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風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

陣馬の滝から田貫湖へ(1)

2011年06月15日 | 静岡
          (陣馬の滝)

真夏日になりそうだと天気予報で言っていた昨日、涼しいところへ行こうと、車のバッテリーの充電を兼ねて出かけました。
毎度のことながら、私たち夫婦の行動はいつも昼過ぎ。
夕方までに帰るとなると そう遠くへは行けないので、富士山の麓、田貫湖(たぬきこ)へ向かいました。

カーナビを搭載していないうちの車。
ハンドルを握っていた私は田貫湖方面への道を間違え、そのまま朝霧高原へ進んでしまいました。
来た道を折り返し、この辺かなというところの道を曲がったら、偶然に「陣馬の滝」への道に入りました。

以前、「陣馬の滝」を取材したテレビ番組を見て、私がかねてから行ってみたかったところ。
田貫湖への道を間違えたことはラッキーでした。

駐車場やトイレなど整備されていてきれいです。
車を降りると、静かな田園風景が広がっています。



清水を出るときには晴れていたのに、山の天気は変わりやすく雨が降りそう。
でも、梅雨を忘れるくらいの高原の清涼な空気を感じられます。
陣馬の滝への遊歩道へ入ります。
入口の「OPEN」の旗は、地元の方々が集まって、歩道脇で市場を開いているのです。
竹の子、わらび、わさびなどのほか、クッキーやおしるこもあり、売上金は被災地への支援として送られるそうです。



このあたりもやっぱり水がいいんですね。



平日にもかかわらず、ちょっとした賑わいがあったのは、水を汲む人たちが絶えず訪れているからでした。
たくさんのペットボトル。
水が冷たそう。ボトルがくもってる。



水量が多くて、滝の近くへ行くのには、靴が濡れてしまいそう。
引き返すことにしましたが、ほんとマイナスイオンに溢れている感じ。
気持ちいいです。



「陣馬の滝」とは、鎌倉時代初め、富士山の麓で巻狩りをした源頼朝が、日が暮れて滝の近くに一夜の陣を敷いたことから名づけられたと、由来について書かれていた札。



このあたりは「歩く博物館」となっているようなので、周辺を少し散策することに。(つづく)