懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

ルール改正があれば・・・・

2019-10-21 01:14:30 | Weblog
フィギュアスケートGP、アメリカ大会で、見事優勝した、可憐なアンナ・シェルバコワ選手。

SPの時から、その非凡で魅惑的なスケートには、陶然とさせられた、


けれど。

シェルバコワと、トゥルソワについては、ジャンプだけの選手ではないけど。

ただ、実施したジャンプ技術なら、今季、男子を凌ぐ技術を披露してるんじゃ??
と、素人目に思うので。

今回、シェルバコワ選手のSPについて、「女子は4回転は跳べる規定にない」と言うような解説があって。

それって何?男女差別??

なんて、思ってしまいました。

素人目には、素晴らしいシェルバコワ&トゥルソワの演技を見ると、彼女ら二人のライバルって、ネイサン・チェンとか???って思ってしまうので。

先の、フィギュアスケート女子シングル暗黒時代、キム・ヨナから、メドベの時代に、「女子のジャンプは男子より技術低くて当たり前!」のような、先入観が出来てしまったように思えてなりませんが。

(もし、ヨナ選手より浅田真央選手が上位に扱われていれば、こんなヘタレなフィギュア女子の世界には、なってなかったと、残念に思えます。)

かなり昔、日本の男子最高、本田武史選手より、女子トップの浅田真央選手の方が、上のレベルのジャンプを跳べてた時代を経ている私には、奇異に感じる規定。

”女子は男子よりジャンプ技術低くて当たり前!”
と言わんばかりの、理不尽な現フィギュアスケート界の得点ルールは、素晴らしくて目が潰れそうな、二人の女子選手、4回転ルッツ迄をも跳び、華麗に優雅に舞う、シェルバコワ&トゥルソワの登場によって、急ぎ変えられるべき、と素人としては思うばかりです。

目の眩むような才能二人、シェルバコワ&トゥルソワに限って言えば、ジャンプ技術のライバルは、女子より男子にしか見えなくて。というより、今回の二人の演技は、今季、男子世界最高の人より上。(ジャンプなら)

それなのに、なんで、彼女たちが、SPで4回転をやっちゃいけないのか、理解に苦しみます。

女子も、SPで4回転OK、とルールを早急に改変できるように、切に望みます・



その、シェルバコワSP。

フィギュアスケートで、そこまで要求してない、と思うような、手脚の動かし方の美の追求の仕方が他とは一線を画していて。

うっとり。
動きがすべて美しく、詩情あふれる繊細な表現。無垢な個性。

4回転が封印されて、ジャンプ技術以上に、彼女の長い四肢の動かし方、大技と大技の繋ぎの部分も、全て表現と心得た、全てが美の表現であり、そして、彼女が込めた思いが、手脚から伝わってくるような演技。

バレエファンで、彼女を評価しない人は居ないんじゃないかって思った位。

自分的には、4回転が無かった分、氷上で美しくない瞬間がないかのような、洗練された緩やかな動きの高雅な趣に魅了されましたけれど。

FSで4回転ルッツを、これほどの高難度と思わせぬほど、高雅に美しく決めて、自信に満ちたプログラムを披露した時、

やっぱり、この人は、SPから4回転跳べるルールでより伸びやかに花咲いて欲しいと、贅沢な望みを持ちました。

天は2物を与えた、アンナ・シェルバコワ、15歳。

嗚呼、美は正義。

ネイサン・チェンは、身体が軽やかで、あんなやって、学業大丈夫なんだろうかと、余計なお世話な思いも。
ステップではじけていた。

次週は、嵐を呼ぶ男、羽生結弦。





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