懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

観られるもの、観られぬもの

2021-01-25 00:27:25 | バレエ
NHK BSで、オーストラリアバレエ「スパルタクス」っていうのを放送していたけれど、

ちょっと、がっかり。(公共放送で流すなら、もう少し水準の高いのをやってほしいんだが。
過去の作品でもいいのに。)

途中で見るのやめた。あの演技、演出力では、音楽のハチャトリアンがかわいそう。

これを受けて、
ボリショイバレエ来日公演『スパルタクス』が、公演中止になって、つくづく残念だったと再認識した。

新しい観客に、いいものを見せて行かないといけない。
上質のものを見せて行かないと、芸術において、良い観客は育たない。

NHKは、昔は、バレエに強いディレクターがいて、良質のバレエ番組を提供していた。
例えば昔、「ボリショイの精髄」を実現した過去のNHKの人は、非常に意義ある仕事をしたのだと再認識した。

もうそういう、芸術に強いディレクターとか、居なくなっちゃったのかしら?

BSじゃないけど、先だっての「プロフェッショナル仕事の流儀」の、吉田都&新国立劇場の放送内容にも、レベルの低さに呆れてしまったし。
口直しにブルーレイでも見るかな。

一方、ボリショイ イン シネマの「椿姫」の上映予定は立ってない。あれは、昔のザハロワのだから、観る価値はあると思う。ビジュアル的にも。

芸術の冬だけど、気長に上映を待つとするか。

そういう私の生活、会社方面に、また新たなコロナ感染者が出たと報告があり、困惑。
そんな状況下で、皆に、不安なら自主的に休んでもいいとお達しがあったが。

免疫力頼みの日々です。

明日又素晴らしい舞台を見るその日まで、道楽者は生き延びる努力をするのみ。


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