Que ma vie est belle!

私とは、美しいもの、美味しいもの、楽しいものの集合体。

Windsorの忠犬?

2007-07-20 23:34:08 | イギリス

Long walkを歩くと、犬の散歩に訪れた方と沢山すれ違う。その中でとても面白い犬を見たのでご紹介。

その犬は、真っ黒だけれど、レトリバーっぽい(フラットコーテッド・レトリバー?)。いつもテニスボールを咥えてLong walkにやって来て、どうしても笑ってしまう芸を見せてくれる。

まずは、飼い主の5~6メートル先の道脇(Long walk自体は道幅3メートル程で舗装されている)の芝生の上にテニスボールを口に咥えたまま「伏せ」をする。すると徐に自分でテニスボールをLong walkに向かって1~1.5メートル転がす(ちゃんとその辺りで止まるのもすごい)。そして、飼い主が2~3メートルに近づいたところで、そのボールを取りに行き、道路わきに戻って、ボールを口に咥えたまま、上目遣いで飼い主を見るのである。その媚びた表情といったら!

知らない人(私)には見向きもせず、ひたすら飼い主の気を引こうと一生懸命なのである(可愛い、というか、可愛くない、というか)。しかも、この行動を際限なく繰り返す(一度どこから始めてどこで止めるのか見て見たいものである)。ただ、飼い主のおば様は、いつも別のおば様とのお話に夢中になって、犬が何をしているのかなんてまるで気にかける様子もない。意外と、横目で見て、その忠犬ぶりを確認しているのかもしれないけれど。。。(怖い)。こんな犬を見ていると、私も犬を飼って、Long walkをお散歩したい気分になってしまう。