西佐土原の街を西都の方に行き、街並みが切れるあたりを左手に入った所に
高月院はあった。小さい頃に一度だけ親と一緒に来た覚えがある。
古いお墓が並んでいたことが目に残っていた。
高月院の本堂の裏は小高い竹林になった山があり、石段を登ると等間隔で
ずらりとお墓が並んでいた。
この墓は島津藩主代々の墓で、藩主および奥方と側室の墓石との事。
初代、二代,三代・・・と十一代まであった。
小さい頃目に残っていたのはこの墓石群だったのだろう。
小さい頃は薄暗く墓の並んだ風景は怖いイメージしかなかった。
今、この墓石群を見て感じるのは代々の歴史だ。
by ヒロ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます