生まれ変わったマーベル・スーパーヒーローの真打、『アメイジング・スパイダーマン』をIMAX3Dで観てきました。
★★★★★
ストーリーもキャストも一新して、主人公が高校生になったアメイジング・スパイダーマン。
観客の好みを全方向からカバーし、ビジュアル面を強化したキャステングが上手く、前のスパイダーマンと比べるとそこだけに注目しても楽しい。
主人公の表情観てるだけで楽しくなってくる、この違い。
前のスパイダーマン・トビー・マグワイアは平凡でちょっと変わった風貌だったし、キルスティン・ダンストも元々超美形ではなかったのが回を重ねて劣化してしまう不思議なヒーロー映画だった訳ですが、そんな根本的なところよりもスパイダーマン人気とVFX技術の勢いで誰も文句言わず楽しんで観られたのかもなんて振り返ってしまったくらいに本作は出来が良すぎて文句の付けようがない。
前シリーズではジェームズ・フランコが逆に回を重ねるとどんどんかっこ良く深みも出て人気者になったけど、最終回では顔を潰されて悲惨な最後を遂げちゃった辺り、トビー・マグワイアとキルスティン・ダンストよりも人気者は要らない的な、政治的に潰されてしまったようにも振り返ってしまう。
なんてね、サム・ライミの前シリーズもなかなか好きだったクセに、この機に乗じて書いてみました。
さてさて、本作について。
個人的には若者たちアンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーン、クリス・ジルカら高校生と、マーティン・シーンとサリー・フィールドの叔父叔母夫婦のメインキャストがことごとくツボ。
今回のアンドリュー・ガーフィールドはかっこいいしナイスガイだし、変装後もよく喋るから親近感も持てる。
CGの技術が上がってるからスパイダーマンになってからは体のボコボコした筋肉のラインや動き、肉感を感じるのに加えて、痛みを感じる演出が豊富。
怪我しないヒーローじゃなくて、実際に怪我をして血まみれになって一生懸命やってる様子がより細かく痛々しく描かれ、その上IMAX3Dで目に前に有るかのような映像の臨場感が半端ない。
見所の一つであるスパイダーマン目線の映像を出し惜しみしてるとこが絶妙。
あれだけでアトラクションに乗ってるかのような感覚になれるけど、そればっかだとそういう映画になってしまうからね。
でも、正直もっともっと欲しい、ずっとスパイダーマン目線でNYを飛び回っていたい。
USJのスパイダーマンのアトラクションよりも、今回のこの映画をIMAXの3Dで観る方が絶対に面白いと断言できる臨場感。
※USJのスパイダーマンはそろそろCG映像を更新するべき!
色々悩んだり葛藤があったりはスパイダーマンの定番だけれど、今回はそういった部分に重点を置きつつもスカッとさせてくれるところがイイ。
新シリーズの原作と言われる『アルティメット・スパイダーマン』は読んだことがないので細かい所は知らないけど、一作目でここまで見せてしまうかと言うくらいに展開が早い。
本作ではマスコミに叩かれる構図が無い代わりに警察に叩かれる訳だけど、「どうせ」と思いながら観ていた者からしたら、いろんな意味で知ってる同じスパイダーマンじゃなかったから余計に良かった。
始まってからの展開がのろのろしていたので、ちゃっちゃとスパイダーマンになってしまえよとか、どうせ伯父さん亡くなるんでしょ(失言失礼)的な、何が起きるのか分かってたから、もう一度ここまで丁寧に描く必要があるのかなんて思ってたんだけど、中盤以降は気持ちの良い展開の連続なので序盤を無茶苦茶丁寧に描いていたところからのスッキリ感というか開放感。
ピーター・パーカーらの人間らしさもしっかり観てきた後なので、より物語にのめり込んで楽しませてくれた。
気になるのは、本作からの新シリーズがどこまで続くのか。
版権持ってるディズニーが気を変えて米国でスマッシュヒットを飛ばしている『アベンジャーズ』の続編にスパイダーマンも加えたいなんて思い始めたら、ソニー・ピクチャーズから映画化権取り上げてこのシリーズ潰されてしまうんじゃないかな。
Amazing Kissあと何回見られるかなぁ。
★★★★★
ストーリーもキャストも一新して、主人公が高校生になったアメイジング・スパイダーマン。
観客の好みを全方向からカバーし、ビジュアル面を強化したキャステングが上手く、前のスパイダーマンと比べるとそこだけに注目しても楽しい。
主人公の表情観てるだけで楽しくなってくる、この違い。
前のスパイダーマン・トビー・マグワイアは平凡でちょっと変わった風貌だったし、キルスティン・ダンストも元々超美形ではなかったのが回を重ねて劣化してしまう不思議なヒーロー映画だった訳ですが、そんな根本的なところよりもスパイダーマン人気とVFX技術の勢いで誰も文句言わず楽しんで観られたのかもなんて振り返ってしまったくらいに本作は出来が良すぎて文句の付けようがない。
