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萬翠荘(ばんすいそう)

2012年09月16日 | 諸々・various

「大正浪漫を今に伝える日本が誇るフランス風洋館」

萬翠荘は大正11年(1922年)旧松山藩主の子孫にあたる
久松 定謨(ひさまつ さだこと)伯爵が、別邸として建設したもの
陸軍駐在武官としてフランス生活が長かった定謨伯爵好みの
純フランス風の建物は当時最高の社交の場として各界名士が集まり
皇族方がご来県の際は、必ず立ち寄られたところ


また裕仁親王(後の昭和天皇)の松山訪問に合わせ
完成を急がせたとも伝えられている

萬翠荘は戦禍を免れ
建築当時の様子をそのまま残す貴重な建築物として
昭和60年(1985年)に愛媛県指定有形文化財となっている


建築その物も美術品だが現在は絵画 掛け軸 伝統芸術品 各種イベント 個展を随時開催
敷地内には愚陀佛庵があり句会が行われている

朗読会はこのほど発足した「アナウンサー朗読研究会」が主催
愛媛県内の放送局で活躍するアナウンサーや
朗読に関心を持つベテランから若手まで一堂に会し
朗読を披露しあい 朗読への思いを語るもので
放送局の垣根を取り払っての朗読会は全国的にもこれが始めて

アナウンサーにとって「読むこと」は基本でありながら
話すこと」にのみ力点が置かれ朗読については
そのあり方について研究されることは殆どなく
良き話し手になるためにはまず良き読み手でなければならない


「読むこと」の延長線上に「話すこと」があるから
放送の現場ではものを読む業務は多々あるが
朗読について手さぐりで取組んでいると言っても過言ではない

そうした悩みを解決し よりよい放送に寄与することを目的として、
愛媛県内の放送局のアナウンサーなどが
一堂に会して朗読を披露しあい研鑽しようという集まり


と…いうことで萬翠荘です 自宅からでも徒歩10分足らずな地にある観光スポットなのですが
今までキチンと足を運んだことも写真を撮りにいったこともなかったのです

有形文化財にも関わらず 無料なイベントも多々あるので足を運んできました
やはり重厚な佇まいは素晴らしいものです
城山の中腹にあり 上り口には坂の上の雲ミュージアムあります
松山観光の際は・・・いや地元の方も是非お立ち寄りくださいね!

 


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