大きな里芋の葉を見て思う事

ある時大きな緑色した里芋の葉を発見した。それは少し小高い土手の下にあった。

長い茎とその上にある大きな葉を見た時、アニメの場面を思い出した。

アリやキリギリス達が、この葉っぱの下で雨宿りをしているような光景を！

もし自分がこのアリの大きさだったらと？

そんな世界に自分を追いやってみると、人間達の靴に踏み潰されるのをいつも

気にしながら生きて行かないといけなくなるだろう。

これは想像であって、実際にアリになり変わらないと分かるはずもない。

結局、自分は人間なのだから人間として生きる事しかできない。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｂｙ　ヒロ