔が変わりすぎてた違和感も有ったけど。

ジェームズ・キャメロンが大絶賛してたらしいですが、あいにく地雷が怖くて2D版を観てしまい、3Dの凄さには触れられず仕舞い。
パシフィック・リム』『スター・トレック イントゥ・ダークネス』と続けて近年ないハイクオリティーのIMAX3D版を観た後ではちょっとね。

この映画オリジナルな世界観が面白いのと、記憶に有るハーロックとはどうやら違う謎に満ちたハーロックに興味深々になれたのは良かった点。
独特なアルカディア号のダークマター機関の構想も中二心刺激されまくりなので、原作を全く知らない方には純粋に楽しめるかも?

終始ヤマの行動には共感出来なかったけど。

ネタバレ
スパイ先でああ言われたらその通り信じて寝返る、思いがけない秘密を知ったら即手のひらを返して蜂起する、希望を見つけたらやっぱり裏切って蜂起する、と一本の映画の中で三度も敵味方を渡り歩いた優柔不断なヤマがハーロックを継承するとは、この映画の続きが思いやられる。



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