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想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

山桜

2022-05-02 19:15:52 | Weblog
庭から見える桜のうち一番大きな木が
三分咲きだったのが4月24日でした。
いつもゴールデンウィークの最中に開花
するので、このまま咲き続くとしたら
帰ってくる前には満開になってしまい、
地面に散り敷いた花びらを見ることに
なってしまいそうで気になっていました。

29日に帰ってきたらちょうど満開の最中、
最初の木は葉桜になりつつありましたが、
次々に咲いて、森庭ぜんたいがふわっと
明るいのでした。



翌日も桜を見るために歩いて、
ふつふつと湧き上がってくる喜びに
父、そして母を想いました。

花に思う事柄はそのつど様々だろうけれど
高く伸びた桜の上の方についた花たちを
見上げながら、父を思い、今ここにいられる
この時を、感謝せずにはいられない気持ちと
喜びとが満ちてきました。
そして母を思うと、その苦しかった歳月ごと
抱きしめてあげたい、桜が咲いたよ、
咲いたよ、といっしょに包まれるよう
願いました。



降り注ぐ幸せ、
予想だにしなかった喜び
人生にこんな時間があることを知りました。


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