ふどうさん屋のどんげこんげ日記

季節は、いつでもどこでも感じられます、それがみえますか?
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田ノ上八幡のクスノキを見に行く

2011年05月27日 | Weblog

巨樹を求めてまた出かけた。今日は県南部の方へと車を走らせる。

求める巨樹は日南市飫肥城近くにある田ノ上八幡神社のクスノキだ。

国道220号線、日南海岸を走る。東よりの風が吹いていて磯や潮の香りがして

とても気持ちいい。いつものように風田から右折し北郷の方に入り国道222号線に

出て右折し飫肥の方へ向う。城下町飫肥の街中にある郵便局がある所の信号を右折、

そのまま真っ直ぐ行った突き当りに田ノ上八幡神社はあった。


クスノキは鳥居をくぐり境内に上がる石段の右脇にあった。樹齢(推定)450年、

幹周9.2m、樹高30mだ。

最初見てとにかく幹の太さに驚いた!


また根の直下は雨宿りができるほどにえぐられているが、その根張りは一段高い境内

の土留めの役も果たしていた。

              by ヒロ


庭に咲く花木

2011年05月23日 | Weblog

宮崎県内のダムの水位が減り水不足が心配されている。でもここ何日か雨が降り

少しはダムの水が増えただろうか?

今、我が家の周りは新緑でいっぱいだ。そんな緑の庭に白と紫の花がいっぱい咲いた

花木が目立った。その花木に近寄ると甘い香りがしていて蝶も花に留まっていた。

庭にはこの花木が三本あるが、だれがいつ持ってきて植えたのかは分からない。

花木の名前を調べてみると「ニオイバンマツリ」というらしい。ナス科の熱帯花木で

ブラジル南部やアルゼンチンに分布するとの事。

ニオイバンマツリは漢字で書くと「匂蕃茉莉」。匂は芳香、蕃は外国、茉莉は

ジャスミン類のことを指し、解読すると「香りのする外国のジャスミン類」となるが

ジャスミンの仲間ではないとの事。

甘い香りを放っていたので漢字の名前がなんとなく分かるような気がした。

              by ヒロ


権現崎公園を訪ねる

2011年05月12日 | Weblog

日向市美々津に権現崎というのがある。子供の頃、親に連れられて一度行った事が

あった。その時は海が見える所だった事だけは覚えている。久々に行って見た。

国道10号線の美々津大橋を渡ってすこし行くとすぐ右側に「権現崎公園」の看板が

ありそこを右折する。300mぐらい入って行くとすぐに駐車場があり車を止める。


駐車場先に公園の案内板があり、権現崎は岬全体が照葉樹の大木やマント群落と

呼ばれる自然林に覆われているとの事。とりあえず岬を回る遊歩道を入って行く。

照葉樹の中の遊歩道は落葉でいっぱいでそれに少し薄暗い感じだ。


やがて展望台の方に出た。そこには若山牧水の歌碑があり、海もきれいに見えた。

そこからさらに行くと神武天皇ゆかりの湊柱神社というのがあった。


照葉樹といえば綾を思いつく。ここ権現崎は面積的には狭いかもしれないが

手付かずに残っているのは貴重だ。

               by ヒロ

矢村スギを探しに行く

2011年05月06日 | Weblog

巨樹を探していろんな所へ行っているが近場にある巨樹はほとんど見てきた。

今日は時間もあるので少し遠い県北部の方まで足を運ぶ事にした。

目指す所は諸塚村にある「矢村スギ」という巨樹だ。

国道10号線を北上し、美々津から耳川沿いの道をさかのぼり東郷町に出る。そこから

さらに耳川に沿って行き美郷町を通り過ぎ、諸塚の街中から右折し支流の柳原川を

さかのぼる。やがて諸塚ダムが見えてくる。


ダムを通り過ぎると立岩神社というのがあり、そこから左折し矢村という集落に入る。

集落の先を上った峠の所に矢村稲荷神社があり、その境内に矢村スギはあった。

そう広くない境内には三本のスギがあり、鳥居をくぐったすぐ右にあるのは幹周が

太く、神社横にあるのが幹周も太く樹高も高いようだ。樹齢(推定)600年、幹周

6.25m、樹高36mだ。

天を刺すようなスギ群に囲まれた境内は、昼間でも薄暗く感じられた。

              by ヒロ