「きっかけ(CUE)」

”CUE”が写真を載せ発信します

360

2013年11月05日 | 自動車・automobile



スバル360(Subaru 360 )は富士重工業(スバル)が開発した軽自動車である

1958年から1970年まで述べ12年間に渡り約39万2,000台が生産された
航空機技術を応用した超軽量構造を採用しまた限られたスペースで
必要な居住性を確保するための斬新なアイデアが数多く導入された

その結果量産型の軽自動車としては史上初めて大人4人の乗車を可能とするとともに当時の水準を超える走行性能を実現
比較的廉価で十分な実用性を備え 1960年代の日本において一般大衆に広く歓迎されて
モータリゼーション推進の一翼を担った ゆえに日本最初の「国民車(大衆車)」と考えられている
同時に「マイカー」という言葉を誕生・定着させ 日本の自動車史のみならず
戦後日本の歴史を語る上で欠かすことのできない「名車」と評価されている

模範となったフォルクスワーゲン・タイプ1のあだ名となっていた「かぶと虫」との対比から
またそのコンパクトにまとめられた軽快なデザインから「てんとう虫」の通称で庶民に広く親しまれた
生産中止後も1960年代を象徴するノスタルジーの対象として日本の一般大衆からも人気・知名度は高い
スバル・360が初めての自家用車だったという中高年層が多いこともその傾向を強める一因となっている
生産終了後約40年を経過しているが 後期モデルを中心に可動車も少なくなく
愛好者のクラブも結成されており 今なおまれに路上を走る姿を見ることができる
 
 

過去にも記事にしたことあるかもしれません「スバル360」高度経済成長期支えた名車ですね
いい意味でシンプル・簡素な作りでメンテやりやすいのでしょうか?意外に街中で見かけること多いです
撮影地は四国自動車博物館 基本撮影は可能ですがさすがに内装までは無理でした・ご容赦を

写真はおそらく後期型(違ってたらスイマセン)コンバーチブルやコマーシャル(バン)
パワーユニットを強化したSSもラインナップされていたよう・・・さすがにコンバーチブルは経年劣化もあって
中古市場での扱いまずないでしょうね⇒あったら試乗したい!

僕が生まれる前に誕生してます 当時国産車市場は黎明期 トヨタでさえも輸入車には水を明けられていた時代
ましてや(失礼)販売網の弱かったスバルでここまで健闘したのは凄いって思いました
蛇足ですがほぼ同時期マツダキャロルが静粛性には優れてるだろう4気筒エンジン積んでデビューしますが
車体の重さが災いし走りのアドバンテージではスバルが上だったようなので

事実父がキャロルをマイカーにするものの 週末家族で標高300mな山にピクニック
山頂公園手前で 母・兄・姉3人がかりで一生懸命押したそうです
数年後事業が安定し小金もってからはいきなり3000ccの日産セドリック買っちまったですよ(^^;

話戻しましょう 末期は他メーカーの台頭か販売伸び悩み大阪万博と同じ年 幕が降ります
時は流れ今スバルはポルシェと同じく世界唯一な水平対向エンジン搭載したメーカーとし
独自ののAWDシステムに磨きをかけ バブルのとき世に放ったレガシイの大ヒットで
ブランド力を強化 それまでの軽トラか箱バンって土臭いイメージを払拭
今に至る・・・って歴史があるようですな それもこれも前進の
中島飛行機のテクノロジーを360で開花させたからだと思うのです

安全基準などクリアするのも難しく絵空事かもです でも最新のエンジン積んでこのボディで限定販売してくれないかな?
結構関心集めるって思うのですがね スバルさん一考願います☆



 

 


『サーキットの娘』

2013年10月21日 | 自動車・automobile



『サーキットの狼』(サーキットのおおかみ)は漫画家の池沢さとしが1975年(昭和50年)から1979年(昭和54年)にかけて

「週刊少年ジャンプ」(集英社)に連載した漫画作品 続編に『サーキットの狼II モデナの剣』『21世紀の狼』がある実写映画が1977年に製作・公開された

 

愛車ロータス・ヨーロッパを駆る主人公の風吹裕矢が 一匹狼の走り屋から始まり
公道やサーキットを舞台にライバル達との競争を繰り広げ、プロレーサーへと成長していく物語



ライバルとしてポルシェやフェラーリ ランボルギーニ マセラティ 日産・フェアレディZ シボレー・コルベット トヨタ・2000GTなど
世界中の著名なスポーツカーが多数 劇中に登場 いわゆるスーパーカーブームの火付け役となった
単行本の発行部数は1977年時点で1100万部を突破している

「サーキットの娘」(-むすめ)はPUFFYの3枚目のシングル作詞・作曲・編曲:奥田民生 1997年3月12日発売 発売元はエピックレコードジャパン
曲名は池沢さとしの漫画『サーキットの狼』のパロディ タイトルにちなんでレースクイーンがテーマとなっている

 

PUFFYの2人が出演したヤマハのスクーター「Vino」のCMソングに使用され CDジャケットイラストでも二人はVinoに跨っている
発売前年の12月に吉村由美が自転車で転倒 左足を骨折した事故をネタにした







「転んで骨折ったりしないように」という歌詞がありPVではその部分で吉村が左膝の辺りをさすっている
本作のジャケットと次作「渚にまつわるエトセトラ」のジャケットを2枚並べる(本作を右 次作を左)と1枚のイラストになるという仕掛けが施されている




 


これあえて余計な解説入れないほうがいいね 高知県香美市四国自動車博物館での写真の数々
受付ってか管理者さんは見た目にも独特で 愛想は少ないけどまたそれもよしでしょう



ここまでマニアックに展示してるのです 多少偏屈で当たり前だってばさ(^^



ミュージアムには珍しく写真撮影オープンですが 一応は断り入れてよね 近くには龍河洞やアンパンマンミュージアムもあります 四国観光の際は是非!

 


コルト(COLT)

2013年10月20日 | 自動車・automobile



コルト(COLT)は三菱自動車工業が製造・販売(日本市場向けは2013年1月まで販売)した小型自動車

通称「Zカー」として 三菱自動車とダイムラー・クライスラーによって共同でコンパクトカーの開発が進められた 2002年6月三菱版Zカーの車名が「コルト」に決定したことが発表された

 

「コルト」の車名は海外ではミラージュの輸出名として使用されていたものの
日本国内ではコルトギャランで途絶えていたため(「千葉三菱コルト自動車販売」など一部ディーラーに名が残っている)30年ぶりに復活した形となる

 

顧客が装備などを細かく選べる「カスタマー・フリー・チョイス」を三菱自動車で初めて採用 オリビエ・ブーレイによる富士山型のフロントグリル(いわゆるブーレイ顔)が賛否両論を呼んだ
プラットフォームを共用する姉妹車として ダイムラーの「スマート・フォーフォー」があり 欧州向けコルトとともにオランダのネッドカーで生産されていた

 

