Que ma vie est belle!

私とは、美しいもの、美味しいもの、楽しいものの集合体。

クラウス・マケラ&オスロフィル プログラムA@アクトシティ浜松

2023-10-20 19:00:00 | Klaus Makela
【I have no will power】
イギリスで働いていた時、同僚にこう書かれていたあたくし。
今回は行かない!と決めていたのに、皆さんの感想を読むうちに
結局誘惑に負けて、浜松でマケラさまを聴いた。
 
Aプログラムは、
ショスタコーヴィチ 祝典序曲 Op.96
ショスタコーヴィチ ピアノ協奏曲第2番ヘ長調 Op.102
R.シュトラウス 交響詩「英雄の生涯」
 
容れ物の重要性を今回もひしひしと感じる結果に。
アクトシティって、確かピアノコンクールの会場にもなっていたと思って、
もうちょっと良い感じのホールなのかと思ったら、基本文化会館仕様。
 
舞台上の椅子も足の長い北欧人には低いらしく、
ヴィオラパートなどパイプ椅子3つ4つ重ねて使っている方も。
 
ショスタコーヴィチにしても、R.シュトラウスにしても、
ただでさえごちゃっとしやすいのに、
このホールでは余計に(舞台上も狭くてほぼ平面、また舞台に対して客席がかなり後ろまで低い)...
もしかしたら、2階席ではもう少し聞こえは良かったのかも?
 
そして、残響を楽しむ所(大音量→G.P.)も残響少なく余韻が淋しく残念。
 
その中で良かったのはアンコール。辻井さんはカプースチン、オケはチャールダーシュ。
マケラさまは去年もアンコールのルスランが良かったし、ノリノリの曲がよいの?
(アンコールの曲はシンプルなだけ?)
 
そして終演後オーケストラメンバーはどうやら名古屋移動だったらしい。
まあ浜松にはマケラさまをお泊めできるような良いホテルがないから仕方ないけれど、
後の移動が頭を掠めていても不思議ではなく...