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「きっかけ(CUE)」

”CUE”が写真を載せ発信します

森 -forest-

2013年01月13日 | 音楽・music





美しく燃える森」(うつくしくもえるもり)は
日本のバンド東京スカパラダイスオーケストラの22枚目のシングルである
2002年2月発売発売元はcutting edge
作詞:谷中敦/作曲:川上つよし 編曲:東京スカパラダイスオーケストラ



歌モノシングル3部作の第三弾。ボーカルに奥田民生をむかえている。
キリンビール「キリンチューハイ氷結果汁」CMソング
朝日放送『東西芸人いきなり!2人旅』オープニングテーマ all photograph by CUE



 


アポロ

2012年12月28日 | 音楽・music




アポロ計画(アポロけいかく Apollo program)とは
アメリカ航空宇宙局(NASA)による人類初の月への有人宇宙飛行計画
1961年から1972年にかけて実施され全6回の有人月面着陸に成功した





「アポロ」は日本のロックバンド・ポルノグラフィティの1枚目のシングル
作詞:ハルイチ / 作曲・編曲:ak.homma

発売当初はタイアップがない上にバンド自体もほぼ無名であったことから
オリコンチャートでは初登場84位であったが
彼らの出身地因島ではかなり話題だったようで
因島を擁する広島のチャートでは1位だった

後に『ミュージックステーション』への出演や
『ここがヘンだよ日本人』のタイアップもついたことで順位を上げて最高5位を獲得
累計で40万枚以上の売上を記録
しかし予想以上に売れたことからメジャーデビュー早々
一発屋の危険性をはらんでしまった作品でもある

アポロ計画(特に月面着陸)は人類が初めてかつ現在のところ
唯一有人宇宙船により地球以外の天体に到達した事業である
これは宇宙開発史において画期的な出来事であっただけではなく
人類史における科学技術の偉大な業績としてもしばしば引用される

 


ごはんができたよ

2012年12月05日 | 音楽・music



特売のカット野菜と半額の麺でこしらえたラーメン☆
スープはヒガシマルのうどんスープで可+桃屋のキムチの素垂らすと風味が際立ちます



ドンキで買った特売の餅をシチューに投入してみました
意外といけますがあまり煮立たせないのがポイントです+ベタベタになるから



徒歩5分なスーパーで買った戦利品?な数々です
一人暮らしなので保存利くもの買いますね・これで¥1800ですか…讃岐うどんが半額なのはラッキーでした☆


 
 
徳間ジャパン移籍後初の作品 坂本龍一との共同プロデュースが行われているほか
高橋幸宏(ドラムス)細野晴臣(ベース)大村憲司(ギター)松武秀樹(ローランド MC-8シーケンサープログラミング)といった
イエロー・マジック・オーケストラ(以下YMO)のメンバー スタッフが制作に参加しており
矢野自身がYMOのワールドツアーに参加するなど
矢野がYMOとのコラボレーション関係にあった時期の状況を色濃く反映した作品である 

もっともアルバムのクレジットにはYMO名義は現れておらず
彼らはあくまでそれぞれ個人参加という位置づけである

こちらはやや強引ですね 名づけてちりめん&卵パスタ!?
材料は見ての通り 冷蔵庫にある食材+調味料で済みますよ ただ味はあまり保障しません・・・(^^;
うーん独り者だと どーしても材料は余ります 思い出したかのように台所にも立ちますが
結局今日も近所のスーパーの特売の惣菜に走るのでした☆


飛行機雲 Ver2.0

2012年11月24日 | 音楽・music





飛行機雲(2007年12月5日)作詞:Satomi 作曲/プロデュース:蔦谷好位置 唄:綾瀬はるか
待望の3rdシングル「飛行機雲」は出会いをテーマにしたメッセージ・ラブ・ソング
綾瀬はるかの透き通るようなキュートな声がキャッチーなメロディにのるPOP TUNE 

 


innocent world

2012年11月22日 | 音楽・music




innocent world 作詞・作曲:桜井和寿 編曲:小林武史 & Mr.Children

当初の仮タイトルは「innocent blue」であり
歌詞は「Replay」のようなラブソングに磨きあげる方向で
歌いだしも「少しだけ疲れたなぁ」であった
イントロのメロディーは田原によるものである

恋愛感情よりも客観的な風刺を織り交ぜたメッセージ性の強い最初の楽曲になっており
曲はすぐに完成したが歌詞がなかなか完成しなかった

 

桜井は歌詞を悩んでいたが車の中で思い浮かびすぐに車を止めてメモを取った
「blue」を「world」に変えたのは小林の提案である

桜井は当時の雑誌インタビューで「innocent world(無垢な世界)がいいな、憧れるな、ではなく、
時にはそういうものと別れてしまう場面もあるわけで・・・」という趣旨の発言をしている


『GREEN DAYS』

2012年11月20日 | 音楽・music




「GREEN DAYS」(グリーン・デイズ)は
2007年に発売された槇原敬之の36枚目のシングル・エイベックス移籍後の第1弾シングル



”青春”をキーワードにして制作された楽曲であり
CX系ドラマ『牛に願いを Love&Farm』の主題歌に起用

またタイトルの「GREEN DAYS」は緑の日々と言う意味ではなく青春時代という意味
またこのドラマとのコラボCM (トヨタ・ラクティス)にも使用された

 

カップリング曲にはNTT東日本のCMで流れている「どんなときも。」'07バージョンが収録
オリコンシングルチャートでは約3年ぶりのTOP10入り
この曲で16年振り2回目のNHK紅白歌合戦への出場を果たした


朝日のあたる道

2012年11月18日 | 音楽・music




朝日のあたる道 –AS TIME GOES BY–(あさひのあたるみち –アズ・タイム・ゴーズ・バイ–)は
1994年に発売されたORIGINAL LOVE通算6作目のシングル





アルバム『風の歌を聴け』からの先行シングル曲で
アルバム収録曲とテイク自体は同じだがミックスが異なりエンディングが4秒ほど短い



またこの曲のレコーディング時締め切りが決まっていたものの歌詞が書けなくて
最後には熱が出て倒れてしまい点滴を打ちながらレコーディングをしたという
プロモーション・ヴィデオはシカゴで撮影され後にヴィデオ・クリップ集として発売





Technopolis

2012年11月16日 | 音楽・music




テクノポリス(Technopolis)とは高度技術集積都市 
及びそれを実現するための計画
先端技術産業を中核とした産・学・住が一体となった街づくりを促進し
研究開発施設など各種産業基盤の事業整備等の推進を通じて
地域経済の振興と向上を目指すことを目的としている

 
日本では通商産業省によって構想され
1983年の高度技術工業集積地域開発促進法(テクノポリス法)によって制度化





「ライディーン」と並ぶYMOの代表曲
ピンク・レディーの一連の楽曲を坂本が分解・研究し再構築した「東京歌謡」
以前にもライブでピンク・レディーの「ウォンテッド」がカヴァーされたこともある

坂本本人は「単に売れる曲を書いてやろうと思って」とのコメントを残している
アルバム『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』からシングルカットされたものではあるが
アルバムとは異なるヴァージョンとなっている コンピュータによる自動演奏の印象が強い

 

だがコンピュータ・プログラマーの松武秀樹と
レコーディング・エンジニアの小池光夫によれば
トラック数不足から同期信号を消した上に録音することになった関係で「7割くらい手弾き」である

 

レコーディング当時のトラックシートには坂本の字で「根性のBRIDGE」と書いてあった
また、シートに書いてある仮タイトルは「うさばらし」


働く男 Ver 2.0

2012年11月14日 | 音楽・music


働く男(はたらくおとこ)はユニコーンの3枚目のシングル
1990年7月21日に発売 発売元はCBSソニー

会社員の悲哀、と全ての歌詞が「仕事」と言うテーマで統一されている
バラエティ番組『夢で逢えたら』(フジテレビ)の
オープニングテーマに使用され(ただし歌詞は異なる)メンバーは何度か番組に出演した

リード曲(いわゆるA面曲)の「働く男」が2曲目という変則的な曲順になっている。
サラリーマン姿で演奏するメンバーの周りを
全裸の外人モデルが歩き回るという過激なPVも話題になった



自主規制により地上波ではメンバーが行進しているサビ部分のみを放送することが多く
フルコーラス放送されることは稀であった



奥田は「俺が意気込んだ曲は売れない」と語っていたが
ユニコーンのシングルとしては歴代最高の売上枚数を記録

 


古い日記

2012年11月07日 | 音楽・music

「古い日記」(ふるいにっき)は
1974年2月25日に発売された和田アキ子の18枚目のシングル

作詞安井かずみ作曲馬飼野康二和田の代表曲のひとつ
NHK『NHK紅白歌合戦』では長年歌唱機会がなかったが
和田がデビュー35周年を迎えた2003年の『第54回NHK紅白歌合戦』で
SPアレンジ版「古い日記 2003 KOUHAKU Remix」としてようやく歌唱された

 

 


随所に入る「ハッ!」という掛け声はスティービー・ワンダーを意識したもの
吉村明宏は和田のものまねをする際にこの曲の一節を用いるが 掛け声の位置は原曲のものと異なる

 


フラワー

2012年11月06日 | 音楽・music



フラワー (作詞:HΛL 作曲:H∧L/音妃 編曲:船山基紀 コーラスアレンジ:松下誠)

同時期に浜崎あゆみの楽曲も担当し
ヒットさせることとなるHΛLによる作詞・曲

 

テレビ朝日系音楽番組『ミュージックステーション』出演時には
堂本光一がサビの歌詞を間違え 同番組の総集編で取り上げられたことがある



 

また日本テレビ系『伊東家の食卓』でピアノの黒鍵だけで弾ける曲としても紹介されている
ちなみに黒鍵だけで弾けると言っても実際はキーが原曲より4つ高いものである

 

「ジェットコースター・ロマンス」でもタイアップになった
ANA「'99パラダイス沖縄」キャンペーンソングになり
同じくCMとPV撮影を兼ねて沖縄で行われている
なおPVには初めてKinKi Kids以外の第三者(女の子)が登場



使用機材 LG電子・IS11LG all photograph by CUE

 


NDD / Night Dizzy Dance

2012年10月26日 | 音楽・music



三上と松村の二人がアコースティックギターを演奏するのが基本スタイル

それに加えて打ち込みによるデジタルサウンドを組み合わせることも大きな特徴
二人の快感原則によって作られる楽曲は
リゾートミュージック的でもあるが極めて多様
 
ゴンザレス三上がナイロン弦ギター(クラシックギター、ガットギター)によるリードギターを担当
チチ松村がスチール弦ギター(フォークギター)によるサイドギターを担当する
レコーディングでは生音をマイクで拾うことが多いが
ライブ演奏ではオベーションのエレアコを使用して
ライン音をアンプで大きく増幅した音を使うのが定番になっている





ナイロン弦ギターは一般的に指弾きをするものだが
三上はピックを使ってダイナミックに弾く
このためナイロン弦ギターの一般的印象とは違う
明るくリズム感の強いサウンドを生み出している



対して松村はスチール弦ギターを指弾きし
独特の心地良いリズムを生み出している
ライブにおけるバックバンドの編成はその時々で大きく変化する

ドラム ベース キーボードといった典型的ロックバンド流の編成の場合もあれば
ストリングスのみを従えることもある

リズムセクションの中心は梯郁夫 越智兄弟らによるパーカッションになることが多い
東京スカパラダイスオーケストラのホーンセクションとの協演も多い



 


晴れたらいいね

2012年10月21日 | 音楽・music



晴れたらいいね(はれたらいいね)は

1992年10月21日にリリースされたDREAMS COME TRUEの12thシングル
5thアルバム『The Swinging Star』の先行シングル2曲ともアルバムに収録された
DREAMS COME TRUEのシングルとしては唯一カセットテープも発売



作詞・作曲:吉田美和、編曲:中村正人
NHK・連続テレビ小説『ひらり』の主題歌
連続テレビ小説初の歌詞付き主題歌とする報道もあるが
実際には『藍より青く』の主題歌
「耳をすましてごらん」などで既に歌詞付き主題歌が登場している



ワンコーラスでハ長調・ハ短調・変ホ長調・ヘ長調と転調を多用している
音楽家の中にはこのことを酷評する者もおり
特に黛敏郎は転調の多さに加え「結尾で主調に戻らない」
「日本語の単語として本来つながって 
歌われなければならない部分に休止が入っているのはおかしい」などとして
『題名のない音楽会』(テレビ朝日)の番組内において批判を繰り広げたことがある

エンディングは、B・J・トーマスの「雨にぬれても」のそれを思わせるフレーズが続く
5thアルバムの『The Swinging Star』には表示はないものの
シングルよりも長いバージョンで収録
『「ひらり」 オリジナル ドラマ・トラックス』にもインスト・ヴァージョンと共に収録



使用機材KONICA・MINORTAαー7デジタル+LumixGF2 all photograph by CUE 


ASAYAKE

2012年10月14日 | 音楽・music

ASAYAKEはカシオペアの代表曲
1970年代半ばに野呂と櫻井で結成したものの
この二人以外に固定メンバーが揃わずに活動していたため
バンド名も毎回適当に付けられていた



しかしあるミニコミ誌の取材を受けた際
「正式なバンド名がなければ載せられない」という申し出に
野呂が自宅に帰って母親に相談したところ
「星座の名前なんていいんじゃない?」とのアドバイスに
星座の本を広げて選んだのがカシオペアである

当時候補のひとつとして挙がった"PEGASUS(ペガサス)"は
そのまま30年を隔てた2009年に野呂と櫻井が結成したアコースティックデュオのユニット名となった

また"MIDNIGHT RENDEZVOUZ"を始めカシオペアの初期の作品のモチーフのいくつかは野呂が高校生時代にすでに書き上げていた

ロックやファンクをベースとしアドリブなどソロプレイでなく
アンサンブルを主体にしたインストの音楽性は
黎明期の日本のフュージョン・シーンにおいて珍しかったが
80年代に入るとポップス性を前面に出したザ・スクエア(現・T-SQUARE)とともに主流となり
親しみやすくそれでいてテクニカルなインストの曲には
「カシオペアっぽい」という形容詞が普通に使われるようになる



また商業的にも成功しインストバンドにもかかわらず
アルバムリリース毎にチャートの上位を賑わし
ライブを重ねるごとにファンを増やし続け日本全国でホール展開のコンサート・ツアーを催す

初収録は2枚目のアルバム『SUPER FLIGHT』
当初はキーボードが主題の曲であったが『EYES OF THE MIND』でギターが主題担当となり
同様のアレンジで『MINT JAMS』にも収録

ライブでは必ずといって良いほど演奏される定番曲となった
イントロのギターカッティングのフレーズはあまりにも有名
1995年にはKey of Lifeが「ASAYAKEの中で」としてカバーしている

 


未来派 ---Futurismo--- Ver2.0 

2012年08月31日 | 音楽・music




未来派野郎(みらいはやろう)とは 1986年4月21日に発表された
坂本龍一の6作目のオリジナルソロアルバムCD 1993/9/21再発 ディスク枚数: 1
レーベル: midi 収録時間: 42 分 ASINコード: B00005FDYT

1 Broadway Boogie Woogie 作詞:ピーター・バラカン / 作曲:坂本龍一
坂本にとっては初めてのブルースコードを使用したロックンロール的ダンスナンバー
曲中流れる男女の会話は 映画「ブレードランナー」から
ワンセンテンスずつサンプリングして会話風にコラージュされた

2 黄土高原 作曲:坂本龍一
坂本の作品では数少ないオーソドックスなコード進行を持つ楽曲のひとつ
テクノの呪縛がとけていわゆるフュージョン的なテイストが全面に出ている

3  Ballet Mécanique  作詞:矢野顕子 / 翻訳:ピーター・バラカン / 作曲:坂本龍一
元々 岡田有希子のアルバム『ヴィーナス誕生』のために提供した
「WONDER TRIP LOVER」を新たに歌詞を書き換えてセルフカヴァー
1999年には中谷美紀が「クロニック・ラヴ」のタイトルでカヴァーしている
(作詞は中谷美紀本人・TBSドラマ ケイゾク 主題歌)
 

4  G.T.IIº 作詞:ピーター・バラカン / 日本語原詞:矢野顕子 / 作曲:坂本龍一
シングルカットされた「G.T.」のメガミックスヴァージョン 曲名は「グランツーリスモ(大旅行)」の意

5 Milan, 1909 作曲:坂本龍一
“スペースコロニーの東洋人地区の端末で「未来派」を
検索したときに流れるBGM”というイメージで作られた曲
後半から現れる高次倍音を含んだ朗読はヴォコーダーではなく
マッキントッシュの「Smooth Talker」で作られた合成音 内容は細川周平による未来派の解説

6  Variety Show 作曲:坂本龍一
サンプリング音で組み立てられたヒップホップのビートに マリネッティの演説がラップとして乗る曲
音声は「未来派」を意味する「フューチャーリスタ(Futurista)」がサンプリングされている

マリネッティ…1910年の公演で「世界で唯一つの健康法ー戦争よ永遠なれ!」と
観衆を挑発して逮捕されたイタリアのファシズム 
大衆へ向けての自らの演説を 「バラエティショー」
と称した

7 大航海 Verso lo schermo  作詞:かの香織 / イタリア語翻訳:細川周平 / 作曲:坂本龍一
ジュール・ベルヌの「月世界旅行」のような世界を夢とロマンを
 当時細野晴臣が傾倒していたOTT(Over The Top)で表現した
ヴォーカルはかの香織 複雑な転調を何度も何度も繰り返す

8  Water is Life 作曲:坂本龍一
クラシックのCDからの音源を切り刻んで編集したコラージュ音楽

9  Parolibre 作曲:坂本龍一
タイトルはイタリア語で1910年代の未来派の自由詩のことで
未来派に関わったアーティストによる造語といわれ(直訳すると「話し文学」)
読み方は「パロリーブル」となる
坂本としてはブッチーニのオペラの中の間奏曲のようなつもりで書いている

10 G.T.   作詞:ピーター・バラカン / 日本語原詞:矢野顕子 / 作曲:坂本龍一
アルバムに先行してシングルとして発表された曲 CDではボーナストラックとして追加収録された


タイトルの「未来派」は20世紀初頭イタリアを中心に起こった芸術運動から取られている
サウンド的にはフェアライトCMIによる機械音・金属音のサンプリングと
ヤマハDX7が全体を支配しており かなりゴリゴリと硬質な音感
 

※未来派・・・(みらいは Futurismo(伊) Futurism  フトゥリズモ フューチャリズム)とは
 過去の芸術の徹底破壊と 機械化によって実現された近代社会の速さを称えるもので
 20世紀初頭にイタリアを中心として起こった前衛芸術運動

 この運動は文学、美術、建築、音楽と広範な分野で展開されたが
 1920年代からはイタリア・ファシズムに受け入れられ 
 不本意ながら戦争を「世の中を衛生的にする唯一の方法」として賛美されてしまう

 日本において初めて未来派が紹介されたのは1909年に「スバル」誌上に掲載された
 森鴎外による 未来派宣言の翻訳としてであった


前回のオリジナルアルバム『音楽図鑑』よりトラック数が減っているものの
アルバム制作に7ヶ月を要しており 1トラックごとの密度は濃いと坂本はコメントしている
なおこのアルバムのレコーディングに入る前に 坂本はロックのドライブ感のリファレンスとして
レッド・ツェッペリンの全アルバムを聴き直している

直前に参加したPILのアルバム『ALBUM』でのセッションにおいて
ビル・ラズウェルがレコーディングの合間にツェッペリンを流して
参加メンバーの意識を方向付けていた事の流れを汲んだもので
結果としてそれまでの坂本の作品中 最もロック色の濃い仕上がりとなる

音楽は 人々に和みや癒しを与えるだけでなく 
覚醒させる ひとつのセラピー もしくは「手段・方法」と捉え 
教授の英知の集結した最高傑作=ひとつの到達点だとも考える 僕の愛聴盤

※ なお 文中「未来派」の解説ですが 戦争を賛美するものではなく 
本来なら 人の心を豊かにする芸術運動さえも 間違った使い方された 
過去の愚例として取り上げましたことをご理解ください
未来永劫 戦い・血が流れること・尊い命絶ゆることは 決してあってはならないことですし 
皆で阻止せねばならぬことです!