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新作映画の満足度は最高★5つで表示

スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ

2006-10-05 | 劇場映画れびゅー
どちらかと言うと『セーラー服反逆同盟』でバラを投げる中山美穂が好きでしたが、斉藤由貴がヨーヨーで敵を倒した懐かしい『スケバン刑事』が松浦亜弥主演の映画で復活するというので早速観てきました。


本気で今風にアレンジして製作したのか、かつての雰囲気を重視したのか中途半端でなんとも消化不良な感じ。

麻宮サキ役の松浦亜弥も、悪役の石川梨華も安っぽさはかつての『スケバン刑事』を彷彿とするんだけれど、音楽の雰囲気も全然違うしノレない。

オリジナルドラマの内容が内容だけに、目くじら立てて文句言うようなものでも無いんだけれど、せっかくやっと製作にこぎつけたんだからもうちょっと…ねぇ。

斉藤由貴と長門裕之の出演は嬉しかった。

次回作は高橋ひとみ出演で、海木槌三姉妹ゆかりの敵との決闘かな…。

ちょっとバレ
決め台詞にしたって、「てめえら…」に続くのは『セーラー服反逆同盟』の「てめえらのようなワルは、ゆるせねぇ!」っていう棒読みがなんとも楽しかった記憶が蘇ってきて、「てめえら、ヤキいれっぞ!」ってしつこくNY帰りの娘に言われても楽しくないんですよね。

「番まで張ったこのあたしが、何の因果か落ちぶれて、今じゃマッポの手先…笑いたければ笑うがいいさ!」
馬鹿馬鹿しいけどこんな台詞を聞いて「麻宮サキカッコエー」なんて思って毎週見ていた世代には、松浦亜弥の同じような台詞が敵から失笑買うのも冷めるキッカケになったり。

ところどころで過去の遺産に触れて雰囲気を出すなら、昔のままの作風で作ってくれた方がどれだけ嬉しかったか。

何でもアリな『スケバン刑事3』の風間三姉妹じゃあるまいし、わざわざセーラー服に似せた戦闘服でのコスチュームプレイなんて一番要らないし、エンディングテーマ曲がまるでピンク・レディーXなのにもガッカリ。

深作健太の映画ってキツイ描写が多かったり、社会問題を提起したりして注目を集めているだけで面白味に欠けるのかと『BRII』に続いて感じた。



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↑このコンピレーションDVD買ったけど内容酷い。
三作のテレビ放送途中、クライマックス前に放送した総集編がそれぞれ入ってるだけ。

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