昨日、近所のスーパーへ出かけたら、鮮魚コーナーでイカナゴ(小女子)を見つけた。
「これは買いだ」とばかり、すぐにカゴへ入れた。
瀬戸内に春を告げるといわれるイカナゴ。
神戸の姉夫婦のもとに住んでいたころ、よく食べた。
釜揚げのイカナゴに七味唐辛子をかけ、二杯酢で食べるというのを義兄に教わり、それが格別においしくて大好きだった。
ある年の3月、明石・淡路島間を行き来する、たこフェリーに乗船した。
名前のとおり、船体にはタコの絵が描かれている。
明石を出港し、甲板から明石海峡大橋を眺めていたら、海上にいるというのに、しょう油の香りに包まれていった。
イカナゴを佃煮にしている「くぎ煮」の香りだ。
甘辛い味まで想像できる。
淡路島が大きく見えてくると、もっともっと力強く香ってきた。
その日は、曇っていて肌寒かったのに、イカナゴ漁が始まったというだけで、春をからだ全体で感じていた。
それにしても静岡で、釜揚げのイカナゴが手に入るなんて珍しい。
もちろん、七味唐辛子をかけ、二杯酢で食べた。
昨日も風が強く寒かったのに、イカナゴはやっぱり春の暖かさを胃の中まで運んでくれた。
「これは買いだ」とばかり、すぐにカゴへ入れた。
瀬戸内に春を告げるといわれるイカナゴ。
神戸の姉夫婦のもとに住んでいたころ、よく食べた。
釜揚げのイカナゴに七味唐辛子をかけ、二杯酢で食べるというのを義兄に教わり、それが格別においしくて大好きだった。
ある年の3月、明石・淡路島間を行き来する、たこフェリーに乗船した。
名前のとおり、船体にはタコの絵が描かれている。
明石を出港し、甲板から明石海峡大橋を眺めていたら、海上にいるというのに、しょう油の香りに包まれていった。
イカナゴを佃煮にしている「くぎ煮」の香りだ。
甘辛い味まで想像できる。
淡路島が大きく見えてくると、もっともっと力強く香ってきた。
その日は、曇っていて肌寒かったのに、イカナゴ漁が始まったというだけで、春をからだ全体で感じていた。
それにしても静岡で、釜揚げのイカナゴが手に入るなんて珍しい。
もちろん、七味唐辛子をかけ、二杯酢で食べた。
昨日も風が強く寒かったのに、イカナゴはやっぱり春の暖かさを胃の中まで運んでくれた。