想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

うさこの、ぐみちゃん

2008-06-30 01:25:50 | Weblog
      来客、訪問者が増える季節になりました。
      人が帰ってしまうと、いつもの静かな森は鳥のさえずりが
      聴こえるだけです。           

      一息ついているところへ、ちょっとちょっととねずみ師が
      手招きしています。
      なぜか忍び足のかっこうをしています。指差す方を見ると、

      ぐみちゃんがいました。

      いえ、ぐみちゃんのそっくりさんでした。

      「ぐみ」という名をつけた茶色いうさぎは、青山ピーコックの
      ペットショップで衝動買いしたミニウサギでした。
      みるみるうちに、しっかりと成長しミニではなくなりましたが、
      添い寝をしてヨダレを流して暴睡する危機感ゼロな日々を送っていました。
      この森に土地を得て、ここにいる時間が増えたうさこは、ぐみちゃんを
      放しました。庭の草を食べまくっている姿をみて、ここにいたほうが
      いいだろうと思ったからでした。
      都心のマンションで室内のゲージにいるより、活き活きとしていました。
      思い切り跳ねまわっているのをみて、寂しい気はしたのですが。
      その後、近隣のあちこちでうさぎに出会うと、ああ、生きているな。
      仲間がいるな。とほっとしていました。

      でもこんなに間近に姿を見せたのは初めて!
      フェンスの門扉をくぐって入ってきました。
      それもけっこうな雨が降っている今日。

      疲れもいっぺんにふっとんでしまいました。
      この子はまだ、子うさぎのようです。
      しばらく庭の桜の幼木の葉の下にいて、そのあとはあたりを
      走りまわり、ときどき立ち止まって、背伸びして何かハッパを食べて
      います。そのしぐさの可愛いらしいこと。




      ぐみちゃんを膝の上に乗っけてた頃を思い出し、ほんわかと
      柔らかい気持ちが戻ってきました。

      それにしても雨がけっこう降っている日にばかり、
      うさぎに遭遇します。
      



      こんなことして遊ばなくても、ほんものが現れた!
      神サマ、ありがとうございます。

                         ※ふるごと更新しましたよ。
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