Min Dagbok

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『だんごむしそらをとぶ』

2012-05-16 | Min Blog


わたしの森.jpに掲載されていた書評を見て、
思わず図書館で取り寄せてしまいました。

もともと、ダンゴムシ好き(笑)なのもあるけれど、
この絵本はかなりヒット!

ページをめくるたびに、「次は何しちゃうんだろう!?」
とワクワクさせられました。


~~~以下、書評をそのまま転載~~~

たまらなく愛おしい(ホントです!)ダンゴムシの冒険ものがたり
森好きのみなさんにとって、1番人気者なアイドル動物は「だれ」でしょうか?
日本の森に可愛い生きものはたくさんいますが、私が1番最初に思いつくのはなんといっても、「ヤマネ」です。

「かっ、、、可愛い!」

一度、至近距離で見せてもらった事がありますが、とても小さくて、フサフサで、黒い目がキラキラしていて、もう信じがたいほどの可愛いさで! 息をするのを忘れて見とれていました。それからずっと、私は日本の森で一番可愛い生き物はヤマネだと信じて生きてきたのです。

ところが。

この「だんごむし そらを とぶ」を読んでからの私は微妙に違います。それは、この本にでてくる「だんごむし」くんが、あのヤマネくんとの甘い記憶を消してしまいそうなほど、可愛いらしいからなのです。

ちいさくて、おくびょうで、でも頑張りやさんで、「そらをとぶ」という大きな夢がある。そんな「だんごむし」くんが、あるきっかけから、夢をかなえるため冒険の一歩を踏み出します。 はじめての空の旅には危険がいっぱい! 小さな「だんごむし」くんが無事に仲間のところに戻ってこられるのか、本当にハラハラさせられます。「だんごむし」がどうやったら空を飛べるのかって? それはあの小さな手足を一生懸命・・・って、それは読んでのお楽しみです☆

作者は40年にわたり数多くの自然観察絵本を世に送り出して来た、松岡達英氏。背景の動植物のひとつひとつが緻密に描かれていて、物語に直接関係のない描写であっても、それらは在るべき場所に在る様で、「あ、カミキリムシ!」 「シギゾウムシの幼虫!」と見る度に発見があり、見飽きることがありません。

この本を読んでから、リアル・ダンゴムシのことも大好きになりました。大人も子どもも一緒に楽しめる絵本です。

ちなみに、続編に「だんごむし うみへ いく」があります。・・・だんごむしは、意外とお調子者(笑)

(編集部:あかいけ)