懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

好演を支えて

2022-01-27 02:20:57 | Weblog
【フィギュアスケート四大陸選手権】ちょっとだけ。

・村元・高橋ペアの「ラ・バヤデール」とかを見て,指導したマリーナ・ズエワコーチの、すっかりファンになりそうになってしまった。

2選手の頑張り能力の高さもあったと思うけど、常に選手を正しい方向に導いていける、この指導力。

問題のある怪我せず体のケアしていけるように導いてもいるんじゃないかと思ってるし。
このコーチ、凄すぎる。彼女の指導の方向性、自分は好みなんだろうと思う。

高橋選手はアラサーまでもしかしてバレエやってなかった人なのでは?と思うから、それなのに、今回、腕の動き、手先とか、バレエバレエしてて、他のちょっとした細かい所も、感心するほどバレエ風として様になってて、自分の様なバレエマニア的観点では、観ていてとても心地良かった。

村元さんの方はキャリアもあるし、ある程度今迄の素地もあったかと思うけど。(彼女は今回じゃないけど、上に長く伸ばした脚のラインがバレエのようにきれいな時があって、この演目褒めだすと駄文が長々してしまうので。)

アイスダンス的には、多少改善の余地ありなのかもしれなくても、バレエ的には、いい先生がついて安心して見られる舞台の様だった。
いつも、不滅の愛を感じさせる佳品。

リズムダンスのソーラン節は、最初見た時、見かけ和ものでも、動きがそんなに和っぽくもなく、バレエっぽいのがユニークかなと思ったり。いつのころからか、ツイズルの時の手の振りの遊びの入れ方、創造性、付け加えの部分が、私的には凄く面白かった。

2作品、振付がズエワコーチなら、物凄く振付も才能ある人なんだと思って、感心することしきり。

・女子シングルの松生さんの身体の使い方が、自分的には割と好きかもだった。

【フィギュア全米選手権】ちょっとだけ
上位4選手、なかなか見ごたえあって、五輪が楽しみかな。

2位の17歳マリニン選手が、五輪出られず、それで露のコンドラチュク選手が出られるのって・・・。

3位のヴィンセント・ジョウ選手より上で、点数も超高く、仮に五輪出られてたら、表彰台の可能性あったんだろうと思うと・・・。理不尽な気も。
(でも、それを言いすぎると、4位のジェイソン・ブラウン選手が出られなくなるのも、ちょっと寂しい気がするしで・・)

ネイサン・チェン選手、ピョンチャン五輪後のルール改定後は、守りに入った演技で堅めに勝ってた時期があったけど、今季はMAX行く気みたいで。
FSの衣装はネイサンの心は燃えている、という意味かな、なんて。とても難しい演技構成なので、こういう方が観る側は楽しい。

若武者マリニン選手、好きな選手は、アレクサンドラ・トゥルソワ選手だって。(男子じゃないのね。)いや、トゥルソワは技術・体力は男子レベルなのか・・。






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