前シリーズではジェームズ・フランコが逆に回を重ねるとどんどんかっこ良く深みも出て人気者になったけど、最終回では顔を潰されて悲惨な最後を遂げちゃった辺り、トビー・マグワイアとキルスティン・ダンストよりも人気者は要らない的な、政治的に潰されてしまったようにも振り返ってしまう。
なんてね、サム・ライミの前シリーズもなかなか好きだったクセに、この機に乗じて書いてみました。
さてさて、本作について。
個人的には若者たちアンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーン、クリス・ジルカら高校生と、マーティン・シーンとサリー・フィールドの叔父叔母夫婦のメインキャストがことごとくツボ。
今回のアンドリュー・ガーフィールドはかっこいいしナイスガイだし、変装後もよく喋るから親近感も持てる。
CGの技術が上がってるからスパイダーマンになってからは体のボコボコした筋肉のラインや動き、肉感を感じるのに加えて、痛みを感じる演出が豊富。
怪我しないヒーローじゃなくて、実際に怪我をして血まみれになって一生懸命やってる様子がより細かく痛々しく描かれ、その上IMAX3Dで目に前に有るかのような映像の臨場感が半端ない。
見所の一つであるスパイダーマン目線の映像を出し惜しみしてるとこが絶妙。
あれだけでアトラクションに乗ってるかのような感覚になれるけど、そればっかだとそういう映画になってしまうからね。
でも、正直もっともっと欲しい、ずっとスパイダーマン目線でNYを飛び回っていたい。
USJのスパイダーマンのアトラクションよりも、今回のこの映画をIMAXの3Dで観る方が絶対に面白いと断言できる臨場感。
※USJのスパイダーマンはそろそろCG映像を更新するべき!
色々悩んだり葛藤があったりはスパイダーマンの定番だけれど、今回はそういった部分に重点を置きつつもスカッとさせてくれるところがイイ。
新シリーズの原作と言われる『アルティメット・スパイダーマン』は読んだことがないので細かい所は知らないけど、一作目でここまで見せてしまうかと言うくらいに展開が早い。
本作ではマスコミに叩かれる構図が無い代わりに警察に叩かれる訳だけど、「どうせ」と思いながら観ていた者からしたら、いろんな意味で知ってる同じスパイダーマンじゃなかったから余計に良かった。
始まってからの展開がのろのろしていたので、ちゃっちゃとスパイダーマンになってしまえよとか、どうせ伯父さん亡くなるんでしょ(失言失礼)的な、何が起きるのか分かってたから、もう一度ここまで丁寧に描く必要があるのかなんて思ってたんだけど、中盤以降は気持ちの良い展開の連続なので序盤を無茶苦茶丁寧に描いていたところからのスッキリ感というか開放感。
ピーター・パーカーらの人間らしさもしっかり観てきた後なので、より物語にのめり込んで楽しませてくれた。
気になるのは、本作からの新シリーズがどこまで続くのか。
版権持ってるディズニーが気を変えて米国でスマッシュヒットを飛ばしている『アベンジャーズ』の続編にスパイダーマンも加えたいなんて思い始めたら、ソニー・ピクチャーズから映画化権取り上げてこのシリーズ潰されてしまうんじゃないかな。
Amazing Kissあと何回見られるかなぁ。
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クリエーター情報なし | |
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アンドリュー・ガーフィールドの高校生とは思えないシワの深さに物語に集中できなかったわー。骨格も完全に成人男性なだけに、無理がありすぎて・・・。
マスクを被った吹替え俳優さんのアクションの方が下手な若作りを見せ付けられなくてずっと良かったです。
ウェブシューターの使い方や、ポーズのつけ方なんかは完璧やったし、一枚ずつ切り取れば、良い映像やと思いました。
物語りは正直なトコ、リブートはもういいから、話を先に進めて欲しい!・・・いや、リブートしまくりがアメコミの基本なのかと思うと仕方ないのかしら?と自問自答の2時間半でしたww
あのエンディングでしょー、続編作るなら今すぐやらんと、ガーフィールドが三十路になってしまーうww
アンドリュー・ガーフィールドそんなに老けてたかな?
IMAXの大画面で観てたけど気にしてなかったw
吹替えスパイダーマン、来日してたけどちょっと小柄なんやねぇ。
シリーズ長くなり過ぎるとどんなに面白くても集客下がっていくからリセットする必要あったんやろね。
もしかしたら間違った記事のTBをしてしまったかもしれません
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3D(Digital)字幕でしたので、それほど臨場感はなかったですが、
今回、スパイダーマン目線のカメラアングルが効いていたと思います
なかなか愉しかったです
削除の件、承知しました。
IMAXでは3D効果が物凄かったですよ。
テーマパークのアトラクションに乗ってるようでした。
是非オススメしたいですが、もう一回観るには高いですよねぇ、IMAXにしろ何にしろ3D映画って。