Checkpoint Charlie。昔の壁の跡が残る数少ない場所。
近くにあるのはトタンのような壁に当時の写真を展示したものと、安いTシャツ売りと、昔の映画館のような廃れた感じの博物館と。
20年の歳月を感じる。歴史がいとも簡単に風化することを嘆いたら、それが人間の強さでもある、とある同僚は言った。確かにそれは真実だ。けれども、まずは「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」という言葉を思い返したい。
ベルリンには、こんな感じの立派な石造りの建物が多い。飾り気の少ない、こうした威圧的な建物を見ると、旧共産圏に居る感じがする(勝手な想像)。ドイツ人はこういう建物が好きなのだろうか?確かにとてもドイツ人っぽい気がする(勝手な想像)。
また、ガラス張りのモダンなビルも多い。下の写真の右端にわずかに写っているのがSonyのビル。これもガラス張りの立派でモダンな建物である。
ベルリンは決して裕福な街ではなさそうだし、タクシーの運転手もフランクフルトやミュンヘンに比べてベルリンは貧しいといっていた。しかし、この建物の立派なこと。
国からのお金がゼネコンに回るのだろうか。いろいろと話が聞いてみたいのだが、ドイツ語が出来ないので、街の人と話をする機会が限られてしまう。
ドームが見えて何かと思ったら、シナゴーグ。ドイツだから?まるで大使館かそれ以上に警備が厳重であった。