2002年発売当初 月間7,000台の販売を計画したが 最もサイズが近いホンダ・フィットを初めとする強力なライバルに対して
苦戦を強いられることとなった 2008年欧州ではフェイスリフトを実行し
近年の三菱車のトレンドとなっている「ジェットファイターグリル」を採用することで精悍になった
2009年日本においては環境対応車普及促進税制(エコカー減税)や100万円を切る「Limited」の設定が追い風となり
2009年1月には800台を割り込むまで落ち込んでいた販売台数が 同年10月には前年同月販売実績の2倍以上にあたる2,158台に回復した
モデル末期は車種整理の末 1.5Lの自然吸気エンジン車は消滅

 

国内での販売は終了し 後継なミラージュにバトンタッチしたコルトです
まだまだ中古車市場・格安レンタカーで流通してますから所感を綴ってみましょうかね
まずスタイリング どんなに車に無頓着な方でもある程度は気にするでしょう?
上述してますが初期型はフロントマスクが賛否両論呼んでます でも僕的には個性のひとつだと思ってますし
よくまとまってます 何かの真似・模倣なら存在感薄くなるでしょうから

ボディカラーは10色はあったかな…これはコルト以外のコンパクトカーにも言えることですが
赤とか紺の濃い色が似合うと思います 白や銀は手入れはしやすいものの一歩間違えると営業車って思われるもんね(^^;
さてドアを開けインテリアを見てみましょう 決して高級な素材使ってるわけではありませんが
インパネ周り・シート地よく頑張ってます メーターの視認性も良好だしオーディオ(ナビ)の配置も問題ナシ
ただしここは三菱の詰めの甘さ カップホルダー使うと空調が操作しづらくなります
アームレストも充分な厚み使えますね でもここにカップホルダー持ってきてもよかったのではないかな

シートです 薄っぺらでなく厚みはありますが 長距離移動では案外疲れますので要改善ポイント(って生産完了してるけど)
リアシートなぜか座面が高めに設定されてます ここはもう少し落とし込んでもらったほうがリラックスできるのにな
設計者の方どういう心境でこうしたか理解に苦しみますよ ヘッドクリアランスは十二分 荷室は見てのようにそうとう狭いです

走行性能(エンジンフィール)に移りましょう:ここが一番肝心なので まず極太Aピラー慣れれば問題ナシでしょうが
交差点で左折する際チャリや原付・歩行者さんに接触しそうで怖いですね
MIVECエンジンがかなりコンパクトに纏まってるのにここでも詰めの甘さ露見しました

レンタカーで借りたのは1300cc パワーとトルクの出方は素直 高速巡航も苦痛ではないです
ただどーなんでしょうね 荒く乗られてきたのか遮音材が薄いのか 洗濯機の脱水層が廻るかのごとく
グオーって篭った音が盛大に室内に入り込んできます これ疲れますよ やや不快な音質なので

 

足回りです 行きは雨もなく路面はドライだったので全く危なげなし
ただもう少し固めてもらってもよかったかなぁ 15インチにアップしたら問題なかったかも
問題は帰り道 主要な国道を120km:法定速度キッチリ守り移動しました 雨は激しい・霧も出る・山間部でカーブも多い
それであっても挙動が安定せず怖いのです タイヤの溝減っていたのかな⇒それならレンタカー会社の整備の怠慢ですよね

実は同じ会社で2ヶ月前日産ノート(旧型)借りてます こちらはエンジンフィール(静粛性)・足周り・パッケージングよくまとまってます
つまり安心感はノートが上なのです 初めてのマイカー購入検討されてる方多いでしょう
結論はコルトが安いですが止めたほうが無難です 過去のリコール多発は払拭できたかもしれませんが
まだ信頼をおける会社ではありませんので…かなり けなしたような内容になりました でも愛するが故の苦言です
三菱本社にも電話(フリーコール)してダメな部分一切合切 ブログに書きますよと了解もらってます 頑張れよ三菱!

 


S p o r t

2013年09月02日 | 自動車・automobile



スズキ・スイフトスポーツ(初代)

Saxony rally racing Suzuki Ignis Sport 35 (aka).jpg
販売期間 2003年 - 2005年 乗車定員5人
ボディタイプ 3ドアハッチバック エンジン M15A型 1.5L 直4 DOHC VVT



最高出力 85kW(115PS)/6400rpm 最大トルク 143Nm(14.6kgm)/4100rpm

変速機 5速MT 駆動方式 FF/4WD サスペンション 前:ストラット式 後:トーションビーム式
全長 3620mm 全幅 1650mm 全高 1525mm ホイールベース 2360mm 車両重量 930kg 10・15モード燃費 16.0km/L

 

2003年6月12日 に「スイフト」の一部改良とともにスイフトスポーツが発売される
ボディは3ドアハッチバックのみ エアロパーツなどで見た目のみを「スポーツ」にしたモデルとは違い
オーバーフェンダーを含むエアロパーツやレカロシート 専用チューニングをした
85kW(115馬力)を発生する1500cc自然吸気エンジン(M15A)が搭載されるなど
本格的なスポーツモデルにもかかわらず税別119万円という
他のコンパクトカーの標準グレードとさほど変わらない価格であった

 

またコストアップを極力抑えようと
グレード設定はクロスレシオ化された5速MTのみでありオーディオレス設定
他にも240km/hスケールのスピードメーター(ホワイトタイプ)専用サスがおごられた
なおリヤブレーキはドラムからディスクブレーキ ピストンは鍛造品で標準グレードとは全く違う内容になっている
(初代では1. 5リッターエンジンはスイフトスポーツ専用)
2代目スイフト発売以降も併売されていたが2005年3月に販売を終了

初代スイフトスポーツです 僕は2代目1.5XGにモニター2泊3日当選しそのボディ剛性の高さ・静粛性・エンジンの吹く上がりのよさに驚嘆しました
なんだスズキやるじゃないか!ってね だって初代ノーマルグレードはテレビCMでも価格の安さばかり前面に押し出した
お買い得車なイメージありましたから・・・少し腰高感があるので 実際2代目より路面への接着感が安定してるかは不明です(乗ったことないし)

ですが シートをレカロに交換し ブースト計付けてるあたり 潜在能力=ポテンシャルは高いのでしょう
エコロジーだけでなくこうしたやんちゃな車も残してほしいものですね


 


ONE

2013年08月30日 | 自動車・automobile



N-ONE(エヌワン)は本田技研工業が生産 販売するトールワゴン型の軽自動車である

2011年11月に発売したN BOXから展開を開始した軽自動車シリーズ「Nシリーズ」の第3弾であり
ホンダ初の市販軽乗用車N360をモチーフに『人のためのスペースは最大に、メカニズムは最小に』の
基本思想であるM・M(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)思想を受け継ぎ新しいベーシックカーの創造を目指して開発された
LPLはN BOX/N BOX+と同様に浅木泰昭が務め 生産もこれら同様 三重県にある鈴鹿製作所が担当する

