西都の稚児ヶ池に行く

西都原古墳から都萬神社の方に下りてくるとすぐに池が見える。

そこが稚児ヶ池だ。以前親戚の人がここの近くにいて引越しの手伝いに来た事が

あった。その時はもっと水草がいっぱい池にあったような気がした。

池を見てすぐに目についたのが黄色いペダルボートだった。


一組の親子連れがボートに乗り池を廻っていた。

ボート乗り場に管理の人がいた。その人の話では、以前はこの池一面に水草が

覆ってしまってどうにもならない状態だったとの事。それからこの水草の除去

を始め、今はほとんどなくこの広さの池になったらしい。

でもまた東側の方にすこしはびこりはじめていた。


ペダルボートは無料で貸してくれるし、子供と一緒に池をゆっくり廻るのも

楽しいのではないだろうか。

　　　　　　　　　　　　　　ｂｙ　ヒロ

ロケットみたいな花

家の近くに下田島神社というのがある。その鳥居の手前には地区の人達が花壇

を造り、いろんな花が植えてある。その中に変わった花を見つけた。

いつも通る道だが最近ロケットみたいな花が咲き道に出てきていた。

斜めに突き出ていて、色も赤紫と白の花が一本の茎にラッパ状に花が重なりあって

いて花の内側に斑点もあり、変わった目に付く花だなあ！と思っていた。

何という花か調べてみた。その花の名前は“ジギタリス”という名前だった。

属名はラテン語で指袋を意味し、花冠の形状に由来するという。

この花の名前を調べていて分かった事だが、なんとこの花は心臓の筋肉性機能不全

の治療に強心剤として用いられているらしい！

花を植えた人達もそんな事を知って植えただろうか？

見たこともない花や花木をよく見かける。でもきれいで咲いている花、鮮やかな花

の名前はなかなか覚えられない。

　　　　　　　　　　　　　　ｂｙ　ヒロ

葉っぱのない裸の木

車で事務所に帰る時、時々通る裏道がある。それは会社の裏にあり中学校の正門

の前を通る道だ。その道を通っていたらいつもと違う風景になっていた。

学校正門の南にある数本の大きなタブの木が丸裸になっていた。

時期的に今は枝払いをする頃なのかも知れないが、結構思い切って切られていた。

葉っぱは一枚もなく大きな枝も容赦なく切られ、そんな木が何本も通りから見えた

からだ。ええここまで切るの！と思ってしまった。

以前大淀の方でもこんなに切られた大きな木を見た事があった。

このタブの木もやがてまた別の枝が出てきて葉っぱが付くのだろうが、しばらくは

落ち葉の片付けもしなくていいだろう。

でも夏になったら以前の木陰が恋しくなるのでは？

夏までに葉っぱがいっぱいになるとは思えないが今はスッキリといった感じだ。

　　　　　　　　　　　　　　　ｂｙ　ヒロ

徳ヶ渕の恵比寿天満宮を見に行く

新富町から国道１０号線の日向大橋を渡ってすぐ左手にいつも見える祠がある。

車で通る時は銅版の屋根と赤い柱がすこし見えるだけだ。

気になっていたので自転車で見に行った。堤防のすぐ下にありそんなに大きくは

ない。手前に白い鳥居があり、白壁と赤い柱や梁がきれいだ。


天満宮と恵比寿神社の二つがあり、天満宮が明治１７年、恵比寿神社が大正３年

頃から祀られていた記録があるらしい。七福神の一つで、もと兵庫県西宮神社の

祭神蛭子命で海上、漁業、商売繁盛の神様との事。

こんなに近くに恵比寿天満宮があるなんて、なにか願い事をかけたくなった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｂｙ　ヒロ

サイクリングロードを走りに行く

家からすぐの一ッ瀬川沿いには、宮崎・佐土原・西都サイクリングロードがある。

最近運動という運動もしてないし体も鈍り気味なので、思い切って自転車を引き出

しサイクリングロードを走りに出かけた。


まずは一ッ瀬川堤防を河口に向う。天気もよく川独特の匂いがしてくる。

ついに河口へ着きそこからは南に海岸線に沿って走る。ここも砂地の侵食が激しく

堤防が出来ている。波が寄せるとしぶきが顔にかかる。


砂地の所には“はまひるがお”が咲いていた。夏近し。


長い海岸沿いの先は松林の中を通る。松の匂いの森林浴といった感じだ。


さらに進んで行くとやがて石崎川の河口に出た。橋が架かっている。

その橋から海の眺め、逆に上流の眺めもいい！


そこらからＵターンして、来た道を引き帰した。風はすこし寒かったが海沿いの所

は帰りも最高に気分がよかった。

　　　　　　　　　　　　　　　　ｂｙ　ヒロ