Min Dagbok

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協働サロン@ファブリカ村

2010-10-30 | Min Blog
諸々の片付けをしている途中なのですが、
午後からは、前から気になっている
ファブリカ村@能登川へ。

ファブリカ村は、
地場産業の麻の織物工場として
数十年操業してきた北川織物工場を
ショップやカフェ、ギャラリー、ステージを
備えた空間に生まれ変わったところ。

今日は、淡海ネットワークセンター主催の
協働サロン「地域資源を使って想いをカタチにする」
の会場になっていて、そこに、東京にいたとき
お世話になっていた永沢映さんが講師で来ていたので、
それもあって、参加を決めました。

コミュニティ・ビジネスっていうのは
どういうものなのか、っていうのを
事例を交えて紹介してもらった後に、
参加者が4グループに分かれて、
実際にCBの案を組み立ててみる、という流れ。

以前、永沢さんのCBアドバイザー講座を
数ヶ月にわたって受講していたので、
久しぶりにあの授業の内容と雰囲気を思い出しつつ。

私が参加したチームでは、米原出身の人がいたところから、
「伊吹山」という地域資源を活かそう、という話になり、
さらに私が「幻のヒメボタルに出会う夜間登山」のことを
話したらいっきに盛り上がり、カップルを対象として
同じようなツアーを企画したら、
地域を活性化するビジネスになるんじゃないか?
団体名は「こいいぶき」しよう、とか
(「来い」と「恋」、「伊吹」と「息吹き」をかけて)
いろいろ盛り上がり、すっかり仲良くなりました。


永沢さんのレクチャーで気になったポイントは、というと:

・「地域課題を事業の手法で解決する事業」と
 「地域資源を活用して地域を活性化する事業」
 という2つのアプローチがある

・様々な立場の人(役割分担)が必要
  コーディネーター:地域連携、企画
  プレイヤー:責任、リスク、行動
  サポーター:協力、応援、利用

・計画段階では、あれもこれもとアイディアが浮かぶだろうけど、
 キーとなる課題や資源は絞り込んだ方が空いてに伝わりやすい

・ハイリスク・ハイリターンとなるような事業に
 思い切ってチャレンジすることもときには大事。
 容易にできる事業とうまくバランスをとりながら。

・コンセプトに対してお金をもらう、という仕組みもあり。
 (珈琲1杯500円という提供の仕方だけでなく、
  サポーターとして年5000円の会費を払ってもらい
  その特典として毎月1杯は珈琲サービス、という方が
  着実なお客さんになってもらえる可能性が高い)

・既存のNPOで新たな事業を始めるよりも、
 2~3人で新たな会社やLLPを
 立ち上げてしまった方がよい(早い)場合も多い。

・収支計画を考えるときは、提供する商品・サービスの
 相場やできそうな規模から考えるのではなく、
 手元に残さなければいけない利益の額(=人件費)から
 先に決めて、価格を逆算する。
 そして、その価格に見合う付加価値をひねりだす。

ということでした。