2011年に開催された第42回東京モーターショーに『N CONCEPT 4』として出展されそれの市販モデルである
N BOX/N BOX+と同じ軽トールワゴンに分類されるが 同車種に比べて全高が低くなっており
個性と先進性を表現したハッチバック(2ボックスセダン)風のスタイルとなっている
Nシリーズの関連商品を扱う「N STORE」ではN-ONEの実物大と1/9サイズのペーパークラフトを公開している

 エンジンやトランスミッションはN BOX/N BOX+と同じくS07A型エンジンとCVTを採用
NA車はアイドリングストップシステムも搭載し駆動方式を問わず「平成27年度燃費基準+20%」を
ターボ・2WD車は「平成27年度燃費基準+10%」をターボ・4WD車は「平成27年度燃費基準」をそれぞれ達成している

 

 エンジンはN BOXと型式やスペック上の変化はないが燃焼室周辺の冷却効率向上により
点火時期を進めた他 クランク軸・カムジャーナル・サイレントチェーン背面の鏡面仕上げなどによる
フリクション低減などの改良で、エンジン単体での燃費も向上させている

また急ブレーキ時にハザードランプを自動的に高速点滅させて後続車に注意を促す
エマージェンシーストップシグナルを軽自動車としては初めて全タイプに標準装備するとともに
N BOX/N BOX+同様 VSA(車両挙動安定化制御システム)と
HSA(ヒルスタートアシスト機能)も全タイプに標準装備している



いよいよ ホンダ復権か!? Nシリーズ N ONE月25000台の高セールスなようです
既にテレビで発表されてるように 屋台骨フィットも発売間近 秋に向ってモデルチェンジした車種続々投入されますからね
ここのディーラーさんから車で3分のところに新店舗オープン 業績が上向きで嬉しい悲鳴なため設置されたとのこと



ともかくもこの  N ONEの好調ぶりが原動力になったのには違いありません ご覧のように当日は台風の影響かやや大降り
車体色はプレミアムディ-プロッソパール(舌噛みそう) グレードは最上級プレミアムツアラーLパッケージでした
微妙かつ絶妙な色合い…これ晴れ間だとかなり違った印象受けたと思いますわぁ 
ホントならひとつ下のグレード14インチタイヤ履いたプレミアムツアラーのイエローツートンがよかったのですが
あまり贅沢言ってもいけませんね(^^; 高品位な室内空間 リッターカーと遜色ないってかそれ以上かも!

もはや当たり前になったインテリジェントキー⇒プッシュスタート押してエンジン始動 
剛性は全く問題ナシ 軋み・捻れは足回りにも微塵と感じさせません
だからといって変に固めてはいないのは好印象 でも15インチはデザインが好きじゃないです

先日ekカスタムに試乗した件ブログに纏めてみましたが 単に静粛性が高いだけでなく
エンジン音気持ちよく聞かせてくれるのはこちらだと思いました あとペダルのタッチもこちらが確実で好ましいね
路面がウエットであったがため ブレーキの制動性は重要だし・・・エンジンフィールは2台ともこの上なく極上で不足はありません 
シートの厚みや乗降性など他社同車種もほぼ似たようなものでしょうが

ただしこの車種天井を叩く雨粒の盛大で安っぽい音はやっぱ軽なのだなって興ざめしましたよ 遮音材ケチってるのかな?
ラゲッジはご覧のとおり 他の軽とほぼ横並びです 荷物沢山積みたければシート畳んでくださいってことですね・ハイ

これは個人的な見解ですが 
空調(操作系)もこちらが上手
シートカバー・アクセサリーが豊富なのも 購買層の中心になるだろう若い女性に大きな訴求力となるはず
ただしあれこれ取り付けていたら 軽く¥200万超えちゃうから気をつけてくださいませ
5点満点で ekカスタムが3.8点なら こちらは4.2点
乱暴な話 間違いはないから形と色・値引きで選んでしまっても後悔はないでしょう

ただですねぇ・・・新型ビートがリリースされます 本気でスポーツするならそっちを選択すべきかなと
理想はハイブリッドで3列シートなミニバン+趣味性の高いビート2台持ち
な考えには
変わりありませんが ファーストカーで全て賄うなら N ONEに落ち着くのかな

スペースユーティリティに優れ 子供さんが立ったまま着替えられる N BOXも揃ってますしね
とにかくこのシリーズで弾みをつけて メーカーの復権目指してもらいたいです NSXカムバッーーーーーク! 

 


カスタム

2013年08月24日 | 自動車・automobile



日産と三菱の合弁会社NMKVが日産と三菱両社向けに

デザインや購買等多方面で両社の強みを生かして商品企画と開発を行い
燃費性能や室内空間などに優れる商品競争力を有する

 

商品企画の初期段階から協業を進め両社の特徴を生かす異種デザインを織り込み
それぞれのブランドを体現する革新的なデザイン
尚エクステリアデザインのベースは三菱とデザインコンペで争った結果三菱案が採用されている

 

生産は三菱水島製作所(岡山県倉敷市)で行われる
製造事業者も「三菱自動車工業株式会社」で
実際の型式もeKと共通性がある(3代目eK:B11W デイズ:日産の社内ではAA0で実際はB21W)ため
3代目eKのOEM版にも見えるがデイズと3代目eKの関係は対等である

eKシリーズ全体では3代目のスポーツモデルとなるが「eKカスタム」としては当代が初代
フロントデザインは大型のクロムメッキグリルとディスチャージランプを組み込んだ
ヘッドランプで精悍な印象としたほか バンパーを大型化し
サイドエアダムやリアスポイラーを装備したことで力強さと安定感のあるデザインとしている

内装色はブラックをベースとしシート生地には縦柄のスウェード調ファブリックを採用
ボディカラーはeKワゴン専用色である新色の「チェリーブラウンパール(オプションカラー)」「ブリリアントターコイズメタリック」
及び「サクラピンクメタリック」「ホワイトソリッド」を除いた4色(うち1色はオプションカラー)が設定

日産自動車が販売するデイズとはグレード体系・外観・装備内容などが大きく異なる。
グレード体系においてはeKカスタムにおいて
デイズのスポーティモデルであるデイズハイウェイスターの
「ハイウェイスターJ」に相当するAS&G(アイドリングストップシステム)非装備の廉価グレードが設定されない

 三菱と日産の相互OEMではなく 合併会社が生み出した新型車です
現段階で日産のほうが販売網広く またテレビCMも多く流してるのでekカスタムは知名度で負けてるかもしれません
先代からの流れでしょうけど エクステリア・インテリアかなり洗練されました
また走りも力強く静粛性も高いです 室内空間も十二分な広さであります 装備も充実してますから不満の声は多くは出ないでしょう

実は僕 三菱車にはいい印象がありません 過去パジェロのリコールだけでも数え切れないくらいですし
元カノの所有していたパジェロミニターボを高速道で運転していたら車検直後にも関わらず
オーバーヒート起こしました(^^; 室内空間も助手席の恋人と肩が触れあう狭さ
100km巡航でエンジン回転数4000rpmは いっていたので 騒々しくまともに音楽聞いてられませんでしたわぁ
またパッセンジャーと会話するにも声を張り上げないとダメでしたよ 沼のような臨時駐車場で
トランスファーレバーを直結4WDに切り替えても 悪路走破性もサッパリでしたし(クロカンもどきやったね)

 

ともかくも ekカスタム気合入った造りは伝わります 問題に思うのは価格設定の高さ
下手したら1500ccの普通車より高額 あのトヨタアクアと同等になりますもん 

車幅掴みやすい軽にアラウンドビューモニターなんて必要かい?(兄弟車日産デイズには設定あるけど)
あと空調操作がスマホのようなタッチパネルも逆に使いづらいです ブレーキぺタルのタッチが軽いのもマイナスポイント
無駄に豪華な装備はメーカーの策略か 消費者が求めたものなのかはハッキリしません 総合評価は5点満点で3.8かな?

ただし同じ価格で ¥15万くらいの最新ナビも標準装備して
ブラック一辺倒な内装でなく シート生地の色合いなどを無料で選べたら4.2点です
 ここんとこはホンダN-ONEが本来のらしさ出して いい具合に自分好みにカスタマイズできますからね 

やはり軽は軽 路面の接地感はやや希薄ですし トールタイプなら安定性も心配…駐車スペース=車庫証明に困る方が選ぶものだし
道具と割り切って第3のエコカーって位置づけの¥80万くらいの車種選択したほうが賢いよ
どうしてもターボ付きの上級グレードなら乗り潰すかです(10年は持つだろうし)


個人的な感想としては三菱にはもっと展開する車種整理して
かってのデボネアやディアマンテのような
 高級サルーンを自社開発しリリースしてもらいたいな 

軽でスポーツ名乗るなら惜しまれつつ生産中止になったコペンと比較してしまうのでね
4気筒ツインカムターボの滑らかさ+安定感は素晴らしかった☆
メーカー側(三菱)はリッターカーにも引けをとらない動力性能って謳ってますがいい値段しますから当然ですよ
販売店さん曰くターボ搭載のカスタムは受注好調でバックオーダー抱えるものの 自然吸気なワゴンは今ひとつってこと

蛇足になりますが日産側がオリジナルなナビで設定したナビがカロッツェリア製
 
つまり現在地周辺を選択するとトップに日産のディーラーがトップに表示され 三菱は2ページ目以降の表示 
これにはグループ会社の三菱電機が憤慨したそうですよ 大人の事情で日産に飲み込まれたのかな(^^;
セールスが好調な出だしには違いナイから リコールが起こらないことを祈ってますです

 


86(ハチロク)

2013年08月22日 | 自動車・automobile




トヨタ・86(ハチロク)とは富士重工業が生産しトヨタ自動車が販売する乗用車(スポーツカー) 
「クルマ本来の運転する楽しさ 所有する歓びを提案する小型FRスポーツのコンセプトモデル」のスローガンを掲げ富士重工業(スバル)と共同で開発
なお 富士重工業では一部仕様が異なる「スバル・BRZ」が販売される 
生産はBRZと共に 富士重工業群馬製作所・本工場にて行なわれる

2012年2月2日発表 同年4月6日から発売 販売についてはトヨタ全販売チャネル(ネッツトヨタ東四国は除く)での取り扱いとなる
全国の各ディーラーから選ばれた1店舗のみが「AREA 86」として展示車・試乗車を設置し専門スタッフを常駐させる



メインターゲットは かつて「ハチロク」に乗っていた あるいは憧れていた40歳代から50歳代の男性で
販売価格はベースグレードの「RC」で199万円 標準グレードの「G」で241万円
上級グレードの「GT」では279万円 
最上級グレードの「GT “Limited”」は305万円

嗜好性の高いスポーツカーを開発するため 開発するにあたっては“Built by passion, not by committee!”
(合意してつくるのではない、情熱でつくるんだ!)が
スローガンとして掲げられ、通常のトヨタの開発手法とは異なる意思決定の仕組みが採用



 86の開発では多田氏が豊田章男社長に直訴して 社内のスポーツカーユーザー200名の意見を取り入れながら少人数で決定
この結果 超低重心の車体を強調したサイドビューや獲物を狙う肉食系の動物をモチーフとし 
知的で明晰な印象を与える「キーンルック」と呼ばれるフロントマスクのデザインが採用されている
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
というわけで13日の金曜日って曰く付きな日取りに羨望の眼差し受ける86に試乗してきました(爆) 
でも なんとかお天気は雨を間逃れて ホッと一息ってところです まずはサウンド(エンジン音)をお楽しみください
写真は 10日ほど前 試乗予約行った晴れた日に撮っています 
まずは 心配りの憎い トヨタのウエルカムドリンク+あしらわれた花に気持ち和みますね☆



ホントなら営業マンさんとの会話(動画)も載せるつもりだったのですが カメラの不調のため 文章で総合的な所感述べますね 
インテリアなどにやや質感の低さ見られますが そこは誰にでも楽しめるスポーツカーがコンセプト アストンマーチンと比較する人はいないでしょう(当たり前か)
ただ エクステリアは 完成されてるので これ以上弄る必要ナシ!変に足回り固めたら 日常性に欠けると思うのです 
自動車って趣味性の高いものであると同時に道具だと思うしサーキット以外でも日常で走らせてナンボだと考えていますから



エンジンのフィールは 癖もなく素直に吹き上がりますし電光石火なシフトチェンジも相まり 人馬一体って感じで気持ちいいです+快感です☆
過去試乗(所有)した中ではIS-F ミニクーパーS レガシイ3.0Rに次ぐ好印象ですが現時点で「足回りが しっとりしてません&ややゴツゴツしてます」
そこは最上級グレードの「GT “Limited”」とほぼ同じくの価格帯な ミニクーパーSに分を譲りますかぁ!?(要改善ポイント)



ミニクーパーのほうが シャーシもしっかりしてますし 何よりセッティングが 絶妙なのです 
日常の街乗りでちょっとした段差乗り越えるときも 不快さは微塵も感じないんです 
でも ここはユーザーの声がすぐ反映されるトヨタさんのことです 今後の熟成に期待しましょう!
マイナーチェンジの如何によってはミニクーパーを軽く凌駕
するでしょうからね(潜在能力は十二分)

他には ロングノーズ+ショートデッキな古典的なスポーツカーのスタイル踏襲してますが
見切りは全く悪くないので カローラクラス乗れる女性なら あっという間に高速道の女王になれますよ(笑)
こんなエキサイティングな車が¥300万で買えるなら バーゲン物ですし 「メンテ面でとかく高くつく輸入車」と比べ心配ないでしょう
色合いは好み分かれるでしょうが 86なら派手ながらも嫌味のないイメージカラーのオレンジメタリック 
スバルBRZならラリーカーを彷彿させるWRブルーマイカがベストでしょうか? 



最後に 担当くださった愛媛トヨタの営業の方の印象的な一言で〆たいと思います
「私はまだ30歳だが 新卒で入ってくる社員とは 決定的に車の捉え方が違う!:彼らは ホントに合理主義で実用性ばかり求め冒険しない・・・」と
ここのところは ホントの自動車好きで ホンモノ知ってる僕らみたいな大人が 格好いい背中を見せないとねって思った次第
腕に自信あってもこじんまり纏まってる若者・人に差をつけたい女性にリースでもいいから所有してもらいたいものですね♪


NOTE

2013年08月21日 | 自動車・automobile



ノート(NOTE)は日産自動車が製造・販売するハッチバック型の乗用車

(欧州では小型ミニバンまたはミニMPVに分類される。)
マーチなどにも採用されるBプラットフォームをベースに開発された
初代型は当初1.5Lエンジンのみが用意され他の1.5Lクラスの車よりも価格が安く設定されている

 

また2008年10月には1.6Lエンジン搭載グレードも追加された
ボディデザインはスカイラインをデザインしたチームと同じチームが担当
日産の世界戦略車に位置付けられている

なお日産の車両型式の基準では新型車は末尾の数字が0となることが多いが
E10はチェリーで使われていたため初代型はE11となった
このことに関して中村史郎常務は「Cピラーにそこはかとなく面影が…」と語っている

車名には音符を意味するnoteと雑記帳を意味するnoteの意味がある
これには日常の何気ない音に混じりまた生活を記録することで
使用者の生活の一部になって欲しいという開発陣の願いがこめられている

 同時に、N・O・T・Eはトランク部分の活用モードの名称の頭文字であり
初代型のみ載せる荷物により N:二段トランクモード O:オープン・モード
T:たっぷりモード E:イージー・フラット・モードの4種に活用できる

 

ここで扱うのは今嵐のメンバーが交互にCMに出演する最新型ではなく初代!
先日今流行の激安中古レンタカーで移動することありました故に試乗レビューを語ってみたいと思います

何故ならかなり売り上げ叩きだした日産の屋台骨 新車でまっさらな状態ならいい印象を受けて当たり前
あえてレンタカーでやや荒く乱暴に乗り継いでこられ まして100000km走行車がいかがなものかなって興味持ったわけです
(売れた車なので どういった形でか運転した方も多いでしょ?)

尚お断りしておきますが基本他の業者さんでも特定の車種の指定までは出来ませんのでご注意ください
説明にも書き出しましたがプラットホームはマーチがベースになっております
マーチ14eは過去僕の愛車でありまして インパネ周り・操作系などなど共通する部分が大きいのですね

いきなり結論から申し上げますとノートはマーチよりは明らかに各上 走りの次元が違うと思うのです
そりゃ確かにマーチも名車ですよ 1200ccは非力で ステアリング・ペダル・足回りなど妙に軽くて
街中を軽く流していても怖い印象でしたが ノートは排気量が大きいだけでなくドッシリしてて安心感があります
また100000km走行の中古レンタカーであってもボディ剛性・足回り・エンジンフィールは問題なく
大人4人乗せて高速巡航も苦にはなりません



身長171cmの僕が然るべきドライビングポジションとった場合でもヘッドクリアランスは拳3個はいけてます
その状態でも後部座席には成人男性キッチリ座れますよ さすがに高級リムジンでないので足を組むことは無理ですね(^^;
静粛性は最新型に分を譲るかもですがなかなかの高水準 踏み込めば気持ちよく廻り心地よい音を奏でてくれますし

操作系は極めてわかり易く 車幅も掴みやすいのでどういった方がハンドル握っても戸惑うことはありません
足回りも熟成されていて固すぎず柔らかすぎず 絶妙なセッティング
変に快適すぎて車に乗せられてる感がある一昔前の高級サルーンより好ましいでしょう

ややアクは強いかもですが 切れ長のヘッドランプ+ルーフまで回り込んだテールランプ併せ
嫌味にならない程度に存在感は強いです(これはマーチにもいえることかな?)

難点をつけるなら素っ気無いインテリア 別に高級素材を使えとは言いませんが
もう少し色使いに気を払ってほしかったことですかね 黒一色では同乗者さんが閉塞感を感じるでしょうから…
あとで調べたのですが 特別限定車にはベージュの明るい内装を選択できる余地があったようです
そこんとこもっと拡大してほしかったですねぇ あとは燃料タンクが30Lと小さめなことですか 
経年劣化していて燃費がリッター11km程度なのでここは痛いです せめて40Lは欲しかった



ある自動車評論家さんが マーチベースであっても素性がいいのだから
もっと内装など磨き上げて 海外にインフィニティブランドで売っても通用するって発言を
自動車専門誌で読んだ覚えがあります・そうまさにその通り!
繰り返しですがマーチは足回り・ステアリングフィール・ペダルのタッチが
妙に軽くて怖い思いすることも多々ありますので
(特に1200ccは酷かった)

最新型は1200cc+スーパーチャージャーな組み合わせなようですがいかがなものなのでしょう
これは僕の個人的見解ですが 自然吸気なエンジンが好きだしスタイリングもなんかグッと引き寄せられるものが希薄です
空調など操作系もスマホのタッチパネルのようにペラペラと軽いタッチなので逆に違和感感じると聞いたこともあります
初代をリファインさせて 大切に展開していくって方法論はなかったでしょうか そこが惜しいところ
ともかくも初代ノート流通量多いですから中古車市場で選択の余地は大きいです
初めて愛車を手にしたいってお考えの方 選択肢に入れて損はないですよ(^^

なぜなら最近の軽自動車は妙に装備が豪華で車両価格高価でしょ?
やれターボだアルミホイールだエアロパーツだって付いてくれば¥170万も珍しくありません
若い女性の中には軽でも走りを大事にしたい・人から舐められたくないってターボ選択する方多いですが
1500ccの自然でリニアな加速には分を譲りますからね 軽買うなら割り切って¥100万以下の簡素なエコカーです

参考までにこのクラスの車種のレンタル料金ですが夜8時までに借り 翌日丸一日乗り回す 翌々日朝8時までに返却すれば
保険料込みでたったの¥3500(ナビは+¥1000) 東温モータースで検索ください





G T(gran turismo)

2013年08月15日 | 自動車・automobile



ゴルフ(Golf )はドイツの自動車メーカーフォルクスワーゲンのハッチバック型自動車

欧州では「Cセグメント」に分類され世界中で販売されている乗用車
世界の車種別歴代総生産台数ではトヨタ・カローラに次ぐ第2位であり
2007年3月には累計の生産台数が2,500万台に達し日本にもこれまで約60万台が輸入

 

初代モデルから日本での価格設定はかなり割高で最廉価グレードであってもトヨタ・マークIIや
日産・スカイラインよりも高かった 4代目モデルからはそれらとの競合を視野に入れ
電子装備の追加やインテリアの品質改善などを積極的に行っている

当初は同社の実質的なロワーエンドに位置する大衆車であったが
「GTI」と呼ばれるホットモデルが初代から用意されており
初代は1.6リッター 2代目は1.8リッターDOHCが搭載された

ピースとハイライト(作詞・作曲:桑田佳祐、編曲:サザンオールスターズ)
フォルクスワーゲン『New Golf』イメージソング 「ピース」には「平和」
「ハイライト」には「もっと日の当たる場所」という意味が込められている
「平和への願い」を歌詞のテーマに据えており
特に近年の東アジア情勢を照らし合わせてお互いの歴史を知ることで助け合ってほしいという内容
感覚としては「イマジン」より「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」に近い

G.T. Ⅱ 作詞:ピーター・バラカン / 日本語原詞:矢野顕子 / 作曲:坂本龍一 Vocal:バーナード・ファウラー
シングルカットされた「G.T.」のメガミックスヴァージョン 曲名は「グランツーリスモ(大旅行)」の意
ヴォーカルはバーナード・ファウラー ギターは窪田晴男(パール兄弟)

 

さて新型ゴルフがサザンの復活とシンクロしたかのように登場しました
説明にも書いたように過去はずいぶんお高いイメージがあり ならば国産車でいいやって消費者の流れがありましたね
ユーザーは少しマニアか見栄っ張りな方が多いイメージが・・・あくまで個人的見解ですのでクレームは受け付けません(^^

最新型はエントリーモデルが¥249万からとかなりお手ごろになりました
ただこうなるとup!の最上級グレードと40万くらいしか差がないのです
販売直後試乗してますが 1.0リッターにも関わらずターボチャージャーのおかげで
かなり力強い走りでした パッケージングも大人4人キッチリ乗れましたしね
(ただし荷室は狭い)総合的な評価としてエマージェンシーブレーキ搭載して
ここまで戦略な価格で来るのかって驚いたもの。。。

試乗はしてませんがカタログで見る限りゴルフの作りこみがしっかりした部分は伝わってきます
でもこうなるとup!やポロの存在が薄くなるのではないかなと危惧しますねぇ
ならばもっとプレミアム感持たせたGTIの復活が待たれますってか復活させないとイカンでしょ?
あとスタイリングはいいのですが車を印象付ける決定的な部分=顔(フロント)の印象が薄いです
参考までにup!の画像 完全に5ナンバーサイズですがなかなかに力強くインパクトもありますよね

 

国産でクラウンやレクサスがずいぶんアグレッシブな顔つきになってるのとは
異なります ゴルフで決定的に惜しいのはそことグレード体系かな
今後のマイナーチェンジに期待しましょう でも売れるんだろうね・きっと☆

 

 


kuro

2013年08月07日 | 自動車・automobile



ジャガー・XJはインド・タタ自動車の子会社である

イギリスの自動車メーカージャガーから販売されているFセグメントの高級セダン
1960年代中盤ジャガー社のサルーンはデイムラーを除けば大型高級サルーンであるマークX
および小型サルーンであるSタイプというラインナップであった

 

1960年代後半にはマークXは420GへとモデルチェンジまたSタイプをベースに420GとSタイプの間を埋めるべく
発表された420と言う3モデルのラインナップとなった

 

しかし420Gも420もすでに旧態化しておりジャガーは新たなサルーンの開発を迫られていた。
XJシリーズは新たなジャガーのアイコンとなるべく開発され1968年に登場
XJ6は直6DOHC2.8リッター/4.2リッターエンジンに4速MTまたは3速ATの組み合わせ
また1972年に登場したXJ12はV12SOHC5.3リッターエンジンに3速ATの組み合わせであった

XJ12の登場と同時にバッジエンジニアリング版であるデイムラー・ダブルシックスも登場
いずれもそれまでのサルーンに比べればかなりスマートなデザインで
実際のサイズもかなり小ぶりになり運動性能も非常に高かった

 

このモデルの登場によりジャガーのサルーンのラインナップは
1970年まで生産が続けられた420Gを除き1本にまとめられることになった
その後1986年 2003年とモデルチェンジを続けながら進化を遂げ2009年7月に最新型である4代目が発表



さて自動車にさほど詳しくない方でもこの低く幅広く かつこのカラスの濡れ羽のような艶やかな黒いボディ見たら
ただならぬオーラを感じるはずでしょう あと工業製品というより工芸品のような有機的なボディラインにもね☆

国産車は自動車黎明期からずっと真の色気のある高級車は造れないと揶揄されてきました
つまり所詮はベンツやジャガーの模倣だってことです バブルの頃には各メーカー競って高級車投入してきましたが
やはり2番煎じだよねって片づけられるのがオチだったので・・・

個人的な意見ですがそれでも初代マツダセンティアや日産レパードJフェリーはなかなかに頑張ってましたけどね
特にセンティア大好きでした でもスペック・装備に比べ如何せん価格が高価なことや極端にトランクルームが狭いことが相まって
好セールスとはいかなかったです しかもモデルチェンジしたらセンティアもレパードも全く別物に変ってしまったのでガッカリしたなあ
皮肉なことに2台とも年月が経ってから再評価され格安な中古がよく売れた話を聞きましたよ

ただ何故かセンティアはヤンキーの兄ちゃんにウケがよく 流麗なボディライン崩すような
エアロパーツに憤慨しましたけどね(車好きとしては)タイヤとホイール オーディオだけ交換すればいいだろうって!

ですがトヨタがセルシオを投入しモデルチェンジ繰り返した後 レクサス立ち上げ試行錯誤しながらも
高品位な室内空間 安定しトラブルフリーで信頼できる走り 国際的な評価を見事に獲得しました
とはいえ ややクラシックな佇まいのこのジャガーXJRの存在も衰えてはいません
コノリーレザーをふんだんに使ったシート 味わい深い本木目パネルで覆われたインパネは走る応接室みたいなものだから☆
そんなジャガーも新興国インドのメーカーに買収されるとは思ってみませんでしたが
これからも妖艶な佇まいな車造りしてもらいたいです




 


「COMS(コムス)」

2013年07月15日 | 自動車・automobile



トヨタ車体がリリースするこの「COMS(コムス)」は
2000年に発売を開始した初代モデルのフルモデルチェンジ版
デザインを一新し街乗りなどの近距離移動のための
超小型電気自動車として大幅に性能アップさせたもの

基本は一人乗りのEVで 家庭用100V電源で充電し 満充電状態で航続可能距離は約50km
1km走るのに必要な電気代は約2.4円(23円/kwh時)
1回の満充電に必要な時間は約6時間 最小回転半径は3.2m

最高速度は60km/hで最大積載量は30kg
道路運送車両法上は”第一種原動機付自転車(四輪)”となり
一時期ちょっと流行した原付ミニカーと同じ扱いになる
よって普通自動車免許がドライバーには必要(AT限定可)となるが
その一方で車庫証明 車検 重量税 取得税も不要

先日観光客も多く訪れるあるスポットで 珍車を発見しました 
その名は「COMS(コムス)」完全一人乗りのEV=電気自動車 見た目はゴルフ場のカートのようです 
ネーミングは “Chotto(ちょっと)Odekake(おでかけ)Machimade(街まで)Suisui(スイスイ)”ってことらしいのですが
なかなかにインパクトある存在感です それよりも世界のトヨタが13年前に初代モデルリリースしてたことに驚きです!
さらには 全国約半分のディーラーで扱いもあり試乗もできることも。。。

リッター2.4円ってスペックや 各諸費用不要ってのは大きなメリットですよね
ですがスタイルみてお分かりの通り 乗り降りの簡便さと視界の確保のために車体はドアレス構造
かつ 雨天時のためのワイバーやキャンバスドアはオプション扱い 
チラッと写真に写ってますがステアリング+インパネ周りはなかなかにレーシーです
価格はベーシックタイプで¥660000:さらなる普及には ユーザーがここをどう捉えるかでしょう

やはりスクーターに毛の生えた程度かな 当たり前ですが空調もラジオすら付きません
街中をスイスイと配達して廻るのが 一番の用途!?これリゾート地の敷地内で利用すればもっと納入数増えるでしょうね
もちろんバッテリーの持続距離はアップしてもらいたいけど さすが世界のトヨタ レクサス頂点にして ラインナップ分厚いわぁ





ナンバー

2013年07月12日 | 自動車・automobile



ご当地ナンバー(ごとうちナンバー)とは「新たな地域名表示ナンバープレート」の通称であり

国土交通省が自動車の番号標(ナンバープレート)に表示する地名について
対象市町村の区域を限って新規の自動車検査登録事務所の設置によらずに
独自の地名を定められるよう新たに開始した制度 およびこれにより
2006年(平成18年)10月以降新たな地名を表示して払い出された番号標を指す

地域特性や経済圏等に関して他の地域と区分された
一定のまとまりのある地域であり、一般に広く認知された地域であること

原則として単独の市町村ではなく複数の市町村の集合であること

当該地域において登録されている自動車の数が10万台を超えていること

対象となる地域が当該都道府県内における他の地域名表示の対象地域と比較し
人口登録されている自動車の数等に関して極端なアンバランスが生じないものであること

と・・・上記のような4つ要綱の下に適用地域の募集を行っている(この場では二輪車は省きますよ)

先日大好きなバラエティ月曜から夜ふかし見てました 
番組の趣旨は世の様々な問題にちょっとだけ首を突っ込んだり・突っ込んだりしないもの 
毎回マツコさんと関ジャニ村上くんが世相を小気味よく斬ってゆくのですね
ちょうどその回は前々からずっと 訝しく思っていたご当地ナンバーをキッチリ扱ってくれたってわけです

極論(結論)はマツコさんの一言・・・「ナンバーなんて識別する記号みたいなものだし何だっていいじゃん!」
全くもってその通り まだまだ品川ならハイソ 湘南なら磯の香りでお洒落ってステレオタイプなイメージ付きまとってますもん
ですけどね 神奈川県って案外広く山間部と海岸部ではかなり印象違うのです
京王線・小田急線・田園都市線・東横線・京急沿線の住宅地でもかなり風景は異なります

地方にいてホントの神奈川知らない方は 横浜の小奇麗なイメージ 江ノ島沖の相模湾の開放感しか知りません
なのに特に先駆けとなった湘南ナンバーはエリア広すぎて 詐欺ではないかと・・・(^^;
その点を少しは反省したのでしょうか?新規に割り当てられたのは随分真っ当にわかり易くなってます
少なくとも富士山ナンバーのように突飛なものはありません:こんなダサいネーミングで地域振興になんてならねーよ
ホントお役所の方ってセンスないね(爆)

ともかくもナンバーなんて記号みたいなもの!そこに変に執着しブランドのように崇めることほどアホらしいものないのです
品川ナンバーだから金持ちそうとか 黄色いナンバーは軽だから貧乏くさいって概念は捨て去りましょうよね
その方の人間の器の小ささ=ケツの穴の小ささ
を公に晒すようなものですから


 


Porsche A.G

2013年07月03日 | 自動車・automobile



ポルシェ(Porsche A.G. )は、ドイツの自動車メーカーである。
本社はドイツ南西部のシュトゥットガルト 高級スポーツカーとレーシングカーを専門に開発・製造し
中でも1963年に発売されたスポーツカー「ポルシェ・911」は改良を重ねながら製造・販売されている

ポルシェは創業以来2人乗りもしくは小さな後部座席を備えるスポーツカーを専門にしていたが
スポーツカーという限られた市場だけに依存した経営から脱却するために
人気の高いSUV市場への参入を画策 これに賛同したフォルクスワーゲンと
共同開発した5ドアSUV「カイエン」を2002年に発売

 

カイエンはポルシェらしいスポーツカーの精神を
宿したSUVとして世界的に人気を博しポルシェに大きな利益をもたらした
カイエンの成功を受けて2009年には4ドア・セダンの「パナメーラ」を発売

価格的にメルセデス・ベンツ SクラスやBMW・7シリーズに相当する車格
カイエンも競合相手と同様のラグジュアリィカーの味付けがなされスポーツカー専業メーカーではなくなっている
さらにポルシェはカイエンよりも小型のSUV「マカン」の発売を予定


 

ポルシェです代表的なのは911 そのデザイン・アイデンティティーは50年近く経っても脈々と受け継がれてますよね
独特の丸めのヘッドランプ 女性のヒップのように
迫力と肉感さを備えたリア周りは
車に疎い方でも一発で分かるってもの 

創業以来ずっとピュアスポーツ路線で進んできましたが 11年前のSUVカイエンの成功 
4年前まさかまさかのセダン パナメーラの登場で旗色が変わってきました



一昔前なら911のコクピットなんて直線基調で 黒革に包まれ 男の仕事場って印象でしたが
眩しい赤や落ち着いた大人のタンカラーなど自由にチョイスできますもんね
ナビ(マルチメディアステーション)も当たり前のように標準装備ですから



自動車メーカーひとつの硬派なモデルに特化しては商売成り立たないでしょう
過去培ってきた技術を最新型にフィードバックさせないと 世界市場では生き残っていけないのも確かなところ
でも根強いスポーツカーファンのため 911やジェームスディーンも所有してたボクスターは夢・憧れとして残してもらいたいのです 
でも個人的にはカイエンハイブリッドが欲しかったりするのですがね(^^;

 


願う

2013年06月22日 | 自動車・automobile



トヨタソアラ2代目 Z20型先代のスタイルを継承し曲線を巧みに取り入れた

販売時期がバブル景気と重なったため高価格にもかかわらず販売は好調で
発売から約5年間で30万台以上を売り上げる大ヒット作となった

グレードは下からVZ、VX、2.0GT、2.0GTツインターボ、3.0GT、3.0GTリミテッド
3.0GTリミテッドのエレクトロマルチビジョン装着車にオプションで
金属バネの代わりに空気のバネを採用した電子制御式エアサスペンションを世界で初めて搭載
デジタルメーターを虚像表示としたスペースビジョンメーター
車速感応型パワーステアリング 4輪ESC(ABS) エアコン ラジオ カセットの3モードを
1枚の液晶タッチパネルに切り替え表示できるマルチコントロールパネルなど先端技術も積極採用

CR-Z(シーアール-ズィー)は本田技研工業が生産・販売する
ハッチバック型のスポーツタイプのハイブリッドカーである
環境負荷の軽減が優先されるハイブリッドカーでも運転する
楽しさを感じられるスポーツ性を融合させた乗用車

2+2のライトウェイトスポーツというパッケージは、CR-Xや初代インサイトを彷彿させるもの
2008年以降発売される地球環境を意識した車両を
ホンダでは「Honda Green Machine」と称し、CR-Zは「グリーンマシーン3号」である
ハイブリッドシステムは、1.5L i-VTECエンジンとHonda IMAシステムを装備

CR-Zの写真のほうは 過去ブログに掲載したかもしれませんが 思うところあって再度使わせていただきます
たぶん未公開とは思うのですが・・・予めお断りはしておきますね
最近自動車業界 燃費効率に優れたハイブリッドだ パッケージングが秀逸で
人間・荷物を気兼ねなく積める道具として重点が置かれた造りになってますよね

通勤・通学・買物と日常の足です 用途別に複数台所有するのは困難でもあります
一台ですべて完結すれば それに越したことはないでしょう
でも 車好きでバブルを体感した男から言わしめると それでは夢や華がないのです。。。
特にこうしたスポーツクーペは 国産ではホンダくらいでしょ?試乗させてもらいましたが
確かに乗り心地は硬く 見切りもやや悪く 実質2人乗り 道具として考えるなら全く事情に合ってませんよね(^^;

確かにガソリン代は高値で推移してます 維持費も馬鹿にならないでしょう 
でも街中に同じ車種が溢れてしまうのは かなり寂しいのです
いつかはあの憧れの車種を手にしてやるぞ!っていい意味でのギラギラした物欲がないと人生つまらんから
他経済も潤わないし⇒間違いがなければ 日本の全就労者の10%は自動車関連らしいですしね(何かのニュースで見た)

そうは言ってもこの事態 急には変わらないでしょう あと若者の購買欲の変化も
でも・でも・・・このままでは寂しすぎる バブルの頃は単に皆浮かれて どこか価値観が歪みおかしい部分はありましたよ
改める部分は改めればよいだけです 国産車の復権を切に願いたいですね

 

 


道楽

2013年06月01日 | 自動車・automobile


ある意味異様なこの光景…決して不法投棄された車ではありません 
近所に事務所の倉庫か何かを整理して20数年前(バブル)の頃の名車を動態保存してる道楽なオヤジさんです
状態からして保存のみで動かすことはしてないはずですが ナンバーは編集で隠しております・こんな感じで12台は並べてあるのですね

1台づつ解説しておきましょうか?通称:R32(アールサンニィ)超感覚スカイライン 1989年5月4ドアセダン7グレード2ドアクーペ5グレードで登場
5ナンバー枠の限界近くまで大型化していた先代と比べて大幅なダウンサイジングが行われたと同時に
GT-R以外の系列は最後の5ナンバースカイラインとなる
ボディタイプはサッシュレス4ドアセダンである「4ドアスポーツセダン」と「2ドアスポーツクーペ」のみ

このようにGT-R以外の3ナンバーモデルも発売されたものの
A31型セフィーロのように全車3ナンバー化はされなかった。。。この1989年は他にセルシオやユーノスロードスターも登場 
名車を多く排出した豊作な年とも言われます 写真はGT-Rではなく2000ccのGTS-tかと思われますね
ほぼエクステリアは同じですがRのバッジがないので 道路に面してますが
私有地ですから中に入って確かめるわけにはいきません:これが限界です

高校時代の同級生が廉価版の2000GTに乗ってましたが 内装はかなりプラスティック 
排気音は日産の直6らしい図太い音が印象的でしたっけ? 

R30型ポール・ニューマンを広告キャラクターに起用した事により
「ニューマン・スカイライン」の通称やR30型の型式番号で「R30」(アールサンマル)の通称
後期型のRSでは薄型ヘッドランプとラジエーターグリルレスのデザインで「鉄仮面」の通称で親しまれていた
ボディバリエーションは基本の4ドアセダン・2ドアクーペの「ハードトップ」・5ドアセダンの「ハッチバック」
後に追加されるステーションワゴンの商用車「エステート」の4種

ここのオヤジさんはよほどスカイラインが好きなのか 同年式車×2台てな具合で保存させております
さすがにR30型は中古市場には出回りませんよね~ 独特の面構え 後期型鉄仮面 
歴代のスカイラインでもっともボディタイプが豊富ではないでしょうか 丸型テールランプはずっと継承

マツダRX-7 1985年10月に最初のフルモデルチェンジが行われ2代目FC3S型となった
FCプラットフォームが用いられリアサスペンションは独立懸架式となり トーコントロール機構付きのマルチリンク式となる

エンジンはインタークーラー付きターボ13B型を搭載
フロントブレーキには国産車初の対向4ピストンのアルミキャリパーを採用

ポルシェ・944との類似性が自動車雑誌などで話題となり
初代に引き続き「プアマンズ・ポルシェ」の呼称が使われることもあったが性能面では大きく向上

この形式は今でも中古で安価に結構出回っております 7っていうとエアロパーツで武装して 
折角の流麗なライン崩してる車体も多いだけにノーマルで充分ではないでしょうか? まあいいところタイヤインチアップ+ホイール交換くらいで
 
ポルシェ・944とずいぶん比較されましたが マツダかなり頑張ったと思ってます 
当時会社の同期が真っ赤なガブリオレを所持したのに憧れたし 今でもネットで検索し数枚写真見ても 古臭さはさほど感じませんから・・・
ただしロータリーターボです 燃費は最悪でしょうね リッター3kmいけば御の字かなって(^^;

最後の一枚ホンダバラードCR-X 
1983年7月に「バラードスポーツ CR-X」として発売 キャッチフレーズは「デュエット・クルーザー」
なお海外では「CIVIC CRX」(RとXの間のハイフンが付かない)の名前で売られていた グレードは、1.3Lの「1.3」と1.5Lの「1.5i」
リアにハッチを持ちテールエンドを断ち切った形状のファストバッククーペ⇒ここ結構好き嫌い分かれるポイント 
現在のハイブリッドクーペCR-Zに継承されております

 車体の軽さも特徴であり重量は760kg (「1.3」5速MT)/ 800Kg (「1.5i」5速MT)となっている
2,200mmという非常に短いホイールベースと相まって生み出されるハンドリングは大変にクイックだったため
ステアリングの舵角中立部の反応は意識的にやや鈍く設定されていた

たったの800kgですよ!現在の妙に豪華になった軽自動車よりはるかに軽いのです
ライトウエイトスポーツってこの車種のためにあるような言葉ですよね レース好きな甥っ子が初めてのマイカーとして
手に入れ 後部座席取っ払い ロールバーで補強・シートも交換した車体に同乗させてもらい山道全開で攻めましたが
ゴーカートのような硬い乗り心地+強烈な横G受けて死ぬかと思いました・・・ 

ともかくも 松山にはお隣高知と違って自動車ミュージアムが存在しません 
ここのオヤジさんにはもっとコレクション充実させて 設立させてほしいものです