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キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー

2011-10-19 | 劇場映画れびゅー
『ジ・アベンジャーズ』への大いなる予告編、『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』を観てきました。
★★★

アメコミ変態コスプレヒーローの中で、一番いろんな意味(アメリカ万歳過ぎるネーミング、アメリカ大好き過ぎる有り得ない変態コスチューム)でキワモノ過ぎてそのままのいでたちでの映画化は無いと思っていたキャプテン・アメリカがまさかの実写映画化。
5年前ならこんなヒーローかっこ悪すぎて観る気もしなかったんでしょうけど、今となってはマーベルの戦略にまんまと引っかかり来年のアベンジャーズが楽しみで仕方がないので、「お、俺、本当はこんな変態映画には興味無いんだよ」的なスタンスで観に行ったのですが、これがもう凄い。

何が凄いって、始まった時点で結末を見せて時代を超えてアベンジャーズとどう絡むのかを解らせちゃうあたり、この映画自体のストーリーはどうでも良くてキャプテン・アメリカのキャラクター設定を2時間かけてじっくり描くことにだけ専念して、お約束のエンドロール後の予告編で「はやく『ジ・アベンジャーズ』観たい!」って気にさせる作りなところ。
いやもう沸々ですよ!早くスーパーお祭り映画を観せろ!

キワモノコスプレを自覚した上であえて前面に出し、殆どオリジナルのデザインから変えずに勢いに任せて描く開き直りっぷりもスゲーよな。
きっと『ジ・アベンジャーズ』ではいじられキャラになってくれることでしょう。

他のアベンジャーズメンバーの映画以上に、他のアベンジャーズメンバーの映画に関連する台詞やアイテム、キャラクターのてんこ盛りで、70年後への伏線も張りまくり。
伏線張るだけ張って、冒頭の結末に到達して「後は来年ね!」なんて、まさに『ザ・ファースト・アベンジャー』なビギニングものというか豪華長編予告のような映画でした。

ファンタスティック・フォー』シリーズと掛け持ちでヒーローを演じることになったクリス・エヴァンス、今回は前半の貧弱ボディーがどうやって映像として作り出されてるのか。
どっかボロが出てないか、あまりに違和感無さ過ぎて繁々と観ていたんですが、全く自然で驚愕です。
『猿の惑星』の猿なんかよりよっぽど本物っぽいです、あ、こっちの顔は本物なんでしょうけれど。
実はキャプテン・アメリカになった後の冒険活劇よりも、この地味な前半の方が必見ですよね。

んで、作り出された映像の貧弱ボディーから一転、ヒーローに人体改造された後の本人のボディーもスゲーw
前から筋肉質だったけど、一回りさらに筋肉ででかくなってムチムチw
もうヒューマン・トーチの衣装着られないよね。
つーか、クリス・エヴァンスてもう一本スーパーヒーローモノに出てなかったっけ、あれは無かったことに?



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エンドロール後を見逃した方、だいたいこんな感じでした↓(まだ映画観てない方は見ないでね)
The Avengers - Official Trailer #1

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