懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

別のルート

2024-03-29 03:40:56 | Weblog
モスクワのコンサートホール、クロッカス・シティ・ホールの襲撃テロ。
既に140名以上が死亡で、劇場が襲撃されるのも、劇場好きの私らからすると、心穏やかでない。

痛ましい事件で亡くなった方、ご遺族にお悔やみを申し上げたい。

そんな中、劇場にやとわれた15歳のバイト少年が、テロ発生の危機の中、機転を利かせ、犯人の侵入口の正面玄関とは別の出入り口から、100名位、観客の方々を逃がしたそうで。15歳でこのとっさの判断、実行力。まだ少年と思っても、中身は大人顔負け。
一方で、実行犯は、行きかえりの車が同じだったり、専門家から見ると、割とずさんな計画に見えるようで、それで、テロのプロじゃない、やとわれの人々と分かる様子。

(自分から見ると、この所、日本で、都会の宝飾店などで、強盗して捕まってる、闇バイトのネット広告で雇われて、雇い主を詳しくしらない強盗の人たちに、やや似てる様な気が)
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この襲撃事件の第一報が出たころ、ネットの投稿でいくつか見たのが

まず、「アメリカがロシアに、近々にモスクワでテロがある」と注意喚起」のニュースに
→なんで?何でアメリカは事前にテロがあるって、分ったの?

→アメリカは、なんでロシアにこんなこと言うの?。
---そうなんだよね。
アメリカって、今までさんざんロシアに敵対関係してきたのに、急に親切にするの変。

⇒と、考えると、これは、本当は、やったのが(指示役が)黒幕が、アメリカだから!って思っちゃう。

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そして、「カルトならテロの後、自爆するが、自決用の爆弾もなく、逃げている」というスルドイご指摘が。

確かに、(あまりいい話じゃないけど)、例えばアメリカの9.11のテロで、犯人は飛行機ごとビルに突っ込んで死んでるし。

もっと昔でも、例えば日本赤軍のテルアビブの空港での自動小銃乱射事件の時、テロ決行の3名は、テロした後、自爆死する予定で、実際にも2名死亡(1名は自決前にイスラエル側に捕まって拷問されてた。)

対して、今回のテロ実行犯は、テロ後自殺する予定はなく、逃走する、生き延びようとする人たちだったので、
つまり、金で雇われたと推察される。(だから、アメリカが言ってるISISとか、ダーイッシュでなく、鬼畜英米とウクライナのしわざ、というのが、一番自然でしっくりくる。)

さらに、ラマダンの最中にテロ決行って、ほんとのイスラム教徒なら、やらないんだそうで。
綻びが、ポロポロと・・・。

犯人はウクライナへ向かって逃げ、ウクライナってロシアと国境接してるのが、ウクライナ側は犯人の逃走に合わせて、窓口を開いてたって。バレバレ。

日本の政治とカネか、鬼畜英米ウクライナの、ごまかしか、っていう位、ずさんで分かりやすい展開に。

当初、ネット民が指摘してたことが、犯人が捕まってしまって、供述が出て、裏付けられている。

結局、ウクライナ側はちゃんと国境の窓口を開いて待っていてあげたのに、犯人が逃げ切れなかった、という事か、ロシア側で犯人を拘束した人々、アフマトのカディロフ氏含む人々が優秀だったという事か、ウクライナ国境近くまで行ったのに、その手前で犯人は拘束されてしまった。

(いつもながら、何でこんなに分かりやすいんだろう??)
正直、片腹痛いというか、我々を舐めてるというか。

ちょっと前に、ここで、フランスが関与?って書いたけど、

やはりメインはアングロサクソン系、米英の指示役みたいなことが今言われてて、内心ほっとした。(フランスも最近、異様に好戦的だけど、以前はフランスって米英に比べ、そこまで好戦的な国、というイメージがなかったので)

ただ、実行犯の背後に居るのは、今言われてるのは米英ウクライナだけど(ウクライナだけは表面化していて、実行犯がウクライナへ逃げようとしてたことと、ウクライナ側も彼らが逃げてくる所で、国境の窓口を開いてたそうだから。)

同時期に仏独も動きがあったように出てたので、残念ながら、彼らも無関係ではないんでしょうね。(NATOグル?)

米英は、随分色んなことやってきてるので、自分的には今さら彼らの悪事の話が増えてもどうこう思わんし、そういう連中だってもう分ってるから、英米が背景に居ても悲しくないけど、フランスが背景に居たら、少し悲しいかな。でも、マクロン氏がウクライナ派兵とかいってたから、フランスも悪の枢軸参加決定、ってことで、そういうの悲しく思わないようにしないと。頭切り替えないとね。

ドイツも、こないだの空軍幹部の謀議、流出音声には、度肝抜かれたし。

(ドイツ首相も国防相も知らない所で、軍人たちがウクライナへタウルスを供与しクリミア大橋やロシア本土をドイツ製のタウルスで攻撃し、成功するためにはどうしたらいいかの相談をしていた。

しかも、ドイツ軍人が関わってるのを、ウクライナ軍がやってると見せかけるためにはどうするかについても、相談していて。(もうバレバレなんだから、そんなごまかさなくても、って思うけど、やっぱロシアにドイツが攻撃されたくないので、そう思うのか、なんか知らんけど、卑劣にもほどがある)

“アメリカ訛りのウクライナ軍服を着た人が居るので、真似ればいいんじゃないか”、というような謀り事も巡らしていたので、

それで、逆に、アメリカ訛りの人、つまりすでに、ウクライナ軍服を着た、ウクライナ兵の振りをしてるアメリカ兵が居るのね、と分かる。

二重三重に西側の嘘つきぶりが露呈した、流出音声だった。ドイツ首相側は、この音声を本物とした、と報じられてる。

こんな、NATOを、にわかには信じられない。ちなみに、日本はNATOには入ってないんで。)

・・・
モスクワの劇場テロの実行犯が捕まって、供述も出てきて、最初のネット民の指摘が当たってて。

実行犯はタジク人で家族もいて、約82万円の報酬を約束された、その半分を前金として、カードで支払われた、と供述。金目当ての犯行だった。主義主張の為とかカルトとかでなく。(手にした金額は、たったの40万かと思うと・・。貧しく、家族もいて金の為にそそのかされて犯行に及んだと思われる実行犯も、少し気の毒な気もして、こんなことをやらせた連中こそ、断罪されるべきと思った。)

指示役と推察されるもののうち、証拠が挙がってるのはウクライナ側だけど。(国境の窓口を開いて、逃走する犯人を待ってたわけだから。

あ、でも、米英も、ロシア領内の自国民に、この日あたりに、モスクワでテロがあるので、そちらへ行かないように、と言った注意喚起メールを送ってたそうなので、それって証拠よね、と思った。(日本は米国から連絡が行ったらしく、日本人にも同様のメールが来たそうで。)

それにしても、最初のアメリカ側の言ってたこと、「何日ごろにモスクワでテロが計画されてるので気をつけろ」という趣旨の事をロシア側に伝えたと西側メディアに報じてた(確か、ロシア側は、そんな連絡きてないといってたかも)のが、

最初から苦笑もんだったけど。
ロシアを潰すとか、殲滅するとか、最初の頃でも弱体化させるとか、ロシアが消滅するとか、さんざん言ってきた米国側が、ロシアの心配してる振りをしてるみたいな話で、…呆れるというか。

以前、アンゲラ・メルケル元首相が、「私たちはロシアを騙していたのだ!」と衝撃発言して、仰天した。

欧米側は、ロシアを騙していたのかもしれないが、それだけではなく、本当は、私たちをも、騙していたのだ。

分っちゃうと、あ~不愉快。

ただ、今回のテロの謀略については、先に辞任した、嵐を呼ぶ女・米元国務次官、ヌーランドらが仕掛けたものが実行されたんじゃないか、とか言ってる人も居て、

ヌーランドが首になったからって、安心はできない、という事を示してそうで、今後の事が懸念される。

ロシア側は、報復攻撃はするだろうし、もうしたのかもだけど、
西側の私らが懸念している第三次世界大戦への道ということでは、まだロシア側は自制があるみたい。(プーチン大統領の直近のコメント見た限りでは)

今回の凶悪な事件に、米英とウクライナが関わって、そして、独仏がそれぞれどんどん好戦的な事を言ってたりやりそうな状況なので、ロシアばかり自制しても、テロとかの犠牲が増えるか?とは思うので、自制がいいのかどうかは、自分にはもう分らないが。

今回のテロについては、ヌーランドは、予言のようなことを言ってたのは、覚えてる人も多いと思う。
他にも、ウクライナの人だったかな、何かそれっぽいこと、言ってた高官がいたような。

こんな状況なのに、ISISがやったとか、って、そらぞらしい。
ほんとの所、「モスクワでテロが計画されている」と言い、テロ決行後は、「ISISがやった」って言ってる人たちが、やった、ということかと。

見え透いた嘘が、見ていて恥ずかしい。

米英ウクライナのテロ攻勢も、やめてほしいけど、ドイツのタウルスでロシア攻撃も、フランス軍をウクライナ派兵も、やめて、停戦して和平してほしい。

ウクライナは、2014年に、民主主義の選挙で選ばれた大統領を謀略のクーデターで引きずり落とした後は、選挙で選ばれたのでなく、米国側がいいと思った人を大統領にしたって事なんでしょうから。そして暫定大統領の後に大統領になったポロシェンコの時代だったと思うけど、ウクライナ東部の社会保障を切った。

社会保障を切った、というのは、もう、国としての義務とか責任を果たしてなかったように見える。そして東部をキエフ政権が砲撃した。ウクライナは8年間、内戦だった。
そういう背景を知ることもなく「一方的」な空想のような事を現実と勘違いしてる、西側の一部の人とか嘘つきTV新聞とか、事実を捻じ曲げるのに一役買った。

ただ、国としての義務・責任を果たしてない側が、ことさらに権利ばかり主張するのは、正しいとは思わない。奪還って、ほんとは、自分らウクライナ語圏が1等国民で、ロシア語圏が2等国民、そういう構造を実現するため以外に、何かあるの?って、自分なんかは思っちゃう。

他国に、いつまでも「援助してくれ~」と言い(その金は他国民の血税だなんて認識してないというか、気にも留めてないウクライナ)、最後の一人まで戦うとか、非現実的な妄想を語り続けるウクライナ。(ウクライナ国民は、最後の一人迄死んでいいとは思ってない。だから、逃げようとする男性が後を絶たない。)

そういうのいい加減にやめて、現実的な落し所を探ってほしいんだけど。

でも、この戦争で儲かった企業様が、「ウクライナには継戦してほしい」って言ってたから、簡単ではなさそうですが。

何とかして、世界戦争への道をやめさせたいし、鬼畜たちのロシアへのテロもやめさせたい。

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バレエの饗宴2024、東京シティ・バレエ団「ルール・ブルー」

2024-03-29 01:19:28 | バレエ
ごちそうが色々あって、観る時間が足りない(?)

・今年の「バレエの饗宴」公演は、TV放送で見た限りでは、最初の演目、東京シティ・バレエ団「ルール・ブルー」が秀逸で、これだけ見ただけでも、お腹いっぱいに。この作品を振付家と皆で創造するために、莫大なエネルギーを使ってる意欲作に見えました。商業主義に乗っかる作品ではないので、芸術家集団、東京シティ・バレエ団ならではの作品。

「ルール・ブルー」とは、黄昏時、のような意味だとかで、舞台から日常へと戻る、ダンサーの、非日常と日常の境界のような時間、という意味で使ってるらしい。

(最初、作品の内容を分らずに、家事しながらざっと見る中でも引きつけられて、で、その後、振付のイリ・ブベニチェクのインタビュー見たら、フランスでルーブル美術館によく通って、作品作りに必要なインスピレーションを得ていたらしいんだけど。その絵をみていて、「もし、この絵の中の人々が抜け出てきたら」と考えて、それが作品のアイデアに。)

言われてみれば、確かにそんな感じの作品で。それにしても、ダンス・クラシックの技法とコンテの技法を融合させただけでなく、時に演劇系の身振り(演劇実験室・天井桟敷を思い出させたようなのもあった)も入って、ダンサーたちそれぞれに合った振付になってたようなのと、振付と照明、装置、音楽、衣装がとてもあってて唸らされたり。
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・以前の「バレエの饗宴」で、「牧神の午後」が印象的だった、小尻健太振付「幻灯」(改訂版)も、相変わらずいい味だしてました。小尻氏は、ダンサーとしても、純クラと違う動きの美しさがあって、見入ってしまいます。

そうはいっても、古典もやってくれて良かったけど。
ロシア勢はなかなか来てくれるのが難しいのかしら??と思ってたので、僅かでも来てくれると、ちょっと嬉しい。

(そうはいっても、日本の洗脳みたいな雰囲気も2年を超えてて、こんな状況では不心得者が出やしないかという不安もあるので。ロシアバレエはネット画像や、過去のビデオDVDで見て、やせ我慢。)

新国立劇場の「ドン・キ」は、頑張ってたけど。バジル役速水さんは、エネルギッシュに技巧を見せたけど、ごく私的には、以前やってた牧バレエの「ドン・キ」の統合性も好き。グランド・バレエは一朝一夕で成り立つものでない、ということかな。牧バレエは、あれをず~っと上演してきて、守られてる歴史と伝統みたいのがあるのかも(?)

クラシックバレエは、経済効率性からは遠いものだから。今や、グランド・バレエを上演するだけでも有り難い感じもする。
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過去の映像や、今のボリショイ公演の映像など、時々見ている中、

1980年代の、モスクワ音楽劇場の日本公演『ドン・キ」全幕(TV放送分の録画のを、人から貰った映像)が、今見ても全体的に面白く、きれいなバレリーナが出てきて・・・この頃のバレエ公演は、本当に素晴らしかった、と思い出していた。技術に優れたボリショイの『ドン・キ」も盛り上がるし、いい感じなんだけど、ダンチェンコのこの頃の『ドン・キ」って、ボリショイとは異種のワクワク感があって、ちょっと感心してしまった。
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本日も、やくたいもなく散漫感想。
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おまけ。
バレエと関係ないけど、自分の生活上、4月から法令が変わって、3月までにやらなきゃいけないことがあったのを知らずに来て往生した。
この頃、ニュースとかで、法令の改正などの、自分の生活に直結する情報をやってくれなくなって、大谷サンとか、そういうのが多く、困った傾向だと思ってる。

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