想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

日比谷野音から、祈りを形へ

2013-03-11 00:27:28 | Weblog
もはやカウントの必要などあるだろうか。
ここに集まろうと自宅のPCの前にいようと移動中に
ネット中継を見ていようと、心は一つなのだ。
絶対に許さない、原発存続と再稼働。
即時ゼロへ向けて闘っていく、多数の意志。









普通ならぞろぞろと続くはずのデモは警官によって途中で
停められ分断されるので、小さな塊が一つ、また一つと
流れるという具合、もうそんなことにも慣れてしまったが
コールする声に諦めや衰えなど、みじんも無い。
この日のために遠くから身支度してやってきた人々は老いも
若きも幼きも、夫婦もカップルも、今日は心一つなのだ。





楽隊の青年の表情は、取り囲み
威圧する警官たちに放たれた一矢のように鋭かった。

ふりおろす腕に込められた力 太鼓の音は
熱気を孕む怒りを昇華させる。
多くの人々の祈りを形にせんと、強く強く鳴り響いた。




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