ドクダミの思い出

　会社の駐車場の側溝のわきにドクダミが伸びてた。

　この草は地中で根があちこちにはいまわっている。

　ドクダミは家の裏や蔵の裏によく生えていて、触るだけで独特の匂いが

　手についてとれなくなってた。

　初夏には淡黄色の花が咲き、以前ばあちゃんから聞いたのは漢方薬だと聞いた。

　最近の事として駐車場の草取りをした時、思ったのが

　“あれ、昔ほど匂いが臭くないな”と思った。

　日陰と日に当たっている所がちがうのかもしれない。

　子供の頃さわっていたのは蔵の裏の暗い所だった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｂｙ　ヒロ