風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

天使の詩

2005年01月03日 | 清水ともゑ帳
年の初めには、初○○がいろいろありますが、
私が初めて映画館で観た洋画についてお話したいと思います。
外国語に興味を持つようになったきっかけのひとつも、この映画を観たことに始まっています。
それは、イタリア映画で「天使の詩」というタイトルです。
当時、私は姉に連れられて行ったのですが、小学生だったので、字幕スーパーに読めない漢字が多くてストーリーがよくわかりませんでした。
ただ、観客のほとんどが泣いていたことだけが印象的でした。
なんとなく物悲しい映画だったということしか覚えていません。
その後、この映画をもう一度観たいと思い続けて、なかなか観ることができませんでした。
テレビでの放映もなかったと思います。(見逃していたのかもしれませんが…)
レンタルビデオショップを何軒も何度も探しましたが、出ていませんでした。
それが、5、6年ほど前、偶然に深夜番組で放映されたのを観ることができました。
その晩はなかなか寝付けなくて、テレビのスイッチを入れたら、あと数分で始まるところでした。
絶対に録画しなければ…と、ビデオデッキにテープをセットしました。
長い間、なぜかフランス映画だと思い込んでいましたが、このときにイタリア映画であったことを知りました。
遠い昔、なぜ、観客があれほど泣いていたのか、やっとその内容がわかりました。
母を亡くした幼い兄弟と彼らの父親との絆が描かれていました。
30年近く経ってからもう一度観て、この映画の質の高さにあらためて感動しました。
録画したビデオテープはツメ折れにし、私の「永久保存版」になりました。
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5 コメント

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その"なぜか?"が知りたーい。 (Lily)
2005-01-03 19:57:11
おめでとうございます。

年賀状届きましたよ。

受け取る前に、あの怪しい写真を既に

見ていたので、ギャップに"くすり"としました。今年もよろしくお願いします。



やっとわかった内容がすごーく気になりました。
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やまやまなのですが… (ともゑ)
2005-01-03 21:39:52
その結末をお話したいのはやまやまなのですが、

楽しみを根こそぎ奪ってしまいそうなので、

途中までにしました。

この映画で語られている愛情は、時代と世代を超えて

共感を得られるものではないかと思います。



Lilyさん、こちらこそ今年もよろしくおねがいします。
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初仕事 (徒然日暮)
2005-01-04 12:37:24
「初」仕事中です。

いくら探しても見つからなかった映画が、

深夜放送で偶然に巡り会うというのは

“不思議なもの”を感じさせますね。

やはりこれも「縁」なのでしょうか。



Lilyさん、私も

今年もよろしくお願いします!
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私も… (ともゑ)
2005-01-04 21:09:14
初仕事、お疲れさまでした。

さっき、今日のお弁当を見に、

徒然さんのHPにおじゃましに行ってきたところです。



この映画との再会には私も「縁」を感じました。

言葉やストーリーがわからなくても、

何かうったえるものがある作品というのは、

幼い心にも深く刻まれるものなんだなぁと思いました。



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メール有難うございます。 (Lily)
2005-01-05 17:18:22
わざわざメールいただき有難うございます。時間のある時にゆっくり見ますね